Todos os capítulos de 殺し屋は愛に復讐を誓う。: Capítulo 41 - Capítulo 50

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■㊶

「濡れてるね、朱里」「ダメッ……恥ずかしい……」「恥ずかしくないよ。……可愛い」真樹に可愛いと言われて、私の身体は正直に喜んでしまっている。「あんっ……っ、んあっ」ブラジャーのホックもあっという間に外された私は、その胸に触れる真樹の手によって、段々と身体が痺れていく感覚になる。 「ダメッ……そこ、気持ちいいっ」あっという間に真樹に手にイカされ、私の身体の中が疼いていく。早く真樹が欲しいと、私の身体が訴えているみたいに感じた。「朱里がイく姿、可愛いね」「やだ、恥ずかしい……」「恥ずかしがらなくていいよ。僕にもっと、聞かせて……朱里の喜んでる声」 真樹に触れられた箇所が熱を持ち、程よく溶けていくのが分かるからこそ、悔しい。でも、この気持ちよさには勝てなくて、私は真樹に自分からキスを求めた。「真樹、キス、したい……」「俺もキス、したい」「ん……んんっ」真樹と激しく唇を重ね合い、私は真樹との行為に溺れていく。「ああっ……んっ」ねえ、レッド・アイ。私の身体は、あなたの弟に、千歳に何度も抱かれてるの。千歳と何度も身体を重ねてるこの身体に、あなたも重ねようとしているの。 本当に二人揃って、クズだね。「真樹……もう、欲しい……」「俺も……欲しい。いい?」「うん……」私の中に、避妊具を身に纏った真樹のその硬くなった質量が、すっと入っていく。あっという間に奥まで辿り着くと、彼はゆっくりと私の中を泳ぐように滑り込んでいく。「あぁっ……っ、んっ」身体が上下に揺れ始めると同時に、沈んでいくベッドの上で、私と真樹は奥まで繋がり合い一つになっていく。「んぁっ……真樹……っ」「朱里……気持ちいい?」「ん、気持ち……いい」悔しいけど、真樹との行為は気持ちいいと感じる。 多分、身体の相性は、千歳と同じかそれ以上にいいかもしれない。 千歳とはまるで違う。最初は優しく優しく、ほぐすように動いていく。「はあっ、あっ……まさ、きっ」さらに奥深くまで掻き乱されるほどにベッドを揺らされて、甘く漏れる声を抑えられない。「んっんっ……あん、あっ……」真樹と何度も唇を重ね合い、何度も何度も真樹の体温に身体が疼いて甘い時間になる。なんでこんなに、気持ちいいんだろう。息もできなくなりそうなくらい、気持ちいい。「朱里……その顔、エロいな」「な
last updateÚltima atualização : 2026-02-09
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□㊷

翌日目を覚ました時、私の隣にいるはずの真樹はいなかった。昨日真樹に抱かれることに快感すら覚えてしまった私は、真樹との行為を思い出してしまう。「ダメよ。アイツは、私の両親を……」それなのに私は、アイツとの行為に夢中になって、アイツと何度も身体を重ね合った。まるで二人が、愛し合っているかのようなその行為に、真樹はなにを感じたのだろうか。ベッドのそばに落ちていた私の下着たちを拾い集めると、それをそっと身に着けた。ベッドのある部屋から移動すると、真樹は別の部屋でなにか作業をしていた。 恐らく、患者さんのカウセリングだろう。 私はパソコンに向き合っている真樹の後ろ姿を見つめながら、ぐっと拳を握りしめた。アイツだけは、絶対に許されない。 だから私は、この手でアイツを……。私の家族を殺し、家族を壊したコイツを、私は絶対に、許さない。「朱里、起きた?」「あ、すみません、邪魔するつもりじゃ……」カウセリングが終わったばかりの真樹は、私のそばにくると、「昨日は、ごめん」と謝ってきた。「え……? なんで、謝るの……?」「だって君は、千歳の……」その言葉を遮るように、私は彼に「昨日のことは、私が頼んだことです。……あなたは、なにも悪くないです」と伝えた。「でも……」「あなたに抱いてほしいってお願いしたのは、私です。 だから、あなたは悪くない」ねえ、真樹。私のこと、覚えてる? 私の顔を見ても、なにも思い出せない?「……違うんだ、朱里」 「え……?」真樹は私の身体を抱き寄せると「違うんだ。 俺は本当は……君のことが好きなんだと思う」と言ってきた。「……え?」(なにを言ってるの……?)「あの時、千歳から君を紹介された時から、僕は本当は、君が好きだったんだと思う。……一目惚れ、だったんだ。ずっと忘れられなかった」えっ……? これは冗談なの?「でも千歳の彼女だからと、身を引こうとしたんだ。 でも君は、こうして俺の元へ来た。……君に抱いてほしいとお願いされて、本当はとても嬉しかった。きっと君のことを、すごく抱きたかったんだと思う」「真樹……さん」この人は、私の両親を殺した殺し屋だ。 恋愛感情なんて、私に持つ訳がない。こんなのはウソの言葉だ。信じてはダメだ。「朱里、俺は君のことが好きだ。……好きなんだ、ごめん」「謝らないでください。 私
last updateÚltima atualização : 2026-02-10
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■㊸

「本当だよ。……俺は、君のことを好きだ。だから、君を抱いた時、歯止めが効かなくなった。君を俺のものにしたい。奪いたいって言う欲が、きっと出たんだろうな」「じゃあ、教えて。あなたは私をどうしたいの?」「答えなんて、決まってる。……君を俺のものにしたい。だから、俺のそばにいてくれないか」私が仮にコイツのものになったとしたら、きっと千歳はコイツを責め立てに来るだろう。 そうしたら二人の仲を引き裂くことが出来るかもしれない。そして二人とも、私は地獄へ落とせる。「……それってつまり、千歳のこと、裏切れってこと?」 「そういうことになるのかな」「千歳のこと裏切ったら、あなたは恨まれるんじゃない? 千歳はきっと、怒るに決まってるわ」彼はそんな私の髪の毛を撫でながら、私を抱きしめる。「正直……俺の方が、千歳よりセックス、上手かっただろ?」そして悪気もなくそんな言葉を私に言うなんて、コイツはとんでもなく最低な男だ。やっぱりこの男は、とんでもない殺し屋なんだーーー。「……それは認める。でもあなたなら、私みたいな女じゃなくて、他にももっと女の人寄ってきそうだけど」「俺は付き合う上で、身体の相性をとても大事にしててね。結婚するなら尚更、大事にしたいんだ」真樹は私にそんな話をすると、私の手を引きソファに座らせる。  「身体の……相性?」この男が結婚することも視野に入れてるのは、身体の相性だけってこと……?だとしたら、この男と結婚出来る人なんて、いるのかしら……?「そう。 俺が抱いた女性の中で、朱里が一番身体の相性が良くて。身体の相性が良くない時は、一度しか抱かないんだけど……君の身体はとても魅力的で美しいし、感じてる姿も可愛い。 一度しかしない俺が、あんなに何度も抱いたのは、君が初めてだったんだ。 俺の下で激しく身体を揺らして、喘ぎながら俺の名前を呼ぶ君の姿が、とてつもなく愛おしく感じたんだ」 やっぱり真樹は殺し屋なだけある。人を手玉に取るのは上手い。さすがレッド・アイだわ。 でも私は、そういう男は嫌いじゃない。 私も同じ殺し屋だから、躊躇いなんて不要だ。 「……真樹、あなたそうやって何人もの女を、泣かせて来たんじゃない?」 「それは事実だね。……でも今回は本当に、君の身体にも心にも、惹かれてしまってね」これも心理的思考を使って、私を手玉に取
last updateÚltima atualização : 2026-02-11
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□㊹

真樹は着ていた私の服を再び脱がせると、私のブラジャーを持ち上げ、膨らみの天辺を口に含み、転がしていく。「あっ、ちょっと……んんっ」真樹は男として、かなりの魅力がある。セックスももちろん上手い。 殺し屋の男は、セックスも上手い。ボスのセックスも上手いから、よく分かる。「ね、シャワー……浴びたい」「そんなの後でいいよ。どうせまた、汗をかくんだから」真樹は私を再びベッドの上へと運ぶと、激しいキスを何度も繰り返す。「ん、真樹……待って……」「待たない。……ほら、もう感じてるね。もうこんなに濡れてるよ」「あっ、ダメッ……」悔しいけど確かに、真樹のセックスは好き。 真樹の攻め方も、真樹の熱も、真樹の吐息も、何かもが刺激的で好き。「ダメじゃないくせに」 「ダメッ……まだ、朝……」 「朝でも昼でも夜でも、関係ないよ。君の身体は、いつでも正直だろ?」こうやって私は、真樹の手のひらの上で転がされていく。 でもこうやって身体を重ねることに対して、私は躊躇いはない。相手に近づくため、こっちが手玉に取るため、私は女という武器をとことん使う。女の武器を使ってまで、私は生き残るの。 復讐のためなら、女を使うことなんて厭わない。「はぁ……あんっ、んっ」昨日何度も抱かれたこの身体には、まだ真樹の余韻が残っているというのに、その余韻がまだ上書きされていく。「朱里、我慢しないでイッていいよ」「はぁっ……っ、あっ……!」真樹にイカされるのは悔しいけど、気持ちよさが勝ってしまうのだから仕方がない。こうやって彼に抱かれることで、私は彼の居場所として成立をする。 私の心理カウンセラーとして、そして私の身体を求めるセフレとして。だから私は、彼のセフレになり、身も心も真樹に捧ぐ。 そして千歳の心も手に入れたところで、二人に復讐をする。「朱里、もう俺がほしいの?」「ん……ほしい」「いい子だね、朱里は。 じゃあ、朱里の中に俺をあげるよ」私の足を隙間をなぞって、彼の質量が一気に奥まで沈みこまれていく。「あ、あんっ」真樹が中に入ってきた瞬間、私の奥が震え上がるのが自分でも分かった。なに、この感覚……すごい。気持ち良すぎる。 「朱里……動くよ」「ん……動いてっ……」私はおかしいのだろうか。こんなに真樹に身体を許して、気持ちよくなって、真樹の体温に癒やしみ
last updateÚltima atualização : 2026-02-12
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■㊺

✱ ✱ ✱「ボス、朱里です。 ちょっと、よろしいでしょうか」「朱里か。入りなさい」「失礼します」真樹のセフレとなってから、早三週間が過ぎた。 私は千歳には内緒で、真樹と会っている。表向きは、カウセリングとしてだけど、真樹と身体を重ねるためだけに時間を作った。「朱里、どうした?」私はボスの前に立ち、「ボスに、報告したいことがあります」と告げた。「報告したいこと?なんだ」「……レッド・アイのことです」レッド・アイと口にした私に、ボスは「レッド・アイのことで、何か分かったのか?」と聞いてくる。「実は今……レッド・アイらしき人物と接触しています」「……何? 朱里、それは本当か?」ボスの表情は驚きに変わり、私を見据える。「はい。……草原千歳の兄、草原真樹、彼は確かにレッド・アイで間違いないと思います」「どうやって、接触した?」私はその質問に、「私の恋人と、この身体を使いました」と答える。 ボスは表情を曇らせ「……そうか」とだけ答えた。「彼の……レッド・アイのセフレとして、今は彼に接触しています」「セックス……したのか、レッド・アイと」ボスの声は凍えそうなくらいに掠れている。「……はい。しました」「そうか。……で、弟の方はどうなんだ?」「千歳とはまだ、付き合っています。二人に復讐するために、別れる訳にはいきませんから」ボスは私の前に歩み寄ってくると、私の手を握る。「朱里、アイツがどれほど危険な男か、お前は分かっているのか?」 ボスの言葉は私に対する怒りも、きっと含まっているのだろう。 「……分かっています。 でも、このチャンスを逃したくないんです。 アイツはもう目と鼻の先まで見えているんです。 だから、ここで絶対に逃したくないんです」 「朱里、お前をこの世界に入れたのは、この俺だ。……でもな、お前に危険な目にはあってほしくないんだよ。危険な目になど、あわせたくない」 ボスの気持ちは、とても嬉しい。でも……。「ボス……私はやっぱり、アイツに復讐したい。アイツとアイツの弟に復讐したい」「朱里……お前は無茶をしすぎる。みんな、お前のことを心配してるぞ」ボスの言葉に、私は「無茶なんて、してません」と答えたが、ボスは「お前はどう見ても、無茶をしている。 お前は、レッド・アイに復讐することだけに夢中になりすぎている」と言われて
last updateÚltima atualização : 2026-02-13
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□㊻

「言っておくが、お前を一番抱きたいと思ってるのは……この俺だってことを、覚えておけ」「……え?」「お前を抱いていいのは、この俺だけだ」確かに私は、ボスに何度も抱かれた。 任務を成功したそのご褒美として。 ボスに抱かれる時の私は、ボスのことだけ見ていた。 今私を抱いているのは、ボスだからと。「忘れるな。お前の身体は、俺に抱かれることで一番価値が上がる」 私の……価値が上がる……?「分かったな?」「……はい」私には、これしかないと思った。 自分の武器を作らなきゃいけない時、私はこの身体を武器にすることを選んだ。 例えそれが醜くても、私にはそれが武器になると、そう思っていた。 私は、間違っていたのかな……。「これからも身体を使うかどうかは、お前に任せる。……だが、決して無茶はするな。あの男に抱かれたその身体を、今度は俺が抱いてやる」「ボス……」ボスと私の奇妙な関係は、いつまでもきっと続くだろう。 こうやって拾ってもらって、感謝しかない。 だから私は、ボスのためにこれからも尽くしてみせる。 必ず、ボスに恩返しするの。「朱里」「はい」「レッド・アイのことは、お前に任せる。 だが、必要な時は俺たちを頼ってこい」私はそのボスの言葉に頷くと、「はい」と返事をして、部屋を出る。「ふぅ……」さてここから、私の復讐は始まる。 まずは千歳をどうやって抹殺するを考えないと。 だけど、千歳のことを抹殺しようとしてることを万が一千歳にでも知られたら、私の計画は終わる。 慎重に、いかなきゃ。  ✱ ✱ ✱   「なあ、朱里」「ん?」次の日の夜、仕事を終えた私は、千歳の家にいた。「朱里、最近大丈夫か?」 「……え?」   千歳が心配そうに私を見ている。「最近、なんか疲れた顔してるからさ」私はマグカップに入ったジャスミン茶を飲みながら、「そう……かな?」と問いかける。「そうだよ。なんかあった?」   なんかあった?と聞かれると、確かにそうではある。 千歳の兄である真樹と、セフレになったなんて言える訳はない。「……別に、なんもないよ」真樹とセフレになってから、真樹と二人で会う時間が増えた。 でも千歳との時間も大切にしないとならない私は、そこにも時間をかけることが必要だった。「本当か? なら、いいんだけど」
last updateÚltima atualização : 2026-02-15
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■㊼

「千歳は知ってるの?お兄さんの彼女が誰だか」「いや、知らない。聞いたんだけど、教えてくれなかったんだよ」「……へえ、そうなんだ」(アイツ、本当にどういうつもり……?)「ただ、美人とは言ってたな」「へえ、お兄さんモテそうだもんね。美人な彼女がいてもおかしくないよね」と私が口にしたら、千歳は「いや、朱里の方が美人だから」と言ってくれる。「本当に? 私より美人な子がいたら、そっちに目移りするでしょ、絶対に」「しないよ、俺は。 俺には朱里しか見えないし」 「本当に?……嬉しい」「言ってるだろ? 俺は朱里のこと、愛してるから」(愛してる……。その言葉を口にされたのは、いつぶりだろうか)「朱里のことは、俺が守るから。例え何があっても、朱里のことは離さない」こんなにも私を愛してくれている千歳と、私の身体を愛する真樹。 まるで正反対な二人。だけど、千歳は優しさすぎる。 でも真樹は、冷酷で残酷な男だ。千歳は私のことを愛してくれてる。心も身体も、すべてを愛してくれる。真樹は私の身体だけを愛してくれるけど、真樹との身体の相性は確かに最高にいい。だけど私は、どちらとも幸せにはならない。 むしろ、地獄を見せるの、あの二人に。「ねえ、千歳……?」「ん? どうした?朱里」「……私と、この先どうなりたい?」「えっ……?」さあ、教えて千歳。あなたは、私との未来、どうなりたい?どうしたいの? 教えて、お願い。「愛してくれているってことは……その、結婚とか、考えてたりするの?」千歳、私はあなたの本当の答えが知りたい。 「結婚か……。いつかは出来たらいいなとは、思ってるよ、もちろん」「……そっか」「もちろん、今すぐとかじゃないよ。 もちろん、朱里とは将来そうなれたらいいなとは思ってるし」……残念ね、千歳。あなたのその夢は、叶わない。 叶うことなんて、ないわ。その前に私は、あなたを殺すから。そしてあなたの兄も、殺す。「俺は、朱里のこと絶対に幸せにするよ」「……千歳」私の幸せは、あなたとじゃない。 あなたと幸せになっても、私は浮かばれない。「だから、これからも俺のそばにいてくれ」私はその問いかけに、「うん、もちろんだよ」と笑って答えた。「……朱里、愛してる」私は愛してるって言葉、信用してない。 けど、千歳の前では信じているフリをした
last updateÚltima atualização : 2026-02-16
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□㊽

「そっか。三日前か。……なら、そろそろ俺が欲しくなってきた頃だろ?」真樹は私のシャツを床に投げると、ブラジャーのホックに手をかけて、あっという間にブラジャーをはぎ取る。「ほら、もう欲しがってる」私の胸の膨らみを揉み始める真樹は、私の首筋に唇を這わせていく。「あぁっ……」「身体は素直だね、朱里」そのまま私のスカートをするりと脱がせると、ショーツ一枚だけにする。「ここでは、ダメッ……ベッドにして」「素直でいい子だね、朱里」真樹は私をベッドへと運び、そのまま愛撫を続けていく。「あんっ……っ」「俺に抱かれて、千歳にも抱かれて、君は贅沢な女だ。……まあ、俺とのセックスの方が、刺激的だろうけどね」確かに千歳としてから、何度も千歳にも抱かれた。 だけど千歳とだと、物足りなさを感じてしまっている。それは多分、コイツに抱かれたせいだ。 私の感覚はおかしくなっている。「真樹、あなたが早く欲しい……」 「わかった。じゃあ早く俺で満たしてやる」いつの間にか真樹は服をすべて脱ぎ捨てて、私の中に奥深くにグッと入り込んでくる。「ん……あっ」真樹は私の身体をかなり気にいっている。だから私の身体で、真樹がレッド・アイだという証拠を掴みとってみせる。「朱里……その顔は反則だよ」「え……あっ、やっ!」私の腰をしっかりと掴み、私の中を泳ぐように滑り込んでいく彼の身体に、すぐに快感を覚える。「ん……っ、真樹……」「いいね、その顔………エロいね。そそられる」「んぁっ……なに、言ってっ……」真樹は私の中に入ったまま、快感の渦に巻き込まれているのか、吹き出した汗が私の身体に落ちてくる。 「真樹……気持ちいい?」 「ああ、最高に気持ちいいよ。 やっぱり朱里の中に入ると、歯止めが効かなくなる」歯止めなんてかけなくていい。もっと激しく私を抱けばいい。  私のその身体に、溺れていけばいいのよ。 溺れて溺れて、抜け出せなくなればいい。「私も……気持ちいい……」「なら、もっと気持ちよくしてやるよ」「あっあっ……あんっ!」 私の中を激しく動き掻き乱す真樹に、私は漏れた声が抑えられなくて、真樹の背中にしがみつく。「いや、イッちゃうっ……ダメッ」「イケよ、朱里。好きなだけイッていいから」真樹との激しい行為に夢中になりながら、私は真樹の身体に残る小さな銃痕らし
last updateÚltima atualização : 2026-02-17
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■㊾

「大丈夫なの……傷?」「大丈夫だ」(まさか、ボスが……レッド・アイを撃った?)「ごめん、真樹……余計なこと言って」「……気にするな」真樹のその態度からしたら、多分あれには、何か理由がある。「……朱里」「ん?」「カウセリング、してやろうか」「……大丈夫。もう必要ないから」私がそう言うと、真樹は「そうか。もう必要ないか」と言ってシャツを羽織った。「……両親を殺した犯人、私知ってるの」私が言った言葉に、真樹は振り返り「え……?」と私を見る。「でもその犯人は、今もずっと捕まってないの」「なぜだ?」私は真樹に視線を向け「犯人は……捕まることのない、犯罪者なの」と伝えると、真樹は「犯罪者……?」と驚いたような表情をする。「……そう。犯罪者」「どうして、捕まらないんだ?」「……そいつが、とんでもない男だからよ」そう。今目の前にいる、真樹アンタだよ。 アンタのことを、私は絶対に許さない。「とんでもない男……ねえ」「そう。そいつは、私の両親を殺したのに、今もずっと生きてるの。……今もずっとよ」私はアンタに復讐するまで、絶対に死なない。「……犯人、まだ捕まってないのか?」「そう。……なんで両親は、殺されなきゃならなかったのか、私はその理由がずっと知りたかった」なんであなたは、両親を殺したの? どうして、両親だったの?教えてよ、真樹。アンタが犯人なんだから、私に教えてよ……。「朱里……大丈夫か」「私の両親を殺した男に、私は復讐がしたい。……そいつを、この手で殺したい」今すぐにでも、私はアンタを殺したい。 でも、今殺しても意味がない。「朱里……お前は、そいつが憎いか?」「憎いに決まってる!……私がこの手で、必ずあの男を……」「復讐して、どうする気だ?」そんなの決まってる。 その時は、私も死ぬ。両親の所へ行く。「復讐なんてやめろ。……そんなことのために、君が罪を犯す必要なんてない」「……やめてよ。私はとっくに罪を犯してるの」「え……?」「私はとっくに汚(けが)れた人間なの。……だから私は、必ず犯人に復讐するって決めたの」私のその決意は、絶対に揺るがない。「朱里……そんなことしたら、千歳が悲しむだろ」「……その時は千歳のこと、守ってあげてね、真樹」そんな私の姿を見て、真樹はおもむろに「朱里……君は本当は、何者な
last updateÚltima atualização : 2026-02-17
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□㊿

「結婚をほのめかして、二人の資金を集めようと言って大金を騙し取り、金をむしり取られた後は音信不通になって、連絡が取れなくなったらしい」「……かわいい顔して、とんでもない女だな」人の好意を利用して騙してお金を騙し取って、行方をくらませるなんて、かわいい子のすることじゃないわね。「それだけじゃない。 調べたら、妊娠したとウソを付いて、慰謝料を請求された男もいたみたいだ。中絶するから、金を払えと言われたらしい」「……何それ。本当にクズだね」「ああ、クズだな」鍵谷ほのみの悪態が晒されたところで、私たちは行動計画を立てることにした。「で、どうやって社会的に抹殺する?」「そもそも、鍵谷ほのみは今どこにいるの?」ボスの話だと、鍵谷ほのみは今父親と一緒に海外出張へ出ていることだった。 ほのみが帰国するのは三日後の夜らしい。「父親の鍵谷正嗣は、ほのみの詐欺のことは知ってるの?」「多分知らないだろうな。 もし知ってたら、結婚詐欺のこと問い詰めるだろうし」「ほのみには婚約者がいるっていうウワサも、あるみたいだな」婚約者……? 「婚約者がいたとしたら、なんで結婚詐欺なんかするわけ?」私の言葉にハルキは「そんなの俺が知るかよ」と言葉を返す。「雅人、その婚約者って誰だかわかる?」「いや、調べたみたんけど、わからなかった」「そっか」ほのみには、謎の婚約者がいる……。【朱里、明後日の夜って空いてるか?】千歳からのメールに【ごめん、ちょっと用事があるから無理かも】と返信をし、スマホをポケットへとしまう。「雅人、GPS拾えた?」「ああ、今位置情報送る」   「ありがとう」三日後の夜に帰国するはずだった鍵谷ほのみが、予定よりも一日早く帰国するという情報を手に入れた私たちは、ほのみの動向を探るため空港へと向かっていた。 「ハルキ、鍵谷ほのみはこの後このホテルに滞在するらしい」雅人から届いたメールを見せると、ハルキは「あれ、ここって……牧園《まきぞの》リゾートホテルだな」と言った。「ハルキ、ここ知ってるの?」「ああ、昔ここのホテルにちょっとばかり、潜入してたことがあるんだ」「そうなんだ」牧園リゾートホテルのことを調べると、運営している親会社が鍵谷建設だということが分かった。「確か、鍵谷建設が牧園リゾートを買収したって話を聞いたことがあるな
last updateÚltima atualização : 2026-02-18
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