บททั้งหมดของ 幸せ色の恋~想いよ、永遠に~: บทที่ 61 - บทที่ 70

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第61話

ドクンっ!!まただ……。また心臓を掴まれた。今にも恐怖心に押しつぶされそうなのに、この心臓だけは、敏感に壮吾に反応する。キザなセリフを簡単に言える壮吾。だけど、それが全然嫌じゃない。むしろ嬉しくて、さっきまでの恐怖心は一体どこへ行ったのやら。私の肩を抱き寄せる壮吾。観覧車はもうすぐ一番上まで上がる。壮吾の腕に抱かれ、外の景色なんて何も見えない。壮吾の穏やかな心音が、私の心を落ち着かせてくれた。「ちょっとは落ち着いたか?」うん。 と、小さく頷く。「案外、怖くねーだろ」壮吾と一緒ならね。そう、心の中で思った。壮吾がゆっくりと腕の力を緩める。観覧車はもう頂上を超えていた。徐々に下に戻っていく。私達の背後で夕日が光り、2人の横顔を照らし続けていた。壮吾に見つめられて、私も壮吾を見つめ返して。ドクン、ドクンとうるさい心臓。ゆっくりと、壮吾の顔が近づいてくる。く、くる……。私が目を閉じたのと同時、二人の唇が軽く触れた。柔らかくて、温かくて。ほんの一瞬だったけれど、私のファーストキス。最高のシチュエーションで、大好きな人とのキス。こんなに幸せでいいのかな。壮吾の顔が心なしか赤く見えるのは、夕日のせい?「な? 乗っといてよかっただろ?」壮吾の声がいつもより甘く聞こえて、私は恥ずかしさを隠す為に壮吾の胸に顔を埋めた。ハハっと笑う壮吾が、私の頭を撫でてくれる。最高の一日。最高の思い出。高鳴ったこの鼓動は、簡単にはしずめられなかった。4月25日。新しいスケジュール帳に、壮吾との記念日が記された。赤ペンで『壮吾と遊園地で初デート』その横には、小さな文字で、ファーストキス――と。私の忘れられない日。
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第62話

 ―R・E計画―1:笑顔であいさつ2:移動教室の時は、一緒に行動。3:お昼も日和と3人で。4:学校行事は絶対同じグループに。5:避けられたり、冷たくされても、絶対にめげない。よし。こんなもんか。昨日買ったばかりの赤い手帳に、レオくんに笑ってもらう為の計画を記入した。レオくん笑顔計画。略して、R・E計画。どんなに時間がかかってもいいと思ったけど、2年に上がればバラバラのクラスになってしまうかもしれないし。できれば、あと半年くらいで笑ってもらえるようになったらな……って、贅沢すぎるか。「贅沢なんかじゃないんじゃねーの?」...え?「だって、実際、あんたのおかげで笑えるようになったんだし」この声……。レオくん……?でも、どうして?「どうしたんだよ。狐につままれたような顔して。あんたには感謝してるよ。あんたが、壮吾の女でよかった」レオくんが、笑ってる。私の目の前で、大きな二重の目を細めてきれいに笑ってる。嘘……。声も優しくて、温かくて。確かに、笑って――。計画立てたかい、あったんだ。「俺、笑えるようになったからさ。いい加減、起きろよ」……え?何言ってるの?「起きろって」起きてるよ。レオくん、笑えるようになったら、今度はおかしくなっちゃった?でも、そっちの方が今までの何百倍もカッコイイよ。笑顔、すごくきれい。
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第63話

って……。あ、あれ?レオくん? どこ?――レオくん。――――――――……―――――――…「美羽っ。 美羽ったら!!起きなさいって何度言ったらわかるのっ」……ハッ!!突然の大声に目を開くと、私の目の前にはものすごい形相で腰に手を当てているお母さんが立っていた。布団ははがされ、小さく丸まった私の体があらわになっている。今のは、夢?「あんた、時計見てみなさい」お母さんの大声で、一瞬で目は覚めたんだけど、体はまだ思うように動かなかった。むくっと体を起こし、目をこすってベッド横の棚の上に置いてある目覚まし時計を手に取った。そして、絶叫。「お母さんのバカっ。どうしてもっと早く起こしてくれなかったのよ!!」何も悪くないお母さんに怒鳴りながら、制服に着替える。「布団をはいでも気づかないあんたが悪いんでしょうが。あーあ、ほら、遅刻よ」大慌てで着替えるあたしとは裏腹に、お母さんは悠々と腕組みをしてドアに寄りかかっていた。「お母さんっ!! ゆっくり見てる暇があったら手伝ってよ」「何を手伝えって言うのよ。その歳にもなって着替えさせてほしいわけ?」確かに、何も手伝ってもらうものはないんだけど……。「あ〜っ。 もう、いいよっ!!行ってきます」「はいはーい」呑気な母に見送られ、階段を駆け下りた。完全に遅刻だ。あと20分で学校に滑り込めるはずがない。自転車でもあったら違ってたんだろうけど。なんて。そんな事考えてる暇があったら、全力で走れ、私。
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第64話

5月も近付くと、少し走っただけで汗ばんでくる。肩に提げる鞄が走るたびにずれ落ちてきて、走りながらリュックのように背中に背負った。鞄の中で、携帯やら筆箱やらがぶつかり合ってカタカタうるさい。スカートが風で舞い上がろうが、髪が振り乱れようがお構いなしだ。通勤や通学の時間がとうに過ぎているおかげで、誰ともすれ違うことはない。それだけが、救いだった。住宅街を抜け、商店街を全力疾走。途中で犬にほえられ、角から突然現れた自転車にひかれそうにもなった。ごめんなさいと走りながら頭をさげ、走って走って、走りまくった。それなのに……。学校近くの河原で、むなしくも聞こえてきたチャイムの音。「はぁ、はぁ、はぁ……。マジで……?」膝に手をついて呼吸すると、悲鳴を上げる肺が急に痛くなった。そのまま、地面に崩れる。「私のこの頑張りは何だったのよ〜」体が、早く酸素をよこせと、苛立っている。膝も震え。 もう本当に最悪……。立ち上がれなくなった私は、赤ちゃんのハイハイのように地面をはって河原へ避難した。少し坂になっている芝生へ体を預け、空を仰いだ。「空はこんなに爽やかなのに、私の朝は最悪だぁ」太陽が眩しくて、腕で目を覆った。程よい疲労感と、朝の穏やかな日差しのおかげで、さっき起きたばかりだというのに、また眠気が襲ってきた。と、その時――。何やら人の声らしきものが私の耳に入ってきた。目を覆ったまま、耳を澄ます。これは、声、っていうか、鼻歌……?柔らかな風に乗って、かすかに聞こえてくる。部分部分しか聞こえないけれど、この歌は……。
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第65話

目から腕をあげ、声が流れてくる方に体を起こした。少し先に見えたのは、私と同じ高校の制服を着ている男子。レオ……くん?少しだけ目を細めてピントを合わせると、確かにそこにいたのはレオくんだった。さっきの私と同じように、坂に横になって空を仰いでいる。小石を上に投げ、それをキャッチして、また投げて。小さく鼻歌を歌いながら、小石を弄んでいた。太陽の日差しに照らされているレオくんは、やっぱりキラキラと輝いていて。まるで、天使でも舞い降りたかのようだ。これは、現実だよね?さっきの夢の続き、なんてことは……。「いだっ!!」ち、違うか。自分の頬をつねって確認してみた。右頬に、ジンジンと電流が走る。夢、なんかじゃない……芝生の上で上半身だけを起こして、レオくんの横顔を見る。少し距離があるから、レオくんは全く気づいていない。まぁ、気づかれたら、速攻で逃げられるんだろうけど。今朝、あんな夢を見たばかりだから、もうちょっとレオくんのその横顔を見ていたくなった。いつもの無表情な横顔だけど、いつか、その横顔を笑顔でいっぱいにできたらな。ほほ笑みながらレオくんを見ていると、あたしの目の前を、虫がブンブン行ったり来たり。視界を邪魔され手で追い払っていると、耳元でブーンと大きな羽の音がした。「うわっ!! い、嫌だっ。な、何っ? え、ハチっ!?」ジタバタ手足を使ってハチと戦う。当然、この騒がしさにレオくんが気づかないわけもなく。上半身を起こしたレオくんは、一瞬驚いたように目を丸めたが、すぐに怪訝な表情になり私を睨んできた。鞄で体をかばい、ハチを気にしながら、レオくんに苦笑いを向ける。
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第66話

「お、おはよ」R・E計画その1。笑顔であいさつ。だけどレオくんは、私の顔を見るなり、無言で立ち去ろうとした。夢に出てきたレオくんとは180度違っていて、すでに弱気モード。あれは夢だったんだ。違って当たり前。私が勝手にみた夢だけど満面の笑みのレオくんになってもらう為には、こんな事でへこたれてなんかいられない。「レオくんっ!!」私は、無言で歩いて行くレオくんの背中を追った。芝生の坂をよじ登って走ると、スカートに付いていた草が、パラパラと落ちた。「待って、レオく… って、きゃっ!!」全力疾走した疲れが、まだ膝に残っていたみたいだ。自分の体重を支えられなかった膝がガクリと折れ、私はそのまま地面に崩れ落ちた。何年ぶりだろう。膝に痛みが走ったのは。「いった……」ゆっくり体を起こし、レオくんへ視線を向ける。レオくんは立ち止まって、こちらを見ていた。距離はあっても、レオくんの表情はよくわかる。無表情の中にも、迷惑そうな雰囲気が混ざっていた。苦し紛れに笑ってごまかすと、レオくんは踵を返し私を置いて歩いて行った。あぁ〜……。 また失敗。私のR・E計画がうまく行く日、本当に来るのかな……。「あ、美羽。おはよ。なかなか来ないから、休みかと思ったよ。って…… どうしたの?ボロボロだけど」肩を落としながら教室に入ると、肩から鞄のずれ落ちる私を見て、日和が目を丸めた。「あ〜、うん。ちょっと……」「うわっ!! 膝も、けがしてんじゃん。朝からどうしたのよ」大袈裟に大声を上げる日和に、肩をすくめて苦笑した。
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第67話

あれから、私は膝の痛みを我慢してレオくんの背中を追って走ったんだ。でも、レオくんの反応はなし。怯んじゃいけないって思いながらも、表情を変えないレオくんの横顔を見ると、心が折れてしまう。私って、本当に弱い。たんか切ってレオくんに言ったことも、手帳に記した計画も。意味があるのかなって、思ってしまう。『同情は嫌いなんだよね』こんな気持ちでは、レオくんの心を開くどころか、余計傷つけてしまう気がしてきた。やっぱり、他人の私は踏み込んじゃいけない問題だったのかな……。私は、日和に言われて保健室に向かった。『先生にはうまく言っといてあげるから』膝のすり傷くらいで授業をサボって、保健室っていうのはちょっと気が引けたけれど。折れかけの心を整理するには、少し時間がほしかった。本当に情けない。レオくんに冷たくされるのは、今に始まったことじゃないのに。朝の遅刻と、レオくんの冷たい視線と、転んでしまった膝の傷。おまけに、保健室のドアを開けると先生までいなかった。これだけ立て続けに不幸が続くと、正直泣きそうになる……。もう……。私って、本当に弱い……。誰もいない保健室。授業開始のチャイムも鳴って、ものすごく静かだ。その静けさが、余計に私の涙を誘った。「絆創膏、どこにあるのよ〜」涙で視界が歪んで、物との距離感がつかめない。頬に流れる雫をぬぐい、嗚咽を飲み込んだ。その時――。
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第68話

私の背後で、勢いよく開くドアの音が。クルリと振り返ると、そこには、息使いの荒い、男子生徒が立っていた。歪む視界で顔がよく見えない。だけど、「壮……吾?」こぼれる雫をぬぐいながら問いかけた。すると、その男子生徒は私の問いに答えることなく、その場にヘナヘナと座りこんでしまった。「くそっ!!あいつら、はめやがったな」そう言って、膝の間に顔を埋めながら頭をかいていた。「やっぱり、壮吾だ〜」ぼやける視界でも、壮吾の声と、壮吾の仕草を見てわかった。“壮吾”だとわかった瞬間、安心してまた涙が溢れてきた。「え、泣いてんの?」困ったように壮吾が言う。「泣いてなんかないよ〜」そう言いながらも、涙が止まらない。「どうして、来てくれたの?」しゃくりあげながら壮吾に聞く。壮吾はまた頭を乱暴にかくと、照れ隠しをするように首の後ろに手を当てた。「さっき、慌てて日和ちゃんが俺のクラスに来て」日和が……?「おまえが、学校来る途中にすごい怪我したって。今は保健室にいるけど、病院行かないとって」え……えぇぇぇぇぇぇ!?わ、私が、病院に?た、ただ、膝を擦りむいただけなのに?ひ、日和〜。 大袈裟だよ〜!!「コウも、早く行けって……。おまえ、どうもないの?」「う、うん。ちょっと転んじゃって、膝、擦りむいただけ」そう言って、血がにじむ膝を指さす。それを見た壮吾は、豪快な溜息をついた。「あの、兄妹、ホント何なんだよ。マジふざけんな。あ〜、もうマジ焦った〜」「ご、ごめんね、壮吾」「無事なら、いいんだ。ってか、おまえも膝擦りむいたくらいで泣くなよ。ビビんだろ。ったく、ガキなんだから」壮吾が立ち上がって、私の前までくる。「ほら、座れよ。 一応、消毒すっから」言われて椅子に腰かけると、壮吾は慣れた手つきで私の膝を消毒し始めた。ガーゼを使って、丁寧に手当てしくれる。
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第69話

「上手だね」「ここの保健医、俺が来るといっつもいねーんだよ。どこにいるのか知らねーけど、仕事さぼりやがって。まぁ、そのおかげで、何度かここで昼寝できたんだけどな。しみるか?」私は、ううんと首を横に振る。「だから、ある程度の物は、どこにあるかわかる」「さすが、壮吾」私が言うと、だろ、と得意げに言って、最後に絆創膏を貼ってくれた。「ありがとう」「で?」お礼を言って返ってきた言葉がこれだったので、私は小首を傾げた。「どうして、泣いてたわけ?」「え?」「ただ、膝が痛かったからじゃないんだろ?」「ど、どうして?」「日和ちゃんや、コウの行動でわかるよ。ただのすり傷であんな大袈裟な事は言わないだろ。俺に確認してほしいことがあるから、日和ちゃんが走って来たんだろ?で? 朝から何があったわけ?」やっぱり、この3人はさすがだ。少ない言葉でも、きちんとその意味を理解している。それだけ、信頼し合ってるってことかな。それに、日和が私の事をすごく心配してくれていた事が、何よりも嬉しかった。「レオくんの事――」そう言って、昨日見た夢の事や、手帳に書いた計画の事を壮吾に話した。「レオくんの笑った顔、すごくきれいで、すごくリアルで、夢だなんて思えなかった。目が覚めて全部夢だったんだって思った時、絶対に笑ってもらうんだって思ったの。だけど、現実ではそううまくいかなくて。やっぱり、レオくんは冷たくて」言っているうちに、また涙がにじんできた。壮吾の言うとおり、私、ガキだよね。さっきから、泣いてばかり。「ありがとう」――え?「そこまで、レオの事考えてくれてたんだな。 嬉しいよ、俺。身近に、あいつの事を大切に思ってくれてる人がいることがさ。だけど……」壮吾はそこで言葉を区切ると、私の頭を乱暴に撫でてきた。
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第70話

「あんま無茶すんなよ。あいつの事頼むって言ったのは俺だけど、おまえが怪我すんなら、話は別」「ごめん。もう、ドジはしないから」「俺と、コウと、おまえと、日和ちゃん。4人であいつの事を支えてやれば、あいつもいつかそれに応えてくれるよ。まぁ、俺らがどんなに頑張っても、変わるか変わらないかは、結局あいつの気持ち次第なんだけどな。だけど、おまえのその気持ちがあれば、充分だろ。時間かかるかもしれないけど、気長に待とうぜ」そう言って、壮吾がニカっと笑った。そうだよね。私は、1人じゃないんだ。壮吾や、コウ先輩や、日和がいる。こんな事でくじけていちゃいけない。まだ、レオくんの過去に何があったのか知らないけれど、支えていくと決めたのは自分。レオくんにたんかを切ったのも、自分。壮吾達と力を合わせて、頑張ろう。壮吾、ありがとう。昼休み。日和にR・E計画の事を話し、これから積極的にレオくんのそばにいることにすると宣言した。絶対に成功する。みんなで協力すれば、きっと笑ってもらえる。壮吾と話して、強くそう思った。それなのに……「すごい意気込みだね」「さっき、壮吾と話したの。みんなでレオくんを支えて、時間がかかるかもしれないけど、頑張ろうって」「そっか」私が小さなガッツポーズを作って日和に笑いかけると、「でも……」と、日和は言葉を濁した。「これ、すごくいい計画だと思うんけどね」私のスケジュール帳を手にして、何やら言葉を探っている感じだった。「あまりにもしつこくレオくんの周りをウロウロすると、逆に悪化するんじゃないかな」少し、心が疼いた。レオくんの事を考えて、私なりに一生懸命考えた計画だ。レオくんの事を考え過ぎて、夢にまで出てきたくらいなんだから。笑顔で『やってみよう』と言われる事はあっても、『悪化する』なんて事はない。「でも、やってみなきゃわかんないよね」
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