「痛くない?」 ――あぁ……っ、い、痛くない、けど……、これ……、あぁ……、あん……。 恥部を好きな男に晒して、舐められたあと、その内側を優しく、丁寧にいじられ、ほぐされる。それがこんなにも気持ちいいなんて、僕は想像もしていなかった。ハーヴィーは僕を見つめては、時折、唇を塞ぎ、「かわいいよ……。ぼくのオリバー……」と耳元で囁く。すると、全身は徐々に脱力して、恍惚としてしまって、なにも考えられなくなっていった。ただ、ハーヴィーの愛撫に身を委ねて、感じるだけ。快楽に溺れるだけ。 しかし、やがて彼の指は、僕の蕾の内側の、ひときわ敏感な場所へやってきて、より刺激的な快感を与えた。僕はビクビク……っと体を震わせて、身を反らす。 ――ああ……、あ……、待っ……!「ここがいい……? すごくドクドクしてるね……。オリバー、わかる……?」 ――やあぁ……、あぁっ、そこ、だめ……っ、ハーヴィー……っ!「どうして? 君の体は悦んでる。ほら……、もうこんなに柔らかくなって……」 くちゅ、くちゅ……と卑猥な水音が、規則的に響く。蕾の内側で、脈打つ場所を執拗に撫でられて、僕はもう気が狂ってしまいそうだった。そそり立ったままの肉棒の先端からは、相変わらず体液が溢れ、茎を伝って垂れている。いじられているのは尻の方なのに、肉棒がまるでよだれを垂らしているかのように震えている。やがて、腹の奥からなにか込み上げてくるような感覚を覚えて、僕は仰向けになったまま、たまらずに腰を振った。 ――でも……、あぁっ、あ……、もう……でちゃいそ……だからぁ……っ。 そう訴えると、ハーヴィーはやっと指を抜いて、穿いているズボンと一緒に、下着を脱いだ。それからぎゅっと僕を抱きしめる。彼のパンパンに膨らんだ股の間のそれが、僕の体に擦られるようにして当たっている。まるで、今すぐに君が欲しいのだ、と、そう言われているような気がした。だが、僕はもうぐったりとしてしまって、彼を抱きしめて返すこともできない。「先に気持ちよくさせてあげようと思ってたけど……。ぼく、もう我慢の限界だ……」 ――限界……?「オリバーのせ
Last Updated : 2025-10-09 Read more