三、四時間程車を走らせてやっと到着しました、私の別荘。 住宅街から結構離れていて、パッと見、山の中の一軒家です。でも畑も、井戸だけど飲み水も、電気にネット環境だってフル装備しております。はい。 周りは木しかないけどねー。でも侵入者用の罠もあるよー?牛や豚はいないけど鶏はいるから、卵も手に入るし。結構良い場所だよ、ここ。 「えっと鍵、鍵~」 車ごと敷地内へ入り、駐車スペースや車庫なんてものはないから、家の前にどんと車を止めて、私達は車から降りた。 奏輔お兄ちゃんが車にロックをかけてる間に、私はスマホを取りだし、そのスマホカバーに挟んで置いたカードキーを取りだして、家の鍵を開けた。 中へ入ると、窓が閉めきられている所為で、むわっと熱気が来る。 「まずは換気かなー?」 「掃除はあまり必要なさそうじゃね?」 「掃除はちょくちょく私がしてたり、真珠さんにして貰ったり、ママの執筆監禁場所に使ってたりしてたから比較的綺麗なままだと思う」 言いながら靴を脱いで、中へ入る。 てくてくと進み、真っ直ぐ続く廊下を歩く。 「えっと、右手にある扉がトイレでー、左手にあるのが掃除用具入れでー」 案内しつつ、正面のドアを開ける。 すると下に降りる階段がある。そこをまたてくてくっと降りて行くと、結構な広さのキッチン・ダイニング一体型リビングに着く。 「広っ!?」 「おいおい、マジか。流石白鳥財閥総帥の別荘だな」 「成程。山の斜面に建ってるからパッと見解らへんのか。窓から見える景色が圧巻や」 「右手側の奥にある階段を下れば寝室。反対の左手側の奥にある階段を下りればお風呂とか、洗面所とかあるよ~」 歩いて、換気の為に窓を開けて行く。 お兄ちゃん達もそれぞれカーテンを開いたり、窓を開けてくれたりと手伝ってくれた。 さ、寝室も換気して来よう。 自分がさっき言ったように右側の奥にあるドアを開けて階段を下りると、廊下が続き、寝室のドアが右左に交互に並んでいる。 お兄ちゃん達と、私の分。それから恐らくこれから来るであろう、華菜ちゃんと愛奈、近江くんの分。 ってなると、私達女は同じ部屋で構わないから一番奥のベッドが三つある部屋だね。で男の人達は一人一部屋で割り当てようかな。 丁度寝室は五部屋あるしね。 まずは一番奥の私達の部屋から。 ドアを開けて、部屋を見回
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