Tous les chapitres de : Chapitre 61 - Chapitre 70

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第61話 施設での2日目 「別々の部屋、別々の夜」

施設での生活が始まって2日目の9月2日。 朝6時半、蓮の部屋に朝日が差し込む。 狭いシングルルームのベッドで目を覚ました。 白い壁、簡素な机、小さな本棚、 窓は鉄格子が入っていて、外の景色はほとんど見えない。 隣の部屋に颯音がいるはずなのに、 壁が厚くて何の音も聞こえない。蓮(颯音……今何してる? もう起きてるかな)ベッドから起き上がって、 施設から支給されたシンプルな制服に着替えた。 ネクタイを締める手が少し震える。 昨日から、 胸のドキドキが止まらない。朝食はトレイに載せられて、 8時ちょうどにドアがノックされた。職員「蓮くん、朝食よ」トレイにはパン、ヨーグルト、牛乳、果物。 味は悪くないけど、 颯音と一緒に食べられないのが寂しい。 颯音の笑顔を見ながら、 「美味しいね」って言い合いたいのに。蓮はトレイを机に置いて、 一口だけ食べて、 残りは手をつけなかった。一方、隣の部屋では、 颯音も同じように朝食が運ばれてきた。颯音(蓮…… 今朝も一緒に食べたかった)颯音はトレイを机に置いて、 パンに少しだけ手を伸ばしたが、 すぐにやめた。 食欲がない。午前中、 施設の学習室で、 宿題や予習をする時間。蓮は学習室の隅の席に座って、 国語の教科書を開いた。でも、 集中できない。隣の席に颯音がいたら、 教え合って、 笑い合って、 宿題が進んだのに。颯音も別の学習室で、 同じように教科書を開いていた。颯音(蓮に聞きたい問題がいっぱいあるのに……)昼食は、 また別々の部屋で。
last updateDernière mise à jour : 2026-02-13
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第62話 施設での3日目 「引き取り手の不在と、別れの宣告」

9月3日。 朝の光は昨日より弱く、 部屋の窓は曇り空で灰色に染まっていた。 蓮はベッドの端に座り、 膝を抱えて天井を見上げていた。 颯音の顔が頭から離れない。 隣の部屋にいるはずなのに、 壁一枚隔てただけで、 触れられない距離が、 胸を締めつける。蓮(颯音…… 今日も会えるかな)朝食トレイが8時ちょうどに届いた。 パン、ヨーグルト、牛乳、果物。 昨日と同じメニュー。 蓮は一口だけ食べて、 残りは手をつけなかった。 食欲が、 完全に失せていた。颯音の部屋でも、 同じトレイが届いていた。 颯音はパンに少しだけ手を伸ばしたが、 すぐにやめた。 涙がこぼれそうになるのを堪えて、 トレイを机の隅に置いた。午前10時。 職員が部屋のドアをノックした。職員「蓮くん、木村さんがお話ししたいって」蓮「……はい」蓮は立ち上がって、 職員に連れられて会議室に向かった。会議室に入ると、 木村さんが一人で待っていた。 机の上にはファイルと録音機。 昨日と同じように、 穏やかな笑みを浮かべているが、 目が少し鋭い。木村「蓮くん、座って」蓮は椅子に座った。木村「昨日は疲れたでしょ。 今日は今後のことについて話すわ」蓮「……今後?」木村「ええ。 おばあさまが亡くなられてから、 お二人だけで暮らしていることは、 児童相談所としても、 とても心配な状況なの」蓮「……俺たち、 ちゃんと生活できてます」木村「それはわかってる。 でも、 法律上、 18歳未満の子
last updateDernière mise à jour : 2026-02-14
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第63話「一時帰宅と、修学旅行の班決め、そして荷造りの夜」

施設に保護されてから1週間が経った。 9月8日。 朝、蓮は施設の狭い部屋で目を覚ました。 白い壁、鉄格子の窓、簡素なベッド。 毎朝同じ景色に慣れてきたけど、 胸の奥の重さは消えない。颯音も隣の部屋で同じように起床。 二人はまだ一度も同じ部屋で過ごせていない。 朝食は別々、 学習時間も別々、 散歩の時間も別々。 でも、 庭で目が合えば、 小さく手を振るだけで、 心が少しだけ軽くなる。この日、 児童相談所の木村さんが部屋に来た。木村「蓮くん、颯音くん、 今日は一時帰宅が許可されたわ」蓮「……帰れるんですか?」木村「ええ。 今日から週末まで、 家に戻っていいわ。 ただし、 月曜の朝にはまた施設に戻ってきてね」颯音「……蓮と一緒に帰れる?」木村「うん。 二人一緒に」蓮と颯音は顔を見合わせて、 涙が溢れそうになった。木村「でも、 これからも定期的に面談と訪問があるから、 生活状況はしっかり報告してね」蓮「……はい」颯音「……わかりました」二人で荷物をまとめて、 施設を出た。家に着いた瞬間、 二人で玄関に座り込んで、 泣いた。颯音「蓮…… やっと帰れた」蓮「うん…… もう離れない」二人で抱きしめ合って、 家の中に入った。いつも通りの匂い。 おばあちゃんの匂いがまだ残っている。 リビングのソファ、 キッチンのテーブル、 二人の部屋。颯音「蓮、 学校行こう」蓮「うん」二人で
last updateDernière mise à jour : 2026-02-14
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第64話「修学旅行の荷物チェックと、教室で起きた小さな波紋」

2学期が始まって8日目。 9月9日。 朝のホームルームが終わると、 担任が教室の前に立って言った。担任「今日は修学旅行の荷物チェックをするよ。 各自、旅行カバンを持ってきて。 必要じゃないものを持ってきてないか確認するためだからね」教室がざわついた。 みんな夏休みの思い出話から、 急に現実に戻った感じ。颯音「蓮、荷物チェックって…… パンツとかも出すの?」蓮「しおりに書いてあったよ。 3日分のシャツとパンツ、 女子はブラジャーもって」颯音「……恥ずかしい」蓮「俺も」昼休み後、 プール授業の前だったため、 みんな水着に着替えて教室に戻ってきた。 男子は競パンやボクサーパンツ、 女子はスクール水着やワンピースタイプ。教室は少し蒸し暑く、 水着姿のクラスメイトたちが、 机にカバンを置いて、 ざわざわしている。担任が黒板にしおりを貼り出して、 上から順に読み上げ始めた。担任「まず、 着替え。 3日分のシャツとパンツ。 女子はブラジャーも可。 机の上に出して」教室が一瞬静まり、 すぐにざわざわした。みんなカバンを開けて、 着替えを取り出す。蓮と颯音は隣の席で、 恥ずかしそうにカバンからシャツとパンツを出した。蓮のパンツは、 ヨレヨレの白地に小さなキャラクター柄。 颯音のパンツは黒色が多いけど、 股間のシミが洗っても落ちきらず、 うっすら目立っている。颯音「蓮…… 見ないで」蓮「俺も恥ずかしい」隣の女子の机には、 ピンクのブラジャーとレース付きのパンツ。
last updateDernière mise à jour : 2026-02-15
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第65話 修学旅行1日目の夜 「部屋でのプロレスごっこ」

修学旅行1日目の夜。 神社と博物館を回り、夕方ホテルに到着した蓮たちは、疲れと興奮で少し騒がしく部屋に割り振られた。 蓮と颯音は、真哉、真琴、玲王と同じ5人部屋。 和室の畳に布団が5組並び、窓からは遠くの山並みが見える。 担任が部屋に来て、 「お風呂はクラス全員で大浴場に入るから、19時までに集合ね。それまで自由時間」と言って去った。 自由時間が始まった瞬間、部屋の空気が一変した。 真哉「よし、プロレスごっこしようぜ」 真琴「えー、いいよ!」 玲王「俺もやる」 颯音「蓮、参加する?」 蓮「うん」 5人で布団の上に上がって、プロレスごっこが始まった。 最初は真哉が真琴を捕まえて、軽く押さえつけた。 真哉「真琴、捕まえた!」 真琴「きゃー!離して!」 玲王が蓮に飛びかかって、蓮は玲王の腕を掴んで、布団の上に押し倒した。 玲王「うわっ!蓮くん強い!」 颯音は真哉の背中に乗って、真哉を押さえつけた。 颯音「真哉、動けないね」 真哉「くそっ!離せ!」 蓮は玲王の腕を押さえつけたまま、玲王の体を見下ろした。 玲王のシャツが少しめくれ、ズボンの前が少し膨らんでいるのが見えた。 蓮は玲王の股間に視線を落として、そっと手を伸ばした。 玲王「蓮くん……?」 蓮「玲王、動かないで」 蓮の手が、玲王の股間に触れた。 玲王「あっ……」 玲王の股間は、すぐに硬くなった。
last updateDernière mise à jour : 2026-02-16
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第66話 修学旅行1日目の夜「クラス全員の大浴場」

脱衣所から大浴場への扉を開けると、湯気が一気に視界を包んだ。 広々とした浴場は、クラス全員で埋め尽くされ、 男子の笑い声と水音が響き合っている。 天井が高く、壁は白いタイル張り、 中央に大きな湯船が二つ、 その横に洗い場がずらりと並び、 奥には露天風呂への通路が見える。 照明は柔らかく、 湯面がキラキラと光を反射していた。蓮と颯音は、真哉、真琴、玲王と一緒に湯船に向かった。 クラスメイトたちはすでに湯に浸かり、 体を洗ったり、 湯船で浮かんだり、 友達とじゃれ合ったりしている。 男子は全員裸で、 水着は脱衣所に置いてきた。 女子は別の大浴場にいるはずだ。真哉「蓮、颯音、こっち来いよ」真哉は湯船の端に座って、 手を振った。 蓮と颯音は真哉の隣に腰を下ろし、 玲王と真琴も近くに集まった。玲王「湯、熱いな」真琴「でも気持ちいい」蓮は湯に浸かりながら、 周りを見渡した。 クラスメイトの裸体が、 湯気の中でぼんやり浮かんでいる。 まだ毛が生えていない子、 少し生え始めた子、 みんなが無邪気に笑い合っている。颯音「蓮、気持ちいいね」蓮「うん」颯音は蓮の肩に頭を寄せて、 湯の温かさに身を委ねた。真哉「なあ、 さっきの続き…… ここでできるかな」蓮「バレたらやばいだろ」真哉「誰も見てないよ」真哉は湯の中で、 自分のち〇こをそっと握った。真哉「蓮、見て」蓮は真哉の下半身に視線を落とした。 真哉のち〇こは、 湯の中で硬くなっている。蓮「……真哉、元気だな」真哉「蓮のも見せて」
last updateDernière mise à jour : 2026-02-16
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第67話 修学旅行1日目の夜 「大浴場から部屋へ、恋バナと消灯までの時間」

大浴場から上がった蓮と颯音は、湯気で火照った体をタオルで丁寧に拭きながら脱衣所に戻った。 クラスメイトたちはまだ湯船で騒いでいる子が多く、 脱衣所は比較的静かだった。 蓮はタオルを腰に巻き直し、 颯音も同じくタオルを巻いて、 二人で部屋に向かった。 廊下の絨毯は柔らかく、 足音がほとんど響かない。 颯音が蓮の腕に軽く寄りかかり、 湯上がりの甘い匂いが二人を包む。颯音「蓮、お風呂気持ちよかったね」蓮「うん。体が軽くなった」颯音「明日も朝風呂入ろう」蓮「そうだな」部屋のドアを開けると、 真哉、真琴、玲王がすでに布団の上に座って待っていた。 みんな浴衣姿で、 髪がまだ濡れている。 部屋は湯気の匂いと、 シャンプーの甘い香りが混ざり、 畳の上で布団が5組並んでいる。真哉「おかえり。遅かったな」颯音「みんなまだお風呂で遊んでたから、ゆっくり入っちゃった」玲王「俺も最後までいたよ。湯船広くて最高だった」真琴「女子の方も、みんなで騒いでた。蓮くんたち、男子たちお祭り騒ぎだったもんね」蓮「広くて、湯船も露天もあって、気持ちよかったよ」真哉「でもさ、みんな裸で入るから、なんか変な感じした?」颯音「最初は恥ずかしかったけど、慣れると普通だよ」真琴「女子も同じ。最初はみんなで隠し合ってたけど、最後は普通に話してた」玲王「修学旅行って、そういうのも含めて楽しいよね」真哉「そうだな」5人で布団に座り、 自然と恋バナが始まった。真琴「ねえ、みんな好きな人いる?」玲王「俺…… クラスにいる子がちょっと気になってる」真哉「誰?言ってみろよ」玲
last updateDernière mise à jour : 2026-02-17
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第68話 修学旅行2日目の朝 「起床前1時間の静かな時間」

まだ起床時間まで1時間ほどある朝。 部屋は静まり返り、 布団の上で5人がそれぞれ眠っている。 カーテンの隙間から差し込む朝日が、 畳に薄い光の帯を作っていた。 蓮は最初に目を覚ました。 隣の布団で、真琴がスヤスヤと寝息を立てている。 長い髪が枕に広がり、 頬がほんのり赤く、 唇が少し開いて、 寝顔があまりにも可愛くて、 蓮はしばらく見つめてしまった。蓮(真琴…… 寝てる時、ほんとに無防備だな)視線を少し下げると、 真琴の浴衣が少し乱れ、 股間のあたりが露わになっていた。 布団が軽くめくれ、 浴衣の裾が開いて、 下着が見えている。 白いパンツに、 うっすらとシミがついている。 昨夜の熱が、 まだ残っている証拠だった。蓮は息を潜めて、 そっと手を伸ばした。 指先がパンツの布に触れる。 少しネバネバしていて、 湿り気を帯びている。 真琴は夢精をしたのだ。蓮(真琴…… こんなに濡れてる……)指先で軽く撫でると、 布越しに真琴の形がはっきりと伝わってきた。 まだ眠っている真琴の体は、 微かに震え、 寝息が少し乱れた。蓮はもう一度、 指を動かした。 ゆっくり、 優しく、 布の上から撫で続ける。真琴「ん……」小さな声が漏れた。 でも、 まだ夢の中だ。蓮は真琴を起こすことにした。蓮「真琴、起きて」真琴「ん……蓮……?」真琴が目をこすりながら、 ゆっくり体を起こした。真琴「蓮…… 朝?」蓮「まだ起床まで時間あるよ。 でも、
last updateDernière mise à jour : 2026-02-17
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第69話 修学旅行2日目の昼 「班ごとの自由散策とお土産探し」

修学旅行2日目の昼。 午前中の班行動が終わり、昼食を済ませた後、自由散策の時間が始まった。 俺たち5人班――蓮、颯音、真哉、真琴、玲王――はホテルのロビーに集まり、先生から「16時までにホテルに戻ること」と注意を受けて外へ出た。 ホテルのすぐ近くには、古い町並みを再現した土産物街が広がっている。 石畳の道に沿って土産物屋がずらりと並び、焼き立てのせんべいの香ばしい匂い、地元の銘菓の甘い香り、キーホルダーや手ぬぐいのカラフルな色合いが観光客を引きつけていた。 夏の陽射しが少し和らぎ、風が涼しく通り抜ける中、俺たちは興奮気味に歩き始めた。真哉「よし、お土産探しだ! 俺、家族に何か買って帰るぞ」真琴「私も家族用に可愛いもの探したいな。 手ぬぐいとかいいかも」玲王「俺は友達にキーホルダー買おうかな。 5個くらいで済むやつ」颯音「蓮、何買おうか」蓮「家族用に銘菓かな。 あと、颯音に何かプレゼントしたい」颯音「え、俺に?」蓮「うん。修学旅行の記念に」颯音「嬉しい……俺も蓮に何か買ってあげる」5人で土産物街を歩き始めた。 最初に目についたのは地元の銘菓店だった。 店先には栗羊羹、最中、饅頭が山積みで、試食コーナーが設けられている。 店員のおばちゃんが笑顔で「どうぞ食べてってね」と声をかけてきた。真哉「これ、試食してみよう」僕たちは試食を口に運んだ。真琴「美味しい! 栗が濃厚で甘すぎなくて最高」玲王「俺、これ買おう。 家族に持って帰ったら喜ぶ」蓮は羊羹を一つ手に取り、颯音に差し出した。蓮「颯音、これ好きでしょ」颯音「うん。蓮、ありがとう」颯音は蓮に小さなキーホルダーを買ってくれた。 蓮の好きなキャラクターのものだ。颯音「
last updateDernière mise à jour : 2026-02-18
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第70話 修学旅行2日目の夕方「自由散策後の部屋と、真琴が落ち着かない」

自由散策を終えて、ホテルの部屋に戻ってきた5人。 土産物街の喧騒から一転、 和室の静けさが体に染み込む。 畳の上に広げられた布団はまだ乱れたままで、 買ってきた土産物袋が隅に積まれている。 窓の外は夕暮れが近づき、 山の稜線がオレンジに染まり始めていた。真哉「はー、疲れたけど楽しかったな」真琴「うん。 手ぬぐい買ってよかった」玲王「キーホルダーも友達に喜ばれそう」颯音「蓮、 羊羹美味しかったね」俺「うん。 颯音にプレゼントしたキーホルダー、 似合ってる」颯音「ありがとう」5人で布団に座り、 ホテルのテレビをつけた。 旅行チャンネルで、 近隣の観光地を紹介する番組が流れている。 誰もが少し疲れていて、 テレビを見ながらぼんやりと時間を潰していた。お風呂の時間まではまだ1時間ほどある。 自由時間だ。真哉「テレビつまんねーな。 ゲームでもするか」玲王「俺のスマホでできるやつなら」真琴「私、 ちょっと横になる」真琴は布団にゴロンと寝転がり、 膝を立てて天井を見上げた。俺は真琴のことを横目でチラチラと見ていた。真琴は昨日、 予備のパンツを忘れたせいで、 ノーパンでズボンを履いている。 スウェット生地のゆったりしたズボンだから、 股間の場所が落ち着かないのか、 時折もぞもぞと体を動かしていた。ズボンの生地は薄く、 膝を立てた姿勢で、 股間の形がくっきりと浮き出ている。 小さく盛り上がった部分が、 布を押し上げ、 輪郭をはっきりとさせていた。 ノーパンだから、 布が直接肌に触れて、 少し敏感に
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