Todos os capítulos de 殺し屋は愛に復讐を誓う。: Capítulo 31 - Capítulo 40

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■㉛

すると隣に座る草原先生から、「それと……警察から連絡があり、旦那様から事情を聞くためさきほど任意同行をかけたと、電話がありました」と告げられた。「……そうですか」さて、河上譲介にはどうやって抹殺されてもらおうか。社会的に抹殺するため方法なんていくらでもある。でも、河上さんの分までもっともっと苦しんでもらわないと、抹殺する意味はない。「お母さん、これからどうされますか……?」そう聞くとお母さんは、「……あの人に前科があると分かった以上、もう一緒にはいられません」と強く答えた。「あの人とはすぐに離婚します。……杏咲実を、大事な娘をこんなふうに傷つけられて、許せる訳はありません。 娘を傷つけられた挙句、殺人未遂で逮捕されてたなんて近所に知られたら、私たちが恥ずかしいですから」お母さんの言う通りだと、河上さんも「私も同じ意見です。私も……あの人のことが許せない。すごく憎いです。 出来れば、地獄に落ちてほしいです」と俯く。「大丈夫です。……神様がきっと、お二人の味方になってくれますよ」二人がこの先どんな道を歩むのかなんて、分からない。でもこれだけ辛いを思いした後は、きっと幸せが待っているはずだ。「先生……私、先生に話して良かった。先生がいてくれたから、頑張れたよ」河上さんが涙を浮かべて微笑みを、私はきっと忘れないだろう。これは、彼女が強くなった証だ。「……河上さん、先生はいつも、あなたの味方だからね。 これからもずっとよ」私の言葉に、河上さんはとびっきりの笑顔を見せ「はい、先生」と明るい声を出した。河上さんたちが帰り、草原先生は私に二人きりになった。そして彼は私に、「南川先生……あなたは本当に素晴らしい人ですね。 教師として、あなたは正しいことをしたと思います」と言ったのだった。「あなたは本当に、生徒思いの先生だ。 あなたみたいな人がいるから、生徒はみんなあなたを信頼するんでしょうね」草原先生の言葉に、私は「私なんて……まだまだですよ。 私はまだ、教師としてスタート地点にも立ってませんから」と答えた。「……あなたはなぜ、そんなに頑張れるのですか?」その問いかけに、私は思わず「えっ……?」と彼に視線を向ける。「あなたはなぜ、そんなに強いんですか? あなたをそこまで頑張らせてるものは、一体なんですか?」私をそこまで頑張らせてるもの…
last updateÚltima atualização : 2026-01-30
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□㉜

あの告白から、一週間ほどが経った。あの告白以来普通に過ごしている私たちだけど、私はあの人と付き合うかどうかで悩んでいる。あの人がもしレッド・アイの弟だとしたら、尚更それを利用しない手はないし、なんならアイツら二人とも抹殺出来るかもしれない……なんて思っている自分がいる。だけど気になるのは、兄がアイツがレッド・アイだということを知っているかどうかだ。 もしそれを知らなかった場合、アイツは何も知らないということになる。何も知らない人を抹殺するほど、私だってバカじゃない。 だけどもし、レッド・アイの正体を知ってて協力しているしたら……。私は彼らの手の中にいるということになる。本当に知っているのか、知らないのか……。どっちなのかも今もまだ分からない。どっちにしろ、真実に辿り着くにはまだ遠い。何か手がかりがあればいいけど……。レッド・アイの正体を確かめたい私は、あの人を利用することも考えている。 だけどそれが本当に正しいのか、私にはまだ答えが分からない。私はどうするべきなのか、どうしたらいいのか。答えはまだ出ない。だけど真実に確実に近付くためには、アイツを利用するしかない。じゃないと私は、アイツに復讐することも出来ない。……アイツは私の仇、私の敵なんだから。「あの、草原先生」 「はい?」「この後、ちょっといいですか?……お話が」私はレッド・アイに近付くため、そして二人に復讐をするため、この人を利用することにした。少しでもレッド・アイに近づくためには、それしかないと思ったから。私は学校の近くのカフェに彼を呼び出した。「すみません。お待たせして」「いえ」彼は私の目の前に座ると、メニューを開きすぐさまコーヒーを注文する。 そして「あの、お話って……?」と視線を向ける。「……例の件、のことなんですけど」「あ……はい」彼は少しだけ緊張しているようにも見えた。私は一度深呼吸をすると、彼の目をしっかりと見つめ、「あの話……お受けしたいと思います」と伝えた。「……え?」「その、付き合ってほしいって話……お受けします」その瞬間、彼は「えっ。本当ですか?!」と驚いたような表情を見せた。「はい。……返事が遅くなってしまって、申し訳ありません」彼は私に嬉しそうな微笑みを見せ、「いえ、すごく……嬉しいです」と言ってくれた。「本当に……いい
last updateÚltima atualização : 2026-01-31
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■㉝

「ん……っ、あんっ」「朱里……ここ気持ちいい?」「ん……気持ちいいよ」 彼とこうして交際を始めたけど、学校では教師同士という関係でいる。つまり、学校では交際は隠している。無駄に勘ぐられたくないというのもあり、誰にも話してはいない。「あんっ、あっ……」「朱里……可愛い」千歳とこうやって身体を重ね合うことが多いけど、千歳との身体の相性は悪くない。むしろいい方かもしれない。それほどまでに、彼とのセックスは気持ちいいと思える。身体を上下に揺らしながら、私の気持ちいい所を責める彼は、今最高にこのセックスに溺れているはずだ。好きで好きでたまらない、私とのセックスを。「あ、もうイクッ……」「ん、イッていいよ……我慢しないで」お互いの身体を密着させて私の中で動く彼の背中に抱き着きながら、私は彼との行為の余韻に浸る。彼とのセックスが気持ちいいと思えても、私の心の中はずっと晴れない。両親のいなくなったあの日から、私の心はずっと晴れないままだから。 この心の寂しさと虚しさが晴れる日は、来るのだろうか。「ねえ、千歳……?」私はベッドの中で横になる千歳に、「千歳のお兄さん、今度紹介してくれるんだよね?」と問いかけてみる。「あ、そうそう。兄貴も早く会いたがってて、朱里に」「そうなんだ。それは楽しみ」「早く会わせろってうるさくて」本当にこの人の兄が、レッド・アイなのか……そうじゃないのか。その答えは会ってみないと、分からない。そして彼と付き合う数日前。 私は約束どおり、河上譲介を抹殺した。その方法はーーー。「朱里、いいぞ。今だ」「……了解」ターゲットがいる留置所の中にこっそりと侵入した私は、ペットボトルの水の中に毒を仕込んだのだった。それを彼が飲む水とこっそりと入れ替えて、交換しただけ。「……今宵、あなたを抹殺させていただきます」私は、河上譲介を自殺にみせかけて抹殺した。彼が自ら毒を飲んで自殺したと見せかけて。翌日、留置所の中で亡くなっている河上譲介を発見したのは、そこの監視係だった。だけど痕跡を残さず抹殺したおかげで、彼は留置所内で毒を飲んで自殺したと、各地で報道されることになった。私が彼女のためにやったことは、間違っているとは思っていない。……だって、一人の最低な人間を滅ぼしただけだから。彼女たちの人生はこれで新たな未来
last updateÚltima atualização : 2026-02-01
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□㉞

「河上さん、あなたはもう自由よ。 何も不安になることないからね」「……色々とありがとう、先生。先生がいてくれて、良かった」その時の彼女は、今まで一番いい笑顔をしていた。「……千歳、河上さんのお父さん、留置所で亡くなったらしいの」私は敢えて、彼にそう聞いてみた。「え?」「河上さんの話だと、毒を飲んで自殺したみたいなの」さあ、あなたはなんて答える? 教えて、あなたの答えを。「そう、なのか……。自殺……ね」「うん……。河上さん、死んだことかなり怒ってた。まだあの人に謝ってももらってもないのにって、そう言ってた」彼を抹殺したのは、この私よ。今回はレッド・アイに取られるわけにはいかなかった。だから慎重に行動した。レッド・アイに気付かれたら、必ずアイツは来ると予想したから。だけどアイツは来なかった。それは多分、今回の獲物が彼の好みではなかったから。「……そうか。そんなことを」「死んで詫びるとか……そういうのが一番ムカつくんだよ」そんな私の言葉に反応したのか、彼は「朱里……?」と不思議そうな顔を見せる。「罪を犯した人間は、罰せられるべき。 それが当たり前の世の中なはず、なのにね」 どうして、レッド・アイはずっと捕まらないんだよ……。どうして、ずっと生きてるんだよ。ほんとに、そういうのムカつく……。「朱里……大丈夫か?」「……私の両親を殺したアイツは、今もずっとのうのうと生きてる。アイツも……罰せられるべき人間なのに」こんなに悔しいと思えることは、他にはない。……ただ私は、アイツに復讐したいだけ。ずっとずっと、それだけしか考えてない。 「朱里……まさか、両親を殺した犯人、知ってるのか?」   千歳は驚くような表情を見せ、私にそう問いかけてくる。「知ってるよ。……その犯人は、今も生きてるってこともね」「……そう、なのか」千歳、あなたは一体何者なの……? あなたは、私の両親を殺したアイツの弟よね?あなたは、何か知ってるんじゃないの? どうなのよ、千歳ーーー。「でもそいつは……多分、法律でも罰することの出来ない人間なんだと思う」レッド・アイ、私はあなたを必ず捕まえてみせる。そして、あなたがどうして私の両親を殺したのか、それを必ず聞き出すの。その理由を教えてもらうまでーーー。「朱里、どういう意味だ……?」「……ごめん、何
last updateÚltima atualização : 2026-02-02
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■㉟

それから二週間後の土曜日、午後十二時ーーー。「朱里、こっちこっち!」「千歳さん!」私はついに、千歳の兄を紹介してもらえることになった。 今日、千歳の兄についに会える。 念願だった。この日をずっと待っていた。本当に千歳の兄は、レッド・アイなのかは分からない。 でも確信を持てる何かがあれば、私はそれだけでいい。「お待たせしてごめんね。電車が混んでて」「全然大丈夫だって。時間通りだろ?」千歳は私には優しい。だけどそんな千歳ですら、私の敵かもしれない。油断は出来ないし、するつもりもないけど、いつも通り【彼女】として、振る舞わなれけばいけない。「お兄さんは?」「もう先に来てるらしい。行こうか」「うん」ついに千歳の兄と対面できる。……胸が高鳴る。だけどちょっと緊張する。 もし彼が私の復讐相手なら、私はきっと怒りでどうにかなってしまいそうだ。すぐにその場で復讐したいとすら、考えるだろう。……だめよ、冷静にならなきゃ。今日は初めての、顔合わせという場面だ。 下手なことをしたら、私は千歳との交際を断れる可能性だって十分にあり得る。覚悟しなきゃ……ね、ボス。「あれ、兄貴がいないな?」約束したホテルのラウンジにやってきたけど、千歳の兄の姿がないようだ。 「ちょっと電話してみるな」「うん」千歳はスマホを取り出し、兄に電話をかける。「あ、もしもし兄貴? 着いたんだけど、今どこにいるんだよ?」(さて……千歳の兄がもしレッド・アイだとして、どうやって彼に近付こうかしら。 彼に近づくには、何かいい方法がないと近づくことは難しそうよね)「お、分かった。ここで待ってるから、急げよ!」(レッド・アイへの復讐を遂げるには、覚悟がいることは確か。……でも復讐相手に一歩でも近づくことが出来れば、ボスにも色々と報告が出来るはず。もししくじったら、私はボスからの信頼を失い、捨てられてしまうかもしれない。 そんなのは……絶対にイヤだわ)「朱里、兄貴今トイレだって。なんか腹痛いみたいで」「え?大丈夫なの?」 こんな時にお腹が痛いって……レッド・アイは絶対にそんなことないはず。何か他に……理由でもある?「すぐ戻ってくるってさ。ちょっと待ってて」「うん、分かった」もしレッドアイが、目の前に現れたとしても……今はまだ何もしてはいけない。レッド・アイ
last updateÚltima atualização : 2026-02-03
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□㊱

でもこの男が本当にレッド・アイなのかどうか、分からない。確かめる必要がある。……でもどうやって?「朱里さんは学校の先生、なんですよね?」「はい」レッド・アイ……今すぐにでも復讐してやりたい。今ここに、私の両親を殺した犯人が目の前にいるのに……私は今何も出来ない。ましてや私の隣には、千歳がいる。 ヘタなことは出来ない。「教師なんて、素晴らしい職業ですね」「そうですかね?」「ええ。とても素晴らしいと思います」本当にこの男は、猫かぶりの男だ。コイツは本当は、私と同じ殺し屋なのだから。 しかもこの男は、私の両親を殺した。最も許せない男だからこそ、今がとてももどかしい。 コイツは私の両親を殺したのに、今もこうやってのうのうと生きている。 今目の前にいるからこそ、捕まえられそうなのに。……捕まえられない。「そういえば朱里さん、ご両親は?」「……両親は、いません」私がそう答えると、彼は「え……?」という顔をする。「私には両親がいません。……殺されたので」「殺された……?」さあ、レッド・アイ。あなたは私の両親を殺したこと、覚えてる?私がその娘だってこと、分かってる? あなたに私が復讐しようとしてることも、分かってるの?「……私の両親は、ある男に殺されました。それはすごく、残虐的な殺人でした」「朱里……?」千歳は心配そうに私を見つめている。「私の両親を殺した犯人は、未だに捕まってません。今ものうのうと生きてます。……私は両親を殺した犯人のことを、絶対に許しません。 絶対に、許さない」そう、あなたのことよ。レッド・アイ。「そう……だったんですか」とぼけないで……。アンタが私の両親を殺したのよ。私の大切な、大切な家族を……殺した。「……私はずっと一人ぼっちでした。 家族もいない、友達もいない。 私はずっと一人なんです」アンタたち兄弟が、私の家族を壊したから。「でもそんな時、私は千歳さんと出会いました」「え……?」「千歳さんと出会ってから、私……毎日が楽しいんです。千歳さんは優しくて、温かくて、本当に心の広い人です」そんな私のウソの言葉を信じた真樹は「朱里さんは、優しい人ですね」と話す。「……いえ、優しくなんてありません」優しい訳ないでしょ? 私はただ、アンタたちに復讐したいだけ。だから私は、アンタたちの心を掴んで
last updateÚltima atualização : 2026-02-04
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■㊲

「いえ、そんなことないですよ。……僕にだって、裏の顔くらいありますから」裏の顔……そうね、あなたの裏の顔を、私は知っているわ。私にもあなたと同じように裏の顔がある。 あなたと同じ【殺し屋】という裏の顔がね。私はあなたに復讐するためだけに、生きてきた。「それを言うなら、私にもありますよ。裏の顔」「え?」不思議そうな顔をする真樹に、私は「ふふふ」と微笑みかける。さあ、レッド・アイ。私とあなた、本当にどっちが強いか、勝負よ。私は絶対に負けないし、負ける気もしないけど。「朱里さんは本当に可愛らしい人ですね」「そうですか?」「兄貴、絶対に朱里に手を出すなよ」千歳が真樹に向かってそう言い放つ。「バカか。弟の女に手を出すわけがないだろう」「だよな」ねえ、レッド・アイ。あなたはなぜ、私の両親を殺したの?どうして殺したりしたの? あなたはなぜ、私の家族を壊したの?その理由を私はどうしても知りたい。両親がなぜ殺されなければならなかったのか。私には家族として、それを知る権利がある。 だから私は、レッド・アイの口からそれを直接聞きたいんだ。「二人ともお腹空いてるだろ?ここのレストラン行かないか?」「ああ、いいな。 な、朱里?」「うん。お腹空いたね」さて、どこから攻めていこうか。まずはやはり、千歳から攻めていくべき?それとも……。いや、レッド・アイに今直接近づくのは危険だ。 アイツは感が鋭い。私があの時の娘だとバレていたら、多分真っ先にヤツは私を抹殺するはずだ。 きっと、何か罠を仕掛けてくるに違いない。かと言って、容易にレッド・アイに近付けるとは思えない。 アイツは感が鋭い分、警戒心だって強いはずだ。ヤツに近づくには、千歳の彼女として振る舞うしか方法がない。あわよくば、千歳と三人で家族ぐるみでの付き合いにするしかないかもしれない。もしそうなったとしても、私はその覚悟で行く。 ヤツらを仕留めることが出来るなら、私はなんだってやってやる。✱ ✱ ✱「お兄さん、今日はありがとうございました」「こちらこそ。会えて嬉しかったよ」「はい。私もです」だってついに見つけたのよ? ずっと探していたあなたを。だから絶対に、逃す訳にはいかないのよ。 「兄貴、また連絡するな」「おう。じゃあまたな」千歳と真樹は挨拶を交わすと、真樹はそのまま
last updateÚltima atualização : 2026-02-04
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□㊳

「朱里も俺が欲しくてたまらない?」「ん……ほしい」悔しいけど、私はすでに千歳を欲しているようだ。 早く挿れてほしいと思っている。「可愛いな、朱里……素直なんだな」「いや……焦らさないで」千歳はこういうプレイも好きなんだ……と感心してしまいそうになる。「俺もほしいよ、朱里が。……もう挿れるよ」 千歳は避妊具の袋を開けると、素早く避妊具を装着しぐっと私の中にその欲望の塊を飲み込ませていく。「あっ、んあっ」すぐに快感が襲ってきて気持ちよさが溢れだす。「はあっ、あっ」千歳の理性が保たれるわけもなく、私の中を激しく覆い被さりながら攻めていく。「あんっ、気持ちいっ……」悔しいけど、気持ち良さがどうしようもなく襲ってきて私の奥が締め付けられてしまう。  「ダメッ、そんなに、締め付けないでっ……」私の中に眠る快感が目を覚ましたみたいに、千歳の全てを飲み込んでしまう。 「だって……気持ちいいんだよ」「んっ、んっ」千歳は私に啄むようにキスをすると、ちょっとだけ中で腰の動きを早めていく。 「あっ、いやっ……イクッ」今まで何人もの男とこうしてセックスをしてきたけど、千歳は今までの男とは違うと直感で感じていた。「イッていいよ、朱里」ボス以外に身体の相性がこんなにもいい人がいるなんて……不覚だ。この千歳の腰の動きがリズムよく刻まれていく感覚が気持ちいいし、もっと激しくしてほしくなる。「んあっ、また、イクッ……」千歳が私の中に奥深く入り込むだけでイッてしまう。「ね、千歳……どうしよう、気持ちいいっ……」「ん……俺も気持ちいいよ、朱里」千歳は私の足をぐっと持ち上げると、さっきよりももっと激しく腰の動きを激しくし始める。「一緒に気持ち良くなろう、朱里」「あっあっ……いやっ、あんっあんっ」その言葉の通り、千歳はその欲望の塊を吐き出すかのように激しく腰を振る。「ダメッ、ちと、せっ……またイッちゃうっ」ベッドが激しく揺れるだけで、千歳がどれだけ私を抱きたかったのかがわかるくらいの勢いで、ベッドがギシギシと揺れている。「朱里っ……イクッ、イクッ!」千歳は避妊具の中に溢れだした欲望を、ゆっくりと取り出す。「千歳……?」すると千歳は、もう一度避妊具を纏い「ごめん、まだ朱里が足りない。もっと朱里を感じたい」と再びその快感を私の中に押し付け
last updateÚltima atualização : 2026-02-05
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■㊴

✱ ✱ ✱「あの、真樹さん」「朱里さん? どうしました?」それからしばらく経って、私は千歳の知らないところで、レッド・アイに接触することにした。 千歳に知られないようにするためには、こっそりと会う必要があるからだ。この男が、私の両親を抹殺した。 だから私は、この男に絶対に復讐するの。「あの、真樹さんは……心理カウンセラーだと、お聞きしたんですが……」私がそう聞くと、真樹は「はい、そうです」と答える。そんな私に、真樹は「それがなにか?」と聞き返して来る。「……あの、私、折り行って真樹さんに相談したいことがあるんです」私は彼に近づく理由を作るため、心理カウンセラーである彼の職業を利用し、近づくことにした。「相談……ですか?」「……はい。他の方には、とても言いづらくて」その言葉を聞いた私に、彼は「じゃあ……家に来ませんか?」と返事をした。「え……? あ、いえ!それは……」彼の家に……上がれるチャンスが……?「僕は構いませんよ。 どうせ一人ですし、僕にしか相談出来ないということでしたら、家にどうぞ」 「あ……ありがとうございます」まさか、こんな簡単に家に上がれるなんて……。「隣、乗ってください」「あ、ありがとうございます」しかも助手席にまで、座れるなんて……。これは想定外だけど、ある意味ラッキーだわ。彼の車に乗り込むと、彼は車のギアを入れ、車を走らせた。「どうぞ」「お邪魔……します」 車を走らせること約ニ十分ほどで、彼の住むマンションへと到着した。  部屋の中に入ると、彼は白を基調とした部屋のソファに、私を座るように誘導した。「紅茶で大丈夫かな?」「あ、いえ。お構い無く」ここがレッド・アイの家……。部屋の中には、殺し屋に繋がる証拠などはなさそうにも見える。スッキリとした部屋には、比較的物が少ない。 初めて来た、レッド・アイの家。「どうぞ、朱里さん」「……ありがとうございます」マグカップを私の前に置いた彼は、私の前に座る。「で……僕に相談したいことって、なんですか?」私はマグカップを手に取り、そっと口を開く。「私……実は、千歳さんにも、言えてないことがあるんです」真樹は「言えてない……こと?」と私を見る。「はい。……相談しようと思ったこともあるんです。でも……言えなくて」真樹は私に優しい声で「そ
last updateÚltima atualização : 2026-02-07
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□㊵

ねえ、私の両親を殺した感想はどうだった? 殺した瞬間、どんなことを感じた?気分は、どうだった? 私の両親を殺して、罪悪感はなかったの?私はあなたに問いかけたいのよ。私を殺した犯人だって、分かってるからこそ、聞きたいのよ。なぜ、両親は殺されなければならなかったのか?どうして……殺されないといけなかったの?なんで……。なんでなの……教えてよ、レッド・アイ。「私の両親を殺した犯人が……憎い」「でも、復讐なんて……何も生まないよ」「わかってる!……わかってますよ、そんなこと」だって私の両親は、あなたが殺したんだから。 私の両親を奪ったあなたを許すわけにはいかない。私は今まで、あなたに復讐するためだけに生きてきたの。……絶対に、私はあなたに復讐する。「私は……大切な家族を奪われた。それから私は、一人ぼっちでした。……ずっと一人でいると苦しくて、私も死にたいと思ったことが何度もあります。でも……私は死ぬことは出来なかった。 私は両親の最後の言葉も聞くことが出来なかった。だから……どうしても許せないの」私をずっと苦しめてきたものは、今目の前にあって、私はその苦しみから開放するために、ボスに拾われて殺し屋になった。すべては、あなたを殺すためにーーー。「朱里さん……」「お願い……今日だけ、私のそばに……いてください」「え……?」でもすぐには殺さない。 あなたに屈辱を与えてから殺すことする。 あなたも千歳も肉体的にも、精神的にもボロボロしてしてから、あなたたちを殺す。私の両親の仇を打つためなら、私はこの身体を利用してなんだってやる。 だから、好きでもない男に抱かれてもいいんだ。抱かれて幸せを感じさせて、罪悪感を感じさせて、それから抹殺する。「お願い……。私のそばにいて……今日だけで、いいから……」私は真樹の胸に飛び込み、泣いてそばにいてと縋った。例え憎い相手だとしても、すぐに殺したって快感がない。 だからボロボロに壊してから、千歳の目の前であなたを殺してあげる。「朱里さん……泣かないで。もう大丈夫だから」私はそんな真樹の顔に手を伸ばし、「お願い……離れないでください。お願い……」とすがって見せる。そして彼の唇に私の唇を寄せて、彼の唇に啄むようにキスをする。「抱いてほしいの……真樹さん」「朱里さん、ダメだよ……君には千歳がいるだろ
last updateÚltima atualização : 2026-02-08
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