「……そらが大丈夫と言っているのだ。なら、大丈夫に決まっているだろう! お前たち、わたしのそらを疑うな!」 サナはハンターたちを一喝すると、俺の二の腕に再びギュッとしがみついた。 不安なはずなのに、彼女の身体からは期待に満ちた熱が伝わってくる。瑞々しい胸の弾力が俺の腕を包み込み、彼女の甘い吐息が耳元を掠めた。「そういうなら……勝手にしろ。どうなっても知らないからな……ったく、命がいくつあっても足りやしねぇや」「ああ……。俺たちはここで、最悪の瞬間に備えておく。……頼むぞ、無茶だけはしないでくれ」 ハンターたちは半ば投げやりな、それでいて祈るような複雑な表情で、武器を構え直した。彼らの額からは冷や汗が滴り、ドラゴンの羽ばたき一つに肩を大きく跳ねさせている。「んふふ、そらの新しい魔法……。早く見てみたいぞ! 派手にやってしまえ!」 サナだけが、俺の隣で無邪気な笑顔を浮かべ、期待に胸を躍らせている。 絶望に染まった空洞の入り口で、俺は静かにそっと右手を前に突き出した。終焉の超新星、静寂と畏怖の爆心地 俺はハンターたちとサナを包み込むように頑強な『多重結界』を展開すると、その場の誰にも聞こえないほどの小声で呟いた。頭の中で描き出すのは、宇宙の彼方で星がその命を燃やし尽くし、壮絶な爆発と共に新たな秩序を生み出す瞬間――超新星爆発だ。《スーパーノヴァ……エクスプロージョン》 その瞬間、俺の突き出した手のひらの先に、バスケットボールほどの大きさの火球が形成された。 静寂が、巨大な空洞を支配した。 それはファイアボールのような、激しく燃え盛る炎ではなかった。内側に悍ましいほどのエネルギーを凝縮させ、表面は赤黒く脈動しながら、陽炎さえ立たせずに静かに浮いている。その異質な存在感に、怯えていたハンターたちも、天井にへばりついていたドラゴンたちも、不思議と吸い寄せられるよう
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