静かに鼻で笑ってやった。「では、こちらから条件を提示しましょうか」 聖女たちの顔色が変わった。あちらも都合の良いことを言っている自覚があるようだ。わなわなと身体を震わせている。 彼女たちを見ていると嗜虐心が刺激されてしまう。勃起してしまいそうなところをなんとか律する。リリーが近くにいるのだ。恋人以外の女性に勃起するのは倫理観に欠けてしまう行為である。 すぅと息を吸い、ふぅと息を吐く。自分を追放した聖女たちに鉄槌を下す時がやってきた。昂りすぎないようにしなければならない。驕りは禁物だ。手痛いカウンターを喰らう場合があるからだ。「聖女ヴィオレッタ・フリューリンク」 「な、なによ」 「裸踊りを披露してもらおうか」 「ちょっと!? 何を言っているの!?」 「100万ゴリアテをたったそれだけで貸してやるといっているんだ。安い条件だろ?」 「異議あり! なんで私が脱がなきゃならないのっ!」 当然のように聖女が拒否してきた。ククッ! と声がうわずってしまう。こっちもお前の裸踊りに興味なんてこれっぽっちもない。ただ、恥をかかせてやりたいだけの嫌がらせである。「ではこうしよう。お前が出来ないというのであれば、聖騎士様に裸踊りしてもらおう」 「シャインになにさせようとしてんの! それも許さないわよっ!」 「では……二人揃って裸踊りなら倍の200万ゴリアテを融資してやろう」 「200万!? 倍も出してくれるっていうの!?」 「ああ、無利子無担保、さらに言えば返済期限も無しだっ」 「そんな……返済期限すらないなんて」 さすがは200万ゴリアテの破壊力だった。聖女はどうしたものかと戸惑っている。こちらはさらにククッ! とあくどく笑みを零してみせた。 聖女がどんどん赤面していく。さらには俯いていた。しかし、聖女は立派だった。伏せていた顔をこちらに向けてきて、キッと唇を噛みしめていた。「わかった。裸踊りでいいのね?」 「ほほう? してくれるというのか?」 「その前に200万ゴリアテを出せる証拠を出
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