บททั้งหมดของ 今日から車いすなんですか?: บทที่ 21 - บทที่ 30

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第20話 疋田さん、噂の的になる。

亨の葛藤:あー、ヒカルさんの胸が腕に当たりまくりだし…。めっちゃ気になるんだけど、ヒカルさんがスヤスヤしてる寝顔見てたら毒気抜かれるー。くそー‼悔しいが、俺も寝るか…。ってこの状況で眠れねーよ!もうこの無防備お嬢さんは人の気も知らないで…。そして、夜が明けた。「よく眠れましたか?お嬢さん?」「あれ?亨さん、眠れなかったの?」 ヒカルが無邪気に聞く。「あの状況で眠れません‼無防備も大概にしてくださいね」「そっか、無防備だったのか…。私はただ亨さんの体温が好きだっただけなんだけど…」「あの…落ち込ませるつもりないし。昨日は自分がどうしていいかわからなくて困ってただけで…。ヒカルさんがあんまり気持ちよさそうにスヤスヤ寝てるから。写メ撮りたくなった」「それは止めてください。恥ずかしい」「若気の至りってことで」「至りません‼」「襲うのは考えなかったの?」「寝顔見たら毒気抜かれた…。情けない」「そうなの?毎日添い寝にしようかなー?私は良く寝れるし」「俺がグロッキーになるから止めてください」「あら、添い寝じゃなかったら?」「朝まで抱きまくり」「それなら、添い寝で眠れないと変わらないじゃない?」「違う‼俺の気持ちよさはどこに行ったんだよ?」「あ、そう」「学校に行かなきゃ、あとでまた来るんでしょ?サッカー部」「そうだな」「じゃ、あとでね」「コノハー!」「今日はまた一段と元気だね?なんかあったの?」「添い寝すると、なーんもなく朝になった。亨さん曰く、『私だけが気持ちいい』らしい」「それはまた。亨さんは地獄を見たってことだね。ヒカルは亨さんの体温が好きで添い寝希望と。そうすっと、亨さんは毒気を抜かれるわけだね」「そうなのー」「嬉しそうだけど、ヒカル。また、亨さんにガマンさせてるよ?」「そうなの?」「少なくとも昨日は一晩中ずーっと」「そうなんだ…。なんか悪いことしちゃったなぁ」 いつもの屋上トーク。一部の男子。それもサッカー部を退部になった男子が聞いていた。「疋田兄妹、兄妹で愛欲に溺れる」と学校新聞に載った。 兄妹じゃないから、まぁ合っている。「疋田君、ちょっと校長室へいいかな?」 ヒカルが呼び出された。「火のないところに煙は立たないわけだが…説明してくれるかい?」 ヒカルは面倒だなぁと思いつつも説明をした。サッ
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第21話 疋田さん、妊娠疑惑を巻き起こす。

 なんだか気だるい。食欲も有り余ってたのに今はそんなにない。そう言えば前の生理はいつだっただろう?いろいろ忙しくて覚えてない…。 妊娠…してないよね?「ふぅ」「どうしたの?ヒカル?今日はまたなんかアンニュイね」「何でもないよ、大丈夫。最近いろいろあり過ぎて疲れてるのかな?」「確かにいろいろあり過ぎー。ヒカルの周り」 サッカー部のコーチに亨さんがいる。家で話をしよう。避妊…してるよね?何で?私まだ16なんだけど?「俺に何か用?」「後でね、お兄さん」 そう言い、とりあえずその場はそのままにした。「ところで、今日もサッカー部員うちで勉強会か?」「自分のことは自分で、です。亨さんのようなカッコいい大人になりたいんで、少しは自立します‼」「いい心がけだな」「ありがとうございましたー」×16亨さんと家路についた。「ヒカルさん、今日はなんか変だぞ?どうかしたか?俺、なんかしたか?」――なんかはしまくってるケド「あの…あの…」――凄い言いにくいー‼「なんだよ?ハッキリしないなぁ?何?」「驚かないでね。私、妊娠してるかもなんだけど心当たりある?避妊してる?」 亨が固まった。しまった。相手はまだJK真っ盛りの16歳。「悪い。避妊してない時あったのは確かだ」「婚約者だから悪くはないのよ。確かなのかどうかよ。やっぱ病院かなぁ?」「そうだな、確かなのかが重要だよな。とりあえずのそこらで売ってる妊娠検査薬は試したのか?」 ヒカルは首を振った。「まずはそこからだな」「誰が買うの?顔見られたらマズいよ」「俺が買ってくるよ。俺なら問題ないだろ?学校でも問題にならない」「頼んでいいの?」「俺にできることはやりたい」 市販の妊娠検査薬…陽性。「何種類か試して全部陽性反応だもん。次は病院?」「そうだな、学校にはヒカルは気分が悪いといっておく」「お願い‼というか一人は心細い…。電話連絡じゃダメ?」 ヒカルの上目遣いで亨はKOされた。「明日二人で行こうか」 なんだかゆるやかな時間が二人の間に流れる。翌日、「保険証持ったか?というか、保険適用か?」「病院関係のは全部持ったわよ。行きましょう」――またしても頭の中でほら貝が鳴る。想像妊娠でありますように「残念ですが、想像妊娠ですね」 ほっと胸をなでおろした。「お若いですから、
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-16
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第22話 疋田さん、周りに守られる。

「俺が憎ければプレイで俺を負かせばいいじゃないか?そうではないのか?サッカー部員?」――さっきから、高校生のイタイとこ結構つくなぁ「それに、勉強会なんでうちでしないんだ?自立か?ヒカルさんは今まで通りの関係を望んでいるんだぞ?結構じゃないか。今まで通りうちで夕飯食べようが、誰が文句を言うんだ?」――亨さんが言いそう「わかりました。今まで通り。お世話になります。本当に亨さんはカッコいいですね。どこまでも疋田さんを大切に想う感じが『the大人』って感じ」「君たちだって俺くらいの年齢になればこんなもんだよ」 と、一件落着した。「さて、お次は陸上部だなぁ?」「コノハー‼」「校長との話はあとでlineするよ。陸上部は偏見ないかな?彼、イトコで私の婚約者ってことになったから。陸上部のみなさんでも何かあったら伝えておいて!私がアドバイスしてるのなんかヤダとか思われたくないもん」 で、家に帰った。「ありがとう。サッカー部では私を擁護してくれてるみたいで」「だってあのままほっといたら俺は出禁で、ヒカルさんだけサッカー部所属みたいになる。それは嫌だ。この間みたいな嫌がらせ(?)あるかもしれないし、なによりヒカルさんは無防備だからなっ」――ちょっと怒ってる?「なんか怒ってる?話してるうちに思いだして腹が立ってきたんだ。あんまり気にしないで」「陸上部はミーティングでなんか話すかもだけどコノハがうまく言ってくれるんじゃないかな?」「そうだといいね」「やだー、兄妹でいちゃついてる人が同じクラスにいるの~?」――また始まったよ… そこに佐伯君「彼は疋田さんのイトコで婚約者だから、あの写真になんの不審な点はない」――かなり不審だよ?「えーでも産婦人科前だし~?」「婚約者でもないのに、妊娠する方が変だろ?そういう人って結構世間にはいるんじゃない?」「…」 治まった。「疋田さん、大丈夫?部活までは俺らサッカー部員で守るから。部活に行けば亨さんがいるだろ?」 有難い。サッカー部員。そこまで亨さんを尊敬してるのか。凄いカリスマ性だな。 屋上でのコノハとのひととき「やっぱコノハといる時が解放感ー‼」「それ、亨さんに言いつけるよ?」「しょうがないじゃん、事実だもん。解放ーとか言って脱がされそうだけど…」「ああ、そういう緊張感あるんだね。解放感ね
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-17
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第23話 疋田さん、いろいろよく考える。

「うーん」「ヒカル!」「あ、コノハー!いつからが精神的に好きって言えるのかなぁ?」「これまた難題にぶつかってますなぁ。離れたくないとか?」 ヒカルは昨夜を思い出して若干赤面してしまった。コノハは見逃さなかった。「昨日の夜なにかあったね?」「うーん、離れたくないとは思ったんだけど。それはどうなのか?と思ってね。亨さんの気持ちもわかんないし」「亨さんには離れたくないって言ったの?」「うん。でも、うわ言みたいなもんかもしれないじゃん。だからさぁ。わかんなくて…」「いつも大変ですな。成績良くてよかったね。フツーは成績に出るよこんなに考えこんだら」「…」「ほら、サッカー部に行くよ!私の使命なんだから‼」 そしてサッカー部に行った。「すっげー‼」 コノハと顔を見合わせた。何事⁇「あ、疋田さんを送りました」「コノハちゃん、ありがとう。また、うちに宿題しに来てね?宿題の山、うちに置きっぱなしだよ?」「あ、提出期限ヤバいのあるかも。近々お邪魔します!」「それじゃ私は陸上部の方に行くね!じゃあまた明日‼」「何の騒ぎ?」「いや、亨さんのカラダ。腹筋とか胸筋とかマジで凄いんで」――それは知ってるけどさ「ゴメンねー。内緒にしてたけど、実は俺格闘技全般黒帯なんだ。俺強いよ」「それって、柔道・空手・合気道・テコンドーとかですか?」とキャプテン。「そんな感じー」 言葉は軽いが、黒帯は…「弓道もでしょ?まさかの相撲?」「いやいや、相撲はないよ」と言われた。――これも牽制か?「ヒカルさん、いいなぁ。このカラダなら俺、抱かれたい」「俺も」×10「俺は嫌だぞ。男は。むしろ、ヒカルさん以外抱きたくないもん」――公にぶちかますかね?この人は… 肩を抱かれた状態でヒカルは思った。「あの、サッカーの練習はどうなってるんですか?このままじゃ亨さんのカラダを愛でる会になりますよ?監督、微妙ですし(笑)」「そうだな。部員、ピッチで柔軟!」「亨さんも柔軟しっかりしてくださいね。筋肉がしっかりしてる分ちゃんと柔軟しないと筋繊維がブチ切れますよ?」「冷静に怖いこと言うな。俺も柔軟。混ぜて~!」――はぁ、亨さんは本気と冗談の区別がつかないなぁ「さて、今日も戦力分析っと。ふーん。全体的に苦手なとこが埋まってる感じだなー。FW強化して攻撃力つければ…で
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-18
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第24話 疋田さん、…甘えだす。

「車いすってショッピングカート押せないのよねー。高いところの物とれないし」「はいはい。全部俺がやります」 と言いながら、ヒカルが指示を出さなくてもひょいひょいと食品をカートに入れていく。「アルコール…」「ほどほどならいいわよ。あと料理用に赤ワイン。亨さん残ったら全部飲んじゃうんだもん」 肉・魚と活きがいいやつを選ぶ目もある。2人分よ買いすぎ注意!「冷凍庫あるじゃん。鮮度は落ちていく。美味しい方がいいでしょ?」 2人分なのに何故か5千円以上の出費。今後は抑えなきゃなぁ。カード使ったし。「えーと、亨さんが私を養ってくれるのよね?」「その予定」「だったらカードは封印して本当に二人で生活してみないと。今日は買い過ぎよ」「反省しております」「さ、家に帰りましょう?」「亨さんて職業何になるの?」「さぁ?」「自分のことなのに無責任ね」「今は兄貴の補佐みたいな感じだけど、正式にヒカルさんと婚約発表したら婿入りみたいな感じでヒカルさんとIT分野の会社だろ?多分俺は顧問弁護士みたいな微妙なとこだろうけど」――そうだった…自分の立場を忘れてた「ごめんなさい。自分の立場忘れてたわ。そうよね。今はお兄さんの補佐しなくていいの?」「俺は元々放蕩息子って感じだったから、ヒカルさんのところに落ち着いていて逆に親は安心してるんじゃないか?」――うーん。やっぱり亨さんと一緒にいたいなぁ。離れたくないっていうか、くっついていたいみたいな…コバンザメみたいだな ヒカルはクスっと笑ってしまった。「どうした?」「亨さんと離れたくないなぁとボケーっと考えてて、ちょっと違うくっついていたいって思った時に頭をコバンザメがよぎったのよ」「本当にそう思ったの?まだ昼だけど?夜になってないけど?」「信用してないの?」「だって、嘘みたいだから。本当なら嬉しい。俺と同じ気持ちだよ」「コバンザメ?」「体格差的にヒカルさんの方がコバンザメっぽいよ」 そう言って二人は昼間っから一晩中くっついていた。「亨さん?私の知らないところで消えてしまわないで…」「消えないよ、安心して」流石におなかが鳴った。「朝食、食べようか?ヒカルさんは学校だよ!」「んー、休むー」 そう、亨の腰に手を回す。「参ったなぁ、帰ってきてから。ね?」 ヒカルが膨れた。「可愛いがそれはそうと
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-19
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第25話 疋田さん、コバンザメ化する。

「今日はストレートに学校に行きましょうね。ほら、起きて!」「休むのー」「ダメです。学校にはキチンと行きましょう。コノハちゃんが待ってるよ」「行く」「コノハちゃん効果強いなぁ。サッカー部でな」「ヒカル!」「コノハー」「ん?今日も様子が違う。昨夜もオール?お疲れです。これは亨さんのクセかなぁ?今日も首筋にキスマークがよく見えるよ。もう、昨日のと合わせて今日は2カ所わかるよ。ヒカル、破廉恥ー!」「あ、そのこと亨さんに言うの忘れてた。目立つかなぁ?」「見慣れてないと大丈夫だよ」「コノハ…見慣れてるの?」「実は…あれでもうちの親がね…。さ、サッカー部に行こう!」 コノハに引っ張られてサッカー部に来た。亨さんもいる。ヒカルの顔が紅潮する。「亨さんとヒカルさん昨日ナンカあったんですか?」「そんなの日常茶飯事だよ」 と、亨は流す。内心の亨は、俺なんかしたかなぁ?とドッキドキ。――紅潮って初恋じゃないんだから、私何やってんのよ「部員と亨さんは柔軟の後走り込みね」「俺も?」と、亨。「体力づくりと思って。ね?」 ブツブツ言いながら、ヒカルの言うこと聞いて部員と一緒に走る。「亨さん、体力も持久力もあるでしょう?」「人並以上は…でも指示が出たからね」「俺らのペースに合わせられる大学生もそうそういませんもん。会話付きだし、息あがってないし俺らの方が先にばてそうだ」「俺は人工呼吸してやるのやだぞ。生きろ!」「ヒカルさんの近くにAEDあるから大丈夫ですよ」 帰る途中買い物をして帰った。「なぁ、あのサッカー部に来た時ヒカルさん、顔紅潮させただろ?俺、なんかしたか?」「なんもしてない!いや、いっぱいしてるっちゃあしてるけど。そうじゃなくて紅潮は私も変だと思って」「理由不明の紅潮というわけか…」「そうなの…初恋の人と目が合いましたーとかなら分かりやすいのに…」 露骨に亨がムッとした。「初恋の人、誰?」「覚えてないわよっ」「そんなこと言ったら亨さん、女性経験豊富そうだったけど?ってなるわ?」「はい、ごめんなさい。俺の女性経験かぁ、俺が特定の人に執着したのはヒカルさんが初めてだよ。これはマジで」「ありがと。今までの女の人って?」「うーん、平たく言うと俺の財産目当てだったりとかかなぁ?で、体を差し出されてもこっちの体は反射的に反応する
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-20
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第26話 疋田さん、プレゼントをもらってご機嫌

 いつの間にどこで調べたのだろう?亨がヒカルにプラチナのネックレスをプレゼントした。「指輪だと露骨でちょっと邪魔になったりするだろう?だからコレ。ホラ、俺もヒカルさんのより太いネックレス。婚約ネックレス‼今まで指輪なかったもんな。これなら校則に引っかからないだろう?」――確かに。しかも嬉しい。「おっとぉ」 ヒカルは抱きついた。「ありがとう!亨さん。すごく嬉しい‼大事にいつも身につける。これは風呂の時に身につけててもいいの?」「風呂の時は外した方がいいかもな。失くしたら凄い凹むだろ?」「それと、もういいよな。俺のことは呼び捨てでいい。俺もヒカルって呼んでいいかな?コノハちゃんみたいに」「構わないわよ。それより、コノハをライバル視?」「違う違う。分かりやすい例だよ、ヒカル」――亨に名前を呼ばれるだけでドキドキしてしまう「もひとつ大発表ー‼俺、ヒカルの学校で教師のバイトすることになった」「確かに部活に遅刻はしないだろうけど、残業とかしなきゃなんなくない?大丈夫?」「そこはバイト。教壇に立つことはないかなぁ?詳しい打合せしてないけど、NO残業ってことで仕事受けたし」「ずっと近くにいれたらそれでいい」「それは俺も。ヒカル…」「今日はサッカー部の練習試合なんだー。直接行って戦力分析する!」「じゃあ、俺は弁当作って練習の成果が出ているか観戦しに行く!」――こないだみたく動画を頼んでエロ動画に変えられても無駄になるしね「ヒカルさん、元気になりました?」「やだなキャプテン、私はいつも元気ですよ!今日はここで戦力分析してるから頑張ってくださいね」「そして、俺が日ごろの練習の成果ができてるかどうかを見てるから頑張れよ‼頑張ったやつは、俺の特製弁当だ‼」 弁当で部員の士気が上がった。――私が元気になったことより、亨の弁当…。複雑…サッカー部は思った以上に強化されていた。――筋肉の話じゃないなぁ。これは戦術的な話が多いから亨の指導の賜物か「監督、メンバーはなんか少数精鋭って感じですね」「そうだな、指導がよいなー」――監督… うーんGK頑張ってるけど、それってDFがうまくいってないってことだよね…「亨?DFなんかあんまりうまくいってない?」「俺は攻めの男だ‼」――はぁ「それを守る練習すればよかったんじゃない?」「ヒカルあった
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-21
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第27話 疋田さん、ついに結婚する。

2年後「ヒカル、卒業生代表の答辞。頑張れよ‼」「うー、緊張するよー?亨~‼」「本気で言ってるの?亨さんに甘えてるんじゃないの?」「コノハ~‼」「卒業生代表 疋田ヒカル」「はい」 ヒカルは答辞をソツなくこなした。「今日はスーツ姿っすね」 と、サッカー部員たちの羨望の眼差し。「いやぁ、スーツの上からもガタイのよさがわかる!いいなぁ、ヒカルさん…」「どういう意味だよ?」「いや、このカラダつきなら男の俺でも抱かれたいレベルですよ」「俺は抱きたくないぞ。俺の体はヒカルだけ~♪」 と、いつもの会話をしている。「ヒカル。卒業したら正式にマスコミに発表でいいのか?」「2年ガマンしたのよ?私達」「ヒカル~」「コノハ!」「卒業しても時たまふらっと遊びに行くかもだし、連絡するからね!」「うん」 私はコノハに抱きついた。「俺には抱きつかないの?」「ここは公の場です」「前にヒカルは抱きついてきたのに…」「まぁ、あとでってことで、ね?」 ついにマスコミに発表。ヒカルと亨、どっちの苗字になるんだろう? なんか記者会見?興味あるの?世間の人。「ねぇ?籍入れてなくない?」「あっ」「婚約発表だからいいのか」「俺らすっかり籍入れるつもりだったな」「また両家に挨拶かなぁ?」「そこからか(笑)」 金屏風って珍しいもの見た。とりあえず発表終了「ヒカルのお母さんに挨拶かな?」 母の会社に行った。「ヒカル!あら、亨さんもご両親いらしてるのよ?」「まぁ手間が省けたな。しかし悪だくみの匂いしか感じないのは何故だ?」「亨!ヒカルさんも久しぶりねぇ。相変わらず可愛いお嬢さんね」「両家でいつ入籍しようかって話してたのよ」「それなんだけど…僕はヒカルさんと早く入籍したいです」「私も同じ気持ちでこの2年一緒に暮らしてきました」「あらあらまあまあ。吉日とか考えてたけど、ここは2人に任せましょうか?」「そうですね」「あとあの、僕らの苗字は入籍後にどうなるのでしょうか?」「お好きにどうぞ」「私は‘織田’になりたいと思います」「それならそれでどうぞ」「なんとここに婚姻届がありまーす‼」――母、準備良すぎだろ?「さ、書いて」 二人で書き上げた。「この身元保証人みたいのは?」「たいてい新郎新婦の父母ね。亨さんの方はいいけど。うちは
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-22
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第28話 幸せ一杯です

世の中の幸せを全部集めた感じ~。このまま新婚旅行終わらきゃいいのに・・・って思ったけど、終わっちゃうんだよね。亨には、「そんなに世の中甘くない」とか言われるし。不貞腐れて、その晩は一人で寝たもん!そしたら亨は傷ついてたなぁ。そ・う・い・え・ば!コノハが大学を受験したいって相談してきた時はビックリ!あのコノハがまさかの相川先輩とはねぇ。亨はちょっと知ってたみたい。もうっ!なんで教えてくれなかったのよ!!亨曰く、「ヒカルは顔に出るし、大好きなコノハちゃんの事だから詮索しまくるだろうと思ってな……」と。まさに大正論!……ぐぅの音も出ません。全くその通りです。コノハの想い人なんて、絶対に検索しまくる。探偵を雇ってでもっ。 亨と私でコノハに大学受験勉強を指導しました!大好きなコノハのためだもん。 結果、コノハは合格!! まぁ、当然の結果といえば、当然の結果なんだけど。私と亨のサポートだし。 一段落したら、亨が「子供欲しいなぁ」とか呟いている?! う~ん新婚旅行で子供出来なかったわけで、そう簡単に子供出来ないと思う。という旨を亨に告げた。「俺の年齢知ってる?年齢がいくほど、子供って授かりにくくなるんだよ。…確か」 正確な情報をお願いします。「ヒカルは若いからいいけどさぁ。俺だって若い父親ってやつをやりたい!」 うーん、それはちょっとわかるなぁ。私は特殊だけど、若くてかっこいい父親が父親参観(今は絶滅しただろう。保護者参観?)にいたら、ちょっと自慢だよね? うちの母親は……参観日にいなかったな。仕事忙しかったし。まあ気にしてないけど! 両親sも「孫の顔が見たい」とか言ってたなぁ。 ……う~ん。  私は正直まだまだ新婚を味わいたいんだけどなぁ。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-23
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第29話 女子力(?)全開

もう、とっくに卒業しちゃったんだけど、私、蓮野コノハは、相川卓先輩を追いかけてこの大学に入りました!もちろん父には内緒。あー、私が大学に入りたいって言ったら喜んでたけど、動機が不純です…。私がこの大学に入りたいというのは…ヒカルもそうだけど、亨さんにも伝わってマス。ヒカルは私が相川先輩のこと好きだったのに気づいてなかったから驚いてたけど。亨さんは人物までは突き詰めてなかったから、ちょっと驚いたくらいかな?「コノハ~!相川先輩が好きだったの~?全然わからなかった。いつから?いつから?」とヒカルが私を壁に追い込み(追い込み漁?)困っているのを亨さんが助けてくれた。亨さんはとっくの間に私がサッカー部員の中に好きな人がいるって気づいてたから。二人は高校卒業と同時に入籍してラブラブ新婚さん。その割に同棲期間も長いから、熟年夫婦のような空気も醸し出してるけど。「ヒカル、コノハちゃんを追い詰めるようなことはやめて、応援しよう?」 と、まぁ二人が家庭教師(ほぼボランティア)をしてくれたおかげで、私は無事大学に合格!両親も喜んでいました。父は「もう、織田さんの家に足を向けて寝れないなぁ。ガハハッ」などと言っていました。…ベッドは固定だからなかなか向きは変えられないと思うよ?と思っているのは心の中だけにしておこう。なんで相川先輩かというと……ヒカルを送っていった時に「毎度ごくろーさん」って言ってくれるのは彼だけで、私が送って行かないと一人で行かないヒカルにも問題があるんだけど、私は相川先輩に会えるし、そこはwin-winかな?やっぱ気を使ってくれるところかなぁ?ヒカルのうちで勉強会の時も2・3年生は亨さんの料理にありつけた時「美味しい」「生きててよかった」とかの言葉が多かったんだけど、相川先輩は私が食べてるのを見て「大丈夫?ウェイトがアスリートには重要だから」って気を使ってくれたんだよね。ポイント高し。 それをヒカルに言っても、「亨だって気をつかってくれる!」と妙な張り合いになるのでわけわかんない。どこがいいか聞くから答えたのに……。理不尽だよねぇ。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-10-24
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