「先生、動いちゃダメ」「……無茶、言うな……」 大人びた笑みを一瞬見せた千尋だが、次の瞬間には表情を引き締め、和彦の開いた両足の間に片手を差し込んできた。「あっ」 欲望を柔らかく握られて、反射的に足を閉じようとしたが、膝に賢吾の手がかかって阻まれる。和彦はうろたえながら賢吾の肩を軽く押し返そうとした。「今夜は無理だからなっ。しかも、二人がかりなんて。本当に、疲れてるんだ」 和彦の膝に唇を押し当てた賢吾が、上目遣いでニヤリと笑う。「ひどい言いようだな。まるで俺たちが、ケダモノみたいじゃないか」「……ケダモノのほうが、まだ可愛げがある」「安心しろ。今夜は無理はさせない。ただ先生を癒してやるだけだ」 どうだか、と心の中で呟いた次の瞬間、和彦は、それでなくても火照っている肌をさらに熱くすることになる。 両足の間に賢吾が顔を埋め、さきほどから千尋の手によって緩く愛撫を与えられていた欲望を口腔に含んだ。「うあっ……」 和彦は賢吾の頭を押し戻そうとしたが、その手を千尋に掴まれる。「先生、こっち向いて」 甘えるような声で千尋に呼ばれて横を向く。濡れた音を立てて唇を吸われ、そのまま舌先を触れ合わせていた。 賢吾の口腔深くに欲望を呑み込まれ、熱い粘膜がまとわりつく。さらに先端を舌先で弄られて、下腹部をヒクリと震わせる。和彦が低く呻き声を洩らすと、眼前で千尋の目が悪戯っぽい光を宿す。何かやるつもりだなと身構えたときには、油断ならない手が、和彦の柔らかな膨らみを弄び始めた。「あっ、あっ、そこ、やめ――」 巧みに弱みを探り当てられ、指先で刺激されると、腰が痺れてくる。この愛撫が苦痛ではない証拠に、賢吾の口腔で、和彦の欲望は瞬く間に膨らんでいく。「うっ、あぁっ……、は、あ……」 千尋の腕の中で身悶えながら、和彦は爪先を突っ張らせる。全身が燃えそうに熱くなり、頭の芯がドロドロと溶けていくよ
Read more