運命の相手に気づくまで…의 모든 챕터: 챕터 11 - 챕터 20

89 챕터

第11話

「大丈夫? じゃ、ないよな。凄い顔になってる」と言う匠。 「え? 嘘!」と慌てて鏡を探す。 「ハハッ、大丈夫だよ」と笑っている。 そして、 「智之は?」と聞かれて、 「知らない」と言うと、辺りを探してくれたが、 「車で来た?」と聞かれたので、 「うん。車が駐車場になかったら、もう帰ったんじゃないのかなあ?」と言うと、 「普通さあ、車で彼女と来て、置いて帰るか?」と言う匠。 「私が、『もうトモの顔見ていたくない!』って言ったから」 「にしてもさあ……」と怪訝な顔をする匠。 「いいの、いいの、海見てる方が癒される」と、ジ〜っと、海を見つめる。 「でも、ずっとココに居たら冷えるだろう」 隣りに座って付き合ってくれる匠。 「ごめんね、こんな所まで」 「どうせ暇だったし」 「そうなの?」 「まあな」 でも、部屋着ではなく、きちんとした外出着だ。 どこから来てくれたんだろう。 「ごめん、どっか出かける所だったんじゃ?」と言うと、「いや」と否定する。 ジーッと匠の顔を見つめる。 「ん? 何だよ」と笑う。 「匠って、良く見たらモテそうなのにね〜」 「ブッ、良く見たらって失礼だな! 今まで知らなかったのかよ!」と笑っている。 「うん。ごめん」と笑う。 ─
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第12話

なんとなくボヤ〜ッとしか覚えていないが、 家が近所だったから、毎日手を繋いで幼稚園まで一緒に通ったり、おままごとをしたりしていたようだ。 なぜかいつもその女の子がお母さん役で匠が子ども役。 幼稚園ごっこをしても、その女の子が先生役で匠が生徒役だったんだと。 「ハハッ、そうなんだ。女の子の方がしっかりしてるからね。匠、もう尻に敷かれてたんだ」と言うと、 「だよな、めちゃくちゃ尻に敷かれてた」と笑う。 「でも、可愛くて好きだったんだよな〜」と言う。 「だから、何の役でも熟せたんでしょうね」 「だろうな。言いなりだった」と笑う。 「その女の子とは?」 「2つ違いで俺ん家が小学校へ上がる時に引っ越したから、それっきり」 「そうなんだ。歳が違うのに一緒に遊んでたんだ」 「ずっと、俺にまとわりついてたから、可愛かったんだろうな、兄妹みたいに育てられてた」 「へ〜そうなんだ〜親公認じゃん」 「そうそう! 結婚する〜って言ってたみたい」 「へ〜可愛い〜その子の名前は?」 「え〜? 名前まで覚えてないけど、たしか、あーちゃんって呼んでたような気がする」 「ヘ〜そうなんだ」 「そう言えば、ファーストキスの相手だと思うんだよな」
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第13話

「うん。私、今匠のおかげで笑えてるよ! ありがとう」とお礼を言うと、 「あ、いや、こんな話で笑えてるなら良かったよ」と言うので、私は調子に乗って、 「うん、だからまた、続き教えてね」と言うと、 「やだよ!」と笑っている。 「え〜面白かったのに〜」 「ハハッ、また今度な! じゃあ、そろそろ行こうか」と言われた。 「やった! また今度があるんだ! うん……そうだね、もう帰らなきゃだよね。この顔で電車乗れるかなあ?」と不安気に言うと、 「あっ俺、車で来た!」と言う匠。 「え? 匠いつ車買ったの?」と聞くと、 「さっき納車」と言う。 「え〜〜! 何? 今日納車だったの?」 「まあな」 「え〜ごめん、新車なのに、いきなり海になんて来させて」と言うと、 「いや、車走らせたかったから丁度良かったよ」と言ってくれる。 「そう? ありがとう〜」 匠の優しさだと思った。 「仕方ないから1番に助手席に乗せてやるよ」と言う。 「やった〜! あ、未来の彼女には内緒ね。きっと悲しむから」と言うと、 「おお、分かった!」 そして、私たちは、駐車場に停めてある匠の車へと向かった。 私は、さっき智之が車を停めていた場所を見たが、既に違う車が停まっていた。 ──本当に帰ったんだ 「ん? 智之の車は、どこに停めてた?」と聞かれ、 「そこ」と指差すと、 「マジで帰ったのかよ」と、ムッとしている匠。 ──もう、私の手を離したんだもんね。 そういう人だったんだ と思いながらスマホを見た。 すると、何度か智之から着信があったようだ。
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第14話

「ごめんね。やっぱりお昼食べてないからお腹空いたんじゃない?」と言うと、 「ううん、小腹が空いたから、おやつ」と言う。 「そっか……」 匠は、いつも人の気持ちが分かる人だから、優しい。 その上で、智之とは違って匠はちゃんとイヤなことはイヤだと断れる人だ。 比べちゃいけないけど……。 フランクフルトを一口齧ってみた。 「美味しい」 「そっか、良かった」と笑っている。 もう一度齧ると、 「なんか良いよな」と言う匠 「何が?」と聞くと、 「女の子がフランクフルトを食べてるの」と笑っている。 「グフッ、それって〜」と、ジトーッと匠を見ると、笑っている。 「最低!」と思わず笑ってしまった。 「それで分かる綾もスゲーな」と、クスクス笑っているので、 思いっきりガブッと齧り付いて、引きちぎった。 「痛そう〜」と悲壮な顔で言っているので、 「バーカ」と笑うと、匠も笑っている。 普段、匠はそんなことを言わない。 恐らく私を和ませる為に言ったのだと思った。 だから、 「女の子には、そんなこと言わない方が良いよ」と注意した。 「言わね〜よ、綾にしか」と言った。 ──やっぱり 「どういう意味よ!」と言うと、 「初体験を聞かれたマブダチだからな」と言った。 「ふふ、だよね〜」と2人で笑い合った。 でも、私には、経験の話は聞いて来ない。 デリケートなことだからだろうか…… やっぱり、匠にとっても私は、女ではなく、男友達に近い女友達なのかもしれないと思った。
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第15話

「ふふっ、彼女居ないんでしょ?」と言うと、 「うん、出来るまでだな」と笑っている。 そう言われると、なんだか妙に寂しくなった。 ──彼女が出来るまで…… そりゃあ、そうだよね 彼女が出来れば、もう乗せてもらえない。 なんだか一気に匠が遠く感じてしまった。 ──どうして、こんな気持ちになるんだろう 本当にいつも助けてもらってたから、私は、いつしか匠のことをお兄ちゃんのような存在に思っていたのかなあ。 「ん? どした?」と匠に聞かれる。 私が急に黙り込んでしまったから、心配してくれている。 そして、車はゆっくり動き出した。 「もう帰る? それとも、どっか行く?」と聞いてくれている匠。 ──この寂しさは、もしやブラコン? ブラザーコンプレックスみたいな感情なのかなあ 今はまだ、このまま一緒に居たい! もっと匠と話していたいと思っている自分が居る。 私は、話し出した。 「匠は、最初からいつも私の味方になってくれてたよね?」と言うと、 「何だよ、急に……」と笑っている。 「ありがとうね」と言うと、 「お、おお」と戸惑っている。 車は、神社を出て少し走り、公園の横で停まった。 「トモと付き合うようになってから、ずっと匠と美和には、助けられてた」 「いや、助けるってほどでも……」と謙遜する匠。
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第17話

そして、私は、 「今夜、智之に電話して、ちゃんと『別れる!』って言うね」と言った。 「分かった」と匠。 「アイツのことだから、結果が出るまで待ってくれって言うだろうな」 「うん、そう言ってたし……でも、もう動画を撮られて言い逃れ出来ないんだから、あの女から一生逃げられないよ」 「だろうな、ホント馬鹿だよな」 もう智之のことは、どうでも良いと思っていた。 私の中で、どんどん憎悪が増していたのだ。 どうせ、戻ったとしても、又智之は、『断れなかった』と言って、同じようなことを繰り返すだろう。 それを我慢する人生など私には、もう耐えられないと思った。だから、戻るつもりはない。 今までも、色んな女性たちに声を掛けられて、調子に乗っていた智之。優しさを履き違えている。断わる優しさもあるのに……あの人には、それが分からない。だから、何でも受け入れてきた顛末がコレだ。 智之の奥さんになる人は、一生それを我慢しながら、生活しなきゃならない。 私は、そんな役目は御免だ! あの女に任せようと思った。私から奪ってでも智之を手に入れたかったのだから、それぐらい我慢しなきゃね。 別れる! 踏ん切りがついた。 匠のおかげだと思った。 結局、離れ難くて、ずっと2人で話していた。 すると、匠に、 「俺の恋バナは言わされたけど、綾の初恋の続きは? 幼稚園の時ってことしか聞いてないけど?」と言われた。 「う〜ん、だって幼稚園の時のことって、幼なかったから、そんなに鮮明に覚えてないんだよね」と私が言うと、 「綾は、東京の幼稚園?」と聞かれて、 「ううん、埼玉なの」と言うと、 「え? そうなのか?」と匠は、驚いている。
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第18話

そして、私は、さっき匠が言っていたことを思い出していた。 「ね〜ね〜さっきさあ、その女の子のこと、可愛くて好きだったんだよな〜って言ってなかった?」とニヤけながら聞くと、 「そんなこと言ってたか?」と笑っている匠。 「言ってたよ〜だって、初恋は、幼稚園の時って」 「なら、あーちゃんも幼稚園の時が初恋って」 「あ〜そうだよね、たっくん!」と匠を指差す。 「たっくんは、恥ずかしい」と右手で顔を隠している匠。 「ふふ、私、匠が初恋の相手だったんだ」 本当に驚いた。こんな偶然ってあるんだ! 女の子の方がしっかりしてるとか、匠が尻に敷かれてたとか、オマセな女の子って……全部自分がしたことなんだと思うと恥ずかしくなった。 匠の顔を見て、 「ふふふふっ」と笑い合った。 そして、「たっく〜ん」と言いながら、匠を抱きしめた。 「たっくんは、やめろ」と言いながら、ぎゅっと抱きしめてくれる。 だから、抱きしめられると落ち着くし安心するんだ。そして、懐かしい感じがしたのだ。 下から匠の顔を見上げた。 すると、チュッと又、キスが落ちて来た。 「さっきのが初めてじゃないぞ! ファーストキスは、21年も前だからな」と言った。 「ふふ、そうなんだね」 凄く驚いたけど、嬉しくて穏やかな気持ちになれた。 そして、匠は、私の頭を支えながら、もう一度、ゆっくりと、素敵なキスをくれた。
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第20話

智之が泣いていた…… ──本当に救いようのないバカだ あっ! 一緒に貯めたお金、半分返さなきゃ そう思うと、本当に終わったんだと、自分も泣けて来た。 今日は、一日中、涙腺が緩んでいるからかな。 救いようのないバカだけど……今までは、好きだった人。 2年半も付き合って、結婚しようと思ってた人だもの。誰にでも優しくし過ぎるから、こんなことになっちゃって…… でも、もう終わったんだ…… 泣きながら、また家へと向かった。 角を曲がると、また、誰かが家の前に居る。 「え?」 「綾! スマホ〜」と、私のスマホを手に持って振っている匠が立っていた。 ──えっ! 私スマホを匠の車に忘れてたんだ! 気づいてなかった 思わず、走って行き匠に抱きついた。 「ん? 綾? どうした?」と言う匠。 「ウウウッ」また、泣いてしまった。 「お前、今どこ行ってたんだ?」と聞かれた。 そして、その時、 「は〜い!」と母が玄関から出て来た。 「え?」 「え?」「あっ!」 匠は、既に我が家のインターホンを鳴らしていたようだ。 「あ、あ〜すみません。なんか……」と匠。 「綾! あんた何してんの?」と母 「お母さん!」と慌てて匠から離れた。 すると、母は、 「あ〜〜この方が!」と言いながらニコニコ笑っている。 ──きっと母は、勘違いをしている 「あ、違う! お母さん! 違うってば」と首を横に振りながら言うと、 「ん?
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