「大丈夫? じゃ、ないよな。凄い顔になってる」と言う匠。 「え? 嘘!」と慌てて鏡を探す。 「ハハッ、大丈夫だよ」と笑っている。 そして、 「智之は?」と聞かれて、 「知らない」と言うと、辺りを探してくれたが、 「車で来た?」と聞かれたので、 「うん。車が駐車場になかったら、もう帰ったんじゃないのかなあ?」と言うと、 「普通さあ、車で彼女と来て、置いて帰るか?」と言う匠。 「私が、『もうトモの顔見ていたくない!』って言ったから」 「にしてもさあ……」と怪訝な顔をする匠。 「いいの、いいの、海見てる方が癒される」と、ジ〜っと、海を見つめる。 「でも、ずっとココに居たら冷えるだろう」 隣りに座って付き合ってくれる匠。 「ごめんね、こんな所まで」 「どうせ暇だったし」 「そうなの?」 「まあな」 でも、部屋着ではなく、きちんとした外出着だ。 どこから来てくれたんだろう。 「ごめん、どっか出かける所だったんじゃ?」と言うと、「いや」と否定する。 ジーッと匠の顔を見つめる。 「ん? 何だよ」と笑う。 「匠って、良く見たらモテそうなのにね〜」 「ブッ、良く見たらって失礼だな! 今まで知らなかったのかよ!」と笑っている。 「うん。ごめん」と笑う。 ─
최신 업데이트 : 2025-12-07 더 보기