「そうだ、そうやって俺のことを見ててくれ。俺も、お前のこと見てるから」 愛と熱がこもった視線が絡み合う。こうして見つめ合えば、体の繋がりよりも心の繋がりを感じるのだから不思議だ。「もっと、お前の熱を感じたい……。舌、出して」 言われるままに舌を伸ばすと、トキの舌がすくいあげるように絡みつく。舌を吸われ、締め付けてしまう。「ふぁ、んんぅっ♡」「んっ、締まる……! 口づけ、好きか?」「はぁ、んんっ♡ 好き」「俺もだ。もう1回しようか」 今度は互いに舌を絡め合う。舌が擦れ合う度に締めてしまい、絶頂が一気に近づく。「もっとしたいけど、これ以上したら先に果てちまいそうだ……」「あ、あぁっ♡ 私も……」「さっきより艷やかな声になってきたな」「もう、私、果てそう」「俺も、もう果てそうだ……」 トキはサクの腰を掴むと、激しく突き上げる。突如押し寄せる快楽の荒波に飲まれぬよう、サクは必死にトキにしがみつく。「ひゃうぅ♡ んあ、ああっ♡ 激し、いぃ♡」「いっ――!?」 トキは悲鳴を上げ、サクの腰から手を離してしまう。ぬるりとした生暖かい感触で、彼の背中を引っ掻いてしまったことに気づく。「ご、ごめんなさい! 手当を……」 薬を取りに行こうとすると、腕に力を込められ、動けなくなる。驚いてトキに顔を向けると、彼は微笑を浮かべていた。「トキさん……?」「いい。気にするな。爪を立てちまうほど感じてるんだろ? 男冥利に尽きる。それに、この痛みは生者の特権だ」 触れるだけの口づけをされる。不意打ちの口づけが嬉しくて、体が反応して締めてしまう。それはトキだけでなく、サク自身のことさえも絶頂へと追いやる刺激となってしまった。 トキは再びサクの腰を掴み、激しく突き上げる。突然のことに、一瞬、息を忘れる。「は、ああっ♡ ト、トキさ、んああっ♡ は、激しいのぉ♡」「仕方ないだろ? お前が、煽るように締めるから……」「そんな、ああぁっ♡ 煽ってなんか……。あ、あ、あ、あああっ♡」「はぁ、もう……、限界だ……!」「わ、私も、ひううぅっ♡」 どくどくと脈打ち、熱いものが蜜壺に出される。サクはうっとりと熱を受け止める。「はぁ、あぁ……♡ あつ、い……」 寝室には、ふたりの息遣いだけが聞こえる。目が合うと、どちらからともなく触れるだけの口づけをする。「は
Last Updated : 2026-04-30 Read more