「ひゃっ……! 透利さん、何して……っ」 「んー、何だと思います?」 れろ……と、円を描くように粘膜をなぞり上げる。 珠依さんは予想通り、耐えかねたような涙声を漏らした。震える身体が、俺の舌先の愛撫に翻弄されている。 ごめんね、と心の中で謝りつつも、舌を動かす手は止められない。 自覚はあったが、俺は相当なSっ気があるし、珠依さんも……自覚がないだけで、相当なMだと思う。「ほら、珠依さん。ちゃんと咥えて……。俺の『お世話』をしてくれる約束でしょう?」 その一言に突き動かされるように、珠依さんが震える唇を寄せ、懸命に俺の熱を口腔へ迎え入れようとする。 だが、物理的に無理なのは明白だった。猛り狂ったそれが、彼の小さな口にすべて収まりきるはずがない。イラマでも仕掛けない限り不可能なのに、珠依さんは必死に俺の要求に応えようとしていた。その健気な意地らしさが、たまらなく愛おしい。 不自由な手でゆるゆるとそこを扱きながら、俺は舌先に力を込め、彼の蕾の粘膜を執拗に可愛がった。「あっ……ん、やだぁ、それ……。だめ、しないで、透利さんっ」 「どうして? 先っぽ、こんなに蕩けて……気持ちいいって認めちゃってるのに」 「……だ、だって……。そんなことされたら、エッチ、もっとしたくなっちゃうから……。それ以上、しないで……っ」 潤んだ瞳で懇願するその姿に、俺の中のサディスティックな欲望が、甘い充足感とともに融解していく。 ここまで来たら、もう完全にゴールは見えていた。 俺は、逃げ場をなくした獲物を慈しむように、そっと優しく声をかけた。「なら、珠依さん。珠依さんが動いてくれる? それなら……エッチ、できますよ」 「で、でも、俺……下手かもしれないし。透利さんを気持ちよくさせてあげられる自信、ないです」 「なんで? この前だって、俺に跨って三回目もおねだりしましたよね」 自分から熱心に腰を振っていた事実を指摘すると、珠依さんは観念したようにサイドチェストへ手を伸ばし、コンドームの箱を手に取った。「あ……入ってない……」 中身を確認した彼が、パチパチと目を丸くする。空っぽの箱を手に『どうしよう』と狼狽える姿は、ひどく無垢に見えた。 ――もちろん、わざとだ。中身が尽きているのは、入院前から知っていた。 退院して帰ってきたら、真っ先に生で繋
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