「……リア、ヴィクトリア」 目を開けると心配そうなレインの顔がすぐそばにあった。「よかった、気がついて」 レインはやや笑顔を浮かべてほっとした表情をしているが、ヴィクトリアは覚醒しながらも目の前の男に何をされたのか思い出して、全身を総毛立たせた。 今はお互い全裸でレインに組み伏された状態である。 性器にあの忌まわしいものは入っていないが、途中で気絶して、意識のない間にレインのものでも犯されていたようだ。数度体内で射精された残り香があって、股の間から白濁液がこぼれている。 前の時のように上書きを試みたのかもしれないが、器具で犯された時の感触と悲しみと絶望と苦痛はまだはっきりと覚えている。ヴィクトリアは悲鳴を上げながら上に乗る男を押しのけようとしたが、やはり打たれた薬のせいで大した力は出なかった。 レインは拒絶されたことに驚いたようだったが、すぐに暴れるヴィクトリアを押さえて脚を開かせてくる。何をしようとしているのかなんて予想がついた。「大丈夫だ、嫌な記憶もすぐに忘れるから。ちゃんと元に戻ろう。俺たち、仲直りだ」 そんなの無理――(この人はやっぱり私のことなんて愛していないのよ。愛している相手にあんな仕打ちができるはずがない。何をしても抱けば戻ってくると思っている)「殺して……」 しぼり出すように言うと、ヴィクトリアと結合しようとしていたレインの動きがピタリと止まる。「殺して…… もう生きていたくない」「なんでそんなこと……」 流石のレインも一瞬ためらったようだったが、止めていた腰を進めて、ヴィクトリアの中に自身を侵入させた。「う、うっ……」 レインの怒張が体の中を進む圧迫感に、いつもなら歓喜して受け入れて快感を感じるのに、今は嫌悪感しかなかった。「抜いて……っ! 挿れないで……!」 ヴィクトリアの懇願を無視して、レインは腰を振りたくる。「死ぬなんて言わないでくれ! 俺を置いて行かないでくれ! 君がいなくなったら俺は……っ! 君が死ぬなら俺も死ぬ!」 レインは泣きながらヴィクトリアを犯す。ヴィクトリアは穿たれる度に、器具でされていた時と変わらない苦痛を感じて悲鳴を上げ続けた。「いやああああっ! 誰か! 誰か助けてっ……!」「誰かなんていない! ヴィクトリアには俺だけだ! 俺だけなんだ!」「ああああああっ!」 拷問に近い
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