亨の葛藤:あー、ヒカルさんの胸が腕に当たりまくりだし…。めっちゃ気になるんだけど、ヒカルさんがスヤスヤしてる寝顔見てたら毒気抜かれるー。くそー‼悔しいが、俺も寝るか…。ってこの状況で眠れねーよ!もうこの無防備お嬢さんは人の気も知らないで…。そして、夜が明けた。「よく眠れましたか?お嬢さん?」「あれ?亨さん、眠れなかったの?」 ヒカルが無邪気に聞く。「あの状況で眠れません‼無防備も大概にしてくださいね」「そっか、無防備だったのか…。私はただ亨さんの体温が好きだっただけなんだけど…」「あの…落ち込ませるつもりないし。昨日は自分がどうしていいかわからなくて困ってただけで…。ヒカルさんがあんまり気持ちよさそうにスヤスヤ寝てるから。写メ撮りたくなった」「それは止めてください。恥ずかしい」「若気の至りってことで」「至りません‼」「襲うのは考えなかったの?」「寝顔見たら毒気抜かれた…。情けない」「そうなの?毎日添い寝にしようかなー?私は良く寝れるし」「俺がグロッキーになるから止めてください」「あら、添い寝じゃなかったら?」「朝まで抱きまくり」「それなら、添い寝で眠れないと変わらないじゃない?」「違う‼俺の気持ちよさはどこに行ったんだよ?」「あ、そう」「学校に行かなきゃ、あとでまた来るんでしょ?サッカー部」「そうだな」「じゃ、あとでね」「コノハー!」「今日はまた一段と元気だね?なんかあったの?」「添い寝すると、なーんもなく朝になった。亨さん曰く、『私だけが気持ちいい』らしい」「それはまた。亨さんは地獄を見たってことだね。ヒカルは亨さんの体温が好きで添い寝希望と。そうすっと、亨さんは毒気を抜かれるわけだね」「そうなのー」「嬉しそうだけど、ヒカル。また、亨さんにガマンさせてるよ?」「そうなの?」「少なくとも昨日は一晩中ずーっと」「そうなんだ…。なんか悪いことしちゃったなぁ」 いつもの屋上トーク。一部の男子。それもサッカー部を退部になった男子が聞いていた。「疋田兄妹、兄妹で愛欲に溺れる」と学校新聞に載った。 兄妹じゃないから、まぁ合っている。「疋田君、ちょっと校長室へいいかな?」 ヒカルが呼び出された。「火のないところに煙は立たないわけだが…説明してくれるかい?」 ヒカルは面倒だなぁと思いつつも説明をした。サッ
ปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-15 อ่านเพิ่มเติม