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All Chapters of 魔女ドーラの孫(仮): Chapter 21 - Chapter 30

60 Chapters

サリバン公爵の秘密 Ⅴ

「昨日はローブを被っていたから油断した。俺の危機管理が甘かったせいだ」「ローブ……?」「あのローブは特注品でな。国軍配給のものと酷似しているが、俺のはフェロモンを遮断する様な素材が使われているんだ。他の兵士には秘密だがな」「秘密?」「あのローブにそんな機能があると知れれば、ローブを剥ぎ取られたり、奪われたりする恐れもあるだろう? 知っているのは極僅かな側近だけだ」 ん……? それ、聞いても良かったのだろうか。 オルタナはそう首を傾げたが、聞いた後で聞かなかった事になど出来ない。「だから……いつもあのローブを?」「どこにΩがいるか、分からないからな。健国王の血なんて言われていても、自由に往来を歩く事すらままならない不自由な体だ。ロクなもんじゃない」 確かにそれは大変だろう。 稀少とは言え平民にもΩが居ない訳ではないし、修道院や孤児院にだって遭遇しない確証はない。 その上、あの植物はΩの発情期に似た匂いがするのだ。 誰もが知っている公爵様がローブを外さなかった理由は、ちゃんとあった。「オーリィ、話さなければならない事が沢山ある」 アウルム修道院の植物の事も、昨晩の事も、これからの事も。 何一つ共有出来ていないのは確かだが、修道院の植物の事は何をどう話したらいいか分からない。 これからの先の事に関しては、自分じゃ何も分からない。 今話せるとしたら、昨晩の事について謝罪が出来るくらいだ。 だけどそれすらお前のせいじゃないと言われたら、こちらから話せる事なんて一つもなかった。「そのまま楽にして、聞いてくれ」 そう言った公爵は「明日、お前を王都へ連れて行く」と切り出した。「王都へ……」「その前に、いくつかお前に知らせておく事がある。修道院の植物とは別件になるが、まずはこちらの情報を頭に入れてくれ」
last updateLast Updated : 2026-04-21
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サリバン公爵の秘密 Ⅵ

「お前は種芥子を知っているな?」「……祖母が何か関係しているのですか?」「いや、違う。そうじゃない」「祖母が研究していました。危険植物として禁じられていますが」「そうだな。昔はこの王国でも使用された歴史があったそうだが、今は禁忌の植物として輸入も使用も禁じられている」「もしかして……その聖水には種芥子が使われているんですか?」「確証はないが、ラカン南部からモリガンを通して密輸されている可能性が高い」「ラカン南部……?」 モリガンとの国境地帯であるラカン北部。  モリガンとそう変わりない気候だが、南下すればするほどラカンは気温が上がる。 陽が強過ぎて砂漠地帯もある程、ラカンとは気温の高い国なのだ。 古文書にはモリガンと隣接する国境地帯は、そもそもラカンが強奪した違う国だったか、もしくはモリガンの一部だったと言う話もある。 でも何故南から北まで運ぶ必要があるのか、オルタナは首を傾げた。 ラカン南部からなら、海を渡る方がドーン王国には遥かに近い。「気候の良いラカン南部の辺境区で栽培された物を、わざわざ北部まで輸送しモリガンを経て王国に入って来ている」「何故……?」「分からない。ただ、そう思う根拠は色々あるが、その一つはモリガンで殺された六人の兵士達が、お前が作った香辛料とこの種芥子を酒に混ぜたもので殺されたからだ」 そう言った公爵は兵士達の死因となった酒は手に入れられたが、聖水は入手出来ていない事を言い添えた。「……何てことを。酒に種芥子を混ぜるなんて、喉から血が噴き出してもおかしくない」「押収した酒を分析して種芥子の混入が分かったんだが、これに気付いたのは義姉上でな、種芥子はサンノ国発祥の植物らしいな」「あぁ、サンノ国の悲劇ですね……」「やはり、知っているのか」「まぁ祖母が大罪人にされたのは、この植物の研究が理由でしたから。祖母が連
last updateLast Updated : 2026-04-22
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サリバン公爵の独り言 Ⅰ

 その日、ヴィンス・サリバンはアウルム修道院からの帰りの馬車の中で、只管息をかみ殺していた。 体温が上がり呼吸が整わなくなる。 向かいに座るオルタナが、青褪めてぶつぶつと独り言を呟きながら考え事をしているのを、盗み見た。 こちらの異変には気付いていない様だ。 このまま屋敷まで耐えれば、オルタナに気付かれる事もないだろう。 こんな厄介な体質に生まれて、ローブがなくては表を歩けない様な不自由な生活にはウンザリするが、この所は彼のお陰で楽しい。 だからこの異変を知られて、彼が自分を責めるのだけは避けたかった。「少し、休め」 と、言葉短めに部屋へと促し、その足で湯殿へ向かった。 あの植物の臭気を洗い流せば治まるかもしれないと思ったからだ。 水を被っても体温は上がる一方で、整わない呼吸で部屋まで戻る。 視界が潤んで延々と下腹部に熱が渦巻き、余計に苛立ちを覚えた。 何だってあんな植物如きに発情を左右されなきゃならん。 発情させる事はままあっても、こっちが発情することなんて滅多にない。 今まではそれ程の歴然とした違いがあって、与える影響を抑える事にばかり意識を向けていた。 だからあんな些細な接触で、まさか自分がこんな状態になるとは思っても無かった。「クソッたれが……!」 ヴィンスは自分の一物を右手で何度も擦り上げ、吐精を繰り返す。 熱を持った楔は何度白蜜を出しても芯を持ち、頭すらも朦朧としている。 あの白くて細い肢体を撫で回し、薄い胸に実った肉蕾を舌で転がし、捩れる腰を引き寄せて唇を吸い、呼吸すらままならない程に溶かしたい。 嫌がる素振りを見せても、逃がしてなんかやれるものか。 愛蜜で濡れた後孔を長い指で擦り上げ、熟した果実を悪戯に穿つように中を責め立て、
last updateLast Updated : 2026-04-23
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サリバン公爵の独り言 Ⅱ

 屋敷へと連れて来た初日、好奇心から部屋を訪れて、どの程度まで触れるか試したかった。 細く白い肢体はまだ子供の様な頼りなさが残る。 中性的な容姿に子供の様な体躯で頬を赤らめ、こちらの一挙手一投足に初心な反応を見せられ、堪らなくなった。 華奢な手首に口付けて、小鳥の様に逸る脈を感じる。 甘い肌の匂いに、酔いそうだった。 欲しい。 そう思った次の瞬間、彼が発情しないと言う問題が、自分の立場に大きな難となるのは明白だった。 運命の番としか結婚しないと、国王の名の下に誓っている。  彼が永遠に発情しなければ、嘘をついたところでいつかは手放す事になる。 一度手に入れた後、手放す事はきっと出来ない。 気に入った者への執着は人より強い。 自分がそう言う質であることを、自覚している。 だからその後はあまり距離を詰めない様にしていた。 この件が片付いたら、いつでも手放せるように。 発情したΩと言うのはこちらに理性がある内は、淫欲に溺れた獣の様にしか見えない。 愛があれば? あれが美しく可愛く見えるのだろうか? 若かった自分には気が狂った様にしか見えなかった。  淑女からの変貌も、その嫌悪により一層拍車をかける材料でしかない。 惹かれ合うなんてありえない。 あんな常軌を逸した淫蕩な姿に、獣の様に襲い掛かって腰を振れと言うのか。 冗談じゃない。 王侯貴族に生まれた以上、愛なんて生臭い事は言わないが、人間としての尊厳を手放してまで性交する事に、疑念すら抱く。 紳士淑女の世界で、色欲に翻弄されるなんて滑稽じゃないか。 勿論、閨事の指導はあったし、若気の至りで遊んだ事が無いわけではなかったが、全て相手はαだった。 それでも女性と後腐れなく遊ぶと言うのは難しいもので、一方的に執着され
last updateLast Updated : 2026-04-24
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王都アルメリア Ⅰ

 七日七晩かけてサリバン領アウルムから王都へと辿り着いた。 出発の朝、公爵は馬車ではなく騎馬で移動すると言って愛馬アートルムを連れて来た。 理由は「その方が早いから」と言うめちゃくちゃな理由で、馬に乗れないオルタナは公爵の前に座らされる。 そのまま七日七晩移動する羽目になり、それには公爵からの頼み事の予行演習も含まれていた。「尻が痛い……」「撫でてやろうか? オーリィ」「……結構です!」「何をそんなに怒っている?」「おこっ……ては、ないです……」 オルタナはサリバン公爵の別荘を出てから、公爵に構われ過ぎてウンザリしていた。 馬に乗っては腰を抱かれ、宿に入っては同じ寝台で抱き枕にされ、慣れない長距離移動の疲れも相まって、出発前夜の己の不用意な発言を心底後悔していた。「もうそろそろ、触られるのにも慣れたか? 番殿」「……まぁ、はい」「嫌そうな顔だな?」「つ、疲れているだけです」「まぁた、敬語になってるな」「……だ、だいじょう、ぶ」 公爵が出発前夜に頼んで来たのは番として振舞う事。 契約としてそう振舞って欲しいと言う話だった。 いやいや、無理でしょ。 世間的には大罪人ドーラの孫だよ? 何なら第一級殺人罪の汚名も晴れてないよ? そんで発情しないってバレたら、アウトじゃね? 頭良いんだよな? この人、大丈夫? オルタナは驚きの余り、そんな失礼な悪態を脳内で吐いていた。「オーリィお前今、失礼なことを考えているな?」「はっ! &he
last updateLast Updated : 2026-04-25
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王都アルメリア Ⅱ

 触れる事に慣れると言う名目で公爵は、まるでお気に入りの玩具を肌身離さず持ち歩く子供の様に、本当に傍から離れなくなってしまったのだ。 王都に着いたその日、サリバン公爵邸では多くの使用人達と一緒にノエルとミレーが出迎えてくれた。「オルタナ! 道中危ないことは無かった?」「ミ、ミレー中尉っ……」 オルタナは勢いに任せて抱き着いて来たミレーにギョッと目を見開いた。 そのミレーをベリッと引き剥がしたのはノエルだ。「大丈夫か? オルタナ」「だ、大丈夫です。ノエル少佐」「ちょ、ノエル! 引っ張らないでよっ」「興奮しすぎだ。オルタナが驚いてる」 まるで幼い子供を案じるかの様な二人に、少し気恥ずかしい。 下馬した公爵は、シッシと二人を払うような仕草を見せる。「寄るな、集るな。オーリィにはこれから、登城の準備がある」「団長には昼餐の前にご報告したい事が」「分かっている、ノエル。こちらも報告せねばならん事がいくつかある」「団長その前に、オルタナをお風呂に入れなきゃでしょ?」 ミレーがそう言うと公爵は「それもそうだな」とこちらへ視線を寄こした。「へっ?」「オーリィ、午後から陛下に謁見の許可を賜っている。ミレーと一緒に湯殿へ行って、支度を手伝って貰え」「はぁ?」 女性に支度を手伝って貰えと? いや、性別の問題ではない。 風呂に入って着替えるのに、他人に見られるなんて、絶対に嫌だ。「い、いやっ……」「嫌じゃない。御前に上がるのに、平服では連れて行けない」「でもっ……」「じゃあ、一緒に入るか? オーリィ」「……へぁっ⁉」 耳元でそう囁かれて、オルタナはゾクリと肩を竦めた。
last updateLast Updated : 2026-04-25
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王都アルメリア Ⅲ

 思い出すとまた逆上せそうになって、オルタナはブンブンと頭を振った。 公爵がどんなつもりでただのフリだけの契約番を構うのかは分からない。 けれど、これ以上あまり知りたくないとオルタナは思う。 知れば戻れなくなる。 祖母が解放されたら、モリガンに戻ってまた店を手伝いながら慎ましい生活を送るのに、こんな熱や感触を忘れられるだろうか――と。 大勢の使用人達に囲まれて支度を終えた後は、また貴族の御曹司の様な格好をさせられて、ミレーに髪を結われた。「ヴィー様とお風呂、楽しかった? オルタナ」「……」「ふふっ、オルタナは顔が雄弁ねぇ」「あの、僕と公爵様は……」「うん? 良いのよ。ヴィー様が決めたなら、私達にとってそれが正解なの」「正解……」 でもこれは契約。いつかは契約終了の時が来る。「王都では今、人が沢山死んで原因が分からなくて、多くの人が不安を抱いている」「はい……少し、聞いてます」「だから国王陛下も王妃陛下も憂いていて、ヴィー様はそれを解決しようと奔走している。あの方は軽薄、我儘、自分勝手に振舞っている様に見えるけれど、いつも自分を後回しにしちゃう。だから、オルタナがいて楽しそうで、私は嬉しい」 そう言ったミレーは、笑っているのに泣きそうな顔に見える。「今、王国は得体の知れない何かが動き出していて、教会派の事だけでも厄介なのに、アウルム修道院には怪しい植物と遺体まで出て来た。表には見せないけれど、ヴィー様は結構参っていると思う」「そう……なんですね」「はい、出来た。かーわいぃ」 前髪を上げサイドの髪を編み込んで、顔がよく見える様な
last updateLast Updated : 2026-04-26
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秘密の花園

 枯葉色の癖毛に琥珀の様な眸のその男が、王陛下なのだろう。 そう思いながらも初めて見る国王と言う存在に、オルタナの視線は釘付けになった。 似てる……。髪色や眸の色が違うけれど、やっぱり兄弟なんだ。「だから、降ろしてって言ってるでしょ?」「だぁめ。久しぶりなんだから、お茶ならここでも飲めるでしょ」「もうすぐオルタナ達が……あ……」 ようやく存在に気付いて貰えたらしい。 王妃殿下は一瞬気まずそうにこちらを見て、次の瞬間には開き直っていた。「いらっしゃい、オルタナ」 いや、切り替えはやっ!「お、王妃陛下。本日はお時間頂き……」「オルタナ、良いのよ。そんな堅苦しい挨拶、要らないわ」「王陛下、並びに王妃陛下に置かれましては」「ヴィー、嫌味だなぁ……」「約束の時間にいちゃついてる陛下には言われたくないですが」「仕方ないだろう? この時間しかラティとお茶する時間が無かったんだ」「だからってこんな子供みたいに抱っこするなんて! レイの意地悪っ!」「意地悪はどっちだい。少しくらい良いじゃないか」「……出直しましょうか? 王陛下並びに王妃陛下」「いやぁ、すまんすまん。ヴィー、とラティの友人だったかな?」 眩しい物でも見る様に笑っている国王陛下が、こっちを見ている。 これが“王妃大好き坊ちゃん”かぁ……。「あ、は、はいっ……恐悦至極に存じます」「しかし、ノエルから聞いていたけれど&hellip
last updateLast Updated : 2026-04-26
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秘密の花園 Ⅱ

「あの……王妃様は」「ラチアで良いわ」「いやぁ……それは」「じゃあ、ラティが良い?」 もっと呼びにくい。  子供って残酷だ。「あの、ではラチア様で……」「良いわ。私はオルティとでも呼ばせてもらおうかしら。オーリィと呼んだらヴィンスが嫉妬しそうだもの」 それはない、多分。  でも、無いとは言い切れない。 あの公爵は本気か否かは定かじゃないが、自分の玩具に執着が過ぎるから。「ラチア様は夜の国の御伽噺をご存じでしょうか?」  オルタナは修道院で見た植物の特性と、遺体の状態、そして耳飾りの様な物を発見した事を話した。 それが夜の国の女王の耳飾りではないかと疑っている事も。「知ってるわ。サンノ国には夜の国の女王が国を追われて逃げて来たのがサンノ国だと言う言い伝えがあるの」「え……」「だから、サンノ国ではΩの少女を特別に大事にする。夜の国の女王の血を引いているかもしれないから。ウケイはずっと夜葡萄の研究をしているわ」「そう、なんですね……」「オルタナはあの遺体が夜の国の女王の末裔で、あの植物は夜葡萄かも知れない、と思っているのね?」「何の証拠もないのです。だけど、夜葡萄は寒冷地でしか育たないと文献にありました。それも相当過酷な雪山でないと実らない。あの植物が夜葡萄だと仮定して考えると、陽を避けて北へと浸食したのも説明が付きます」 昨年の冬、王国は異常な寒波で多くの人が死んだ。 寒さに耐性がない子供や年寄りが体調を崩し、薬を手に入れる事が出来なかった人達が、冬が過ぎるのを待ち切れず無駄に命を落とした。「モリガン程ではないにしても、去年は王国のどの地域も寒く雪が降ったはずです。無縁墓地は肌寒く酷い湿地でした。昨年の寒波で地面が凍ったのではないかと」「なるほど。ずっと埋葬されていたのに最近になって発
last updateLast Updated : 2026-04-27
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秘密の花園 Ⅲ

「え?」 脈絡なくそう聞いた王妃は、ただこっちを見て返事を待っている。 オルタナは何でそんな事を聞かれるのか混乱したまま、適当な答えを模索した。「み、見た目より優しそうな人だなぁ……と」「そお。じゃあ、ウケイとも仲良くなれそう?」「え、仲良く……ですか?」「今後ろに立っているウケイは、貴方に興味津々みたい」「はいっ⁉」 振り返るとそこには茶器とお菓子の乗ったトレイを持つウケイが立っていた。「い、いつから……」「まだ子供の様な遺体でしたが……辺りから」「け、結構前からいらっしゃっ……」「興味深いお話をされていたので、大人しく拝聴しておりました」 そう言ってウケイはテーブルに持って来たトレイを置いて、美しい所作でお茶を注ぐ。 細くて背の高いウケイは、αらしいがα独特の威圧感がない。 髪がないから年齢も曖昧で、謎が多い。「登城の際には菓子を用意するとお約束してましたから、お持ちしました」「あ、の……すみません。ありがとうございます」「いえ、ミルクベリーは手に入らなかったのですが、雪山羊の乳を使った焼き菓子です」「ミルクベリーは雪山でしか採れませんから。市場にも殆ど出回ってません」「私も食べてみたかったわ」 そう言った王妃にウケイはニッコリわざとらしく笑って見せた。「王妃はおやつを食べる前にすることがあるのでは?」「……オルティとお茶するくらいいいでしょ?」「昨日はこう言われてました。王陛下とのお茶の後に、会議資料に目を通すと」「むぅ……」「私が騎士団の稽古に駆り出されている間に終わっているはずでしたが」「わ、分かったわよ! もうっ……オルティ、ごめんなさい。私、行かないといけないみたい」
last updateLast Updated : 2026-04-28
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