昼食を終え、展示物も一通り見終えると、2人は水族館内のショップへとやって来た。新が「デートの記念になるものを買おう。」と言い出したからである。ショップへと入ると、若葉は子供のようにイルカのぬいぐるみを手に取り新に見せてきた。「新君、新君!見てください!可愛いです!」 「ホントだね」テンションが上がった若葉の様子に新は笑みを浮かべ見守っている。すると若葉はハッとしてぬいぐるみを元の場所に戻し、顔を赤らめながら新に「スミマセン」と言った。「どうしたの?桜ちゃんが気に入った物買おうよ」 「い、いえ......。大ハシャギしたのが恥ずかしくって......。それに折角ならお揃いになる物が...。い、いえ!やっぱりなんでもないです!」 「......オレとお揃いでいいの?」新がそう尋ねると、若葉はボッと音が出る程顔を真っ赤にして小さく頷いた。そんな若葉の様子に新は「可愛いなぁ」と思いながら、丁度近くにあったイルカのマスコットストラップを手に取った。「それならコレとかどう?カバンとかに付けられるし、色も青とピンクがあるし。......どう、かな?」 「私とお揃いしてくれるんですか......?」 「もちろん!......じゃあコレにする?」 「ハイ!あ、お金......」 「オレにプレゼントさせて?」新はそう言うと、青とピンクのイルカのマスコットを手にして会計へと行った。会計が終わると、若葉にピンクのイルカを差し出してきたので、若葉は「ありがとうございます。」と言って受け取り、早速バッグに付けた。それを新に見せ、「どう、ですか?」と問いかける。「うん。可愛い。桜ちゃんに似合ってる」 「大切にします......」 「じゃあ、オレも付けようかな」新はそう言うとメッセンジャーバッグに青い方のイルカを付けて見せてきた。「どう?」 「フフッ。可愛いです」2人は笑い合うと、水族館を後にした。「水族館、楽しかったね」 「はい。とっても。イルカショー、凄かったですね」 「危うく水かぶるかと思ったけどね(笑)」 「ですね(笑)あれにはヒヤヒヤしました。」 「それじゃあ、ゲーセン行くけど大丈夫?疲れてない?」 「あ、はい!全然元気です!」 「全然元気か(笑)それならよかった。じゃあ行こうか」新はそう言うと若葉の手を取り、繋いできた。「デート
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