そして、いよいよ若葉の両親が海外に旅立つ時が来た。若葉達は両親を見送るために空港へとやって来ていた。「それじゃあ、新君。ダニエル。若葉の事、よろしくね」「分かりました。おじさんとおばさんも気を付けて」「オジサン、オバサン!楽しんできて下サーイ!」「ハハッ。ダニエル。観光じゃないんだから。」「3人も気を付けてね?兄さん、子供達の事よろしくね」「おうよ、任せとけ!お前らが帰ってくる前にストーカー野郎をお縄にしといてやるよ!」「頼もしいです。お義兄さん、よろしくお願いします」そうやり取りをしていると、搭乗案内のアナウンスが流れて、両親と若葉達はそこで別れたのであった。「さ、お前ら。ラーメンでも食って帰るか!」「やった!直道おじさん大好き!ギョーザも付けていい?」「ハハハッ!もちろんいいぞ!」子供のようにはしゃぐ若葉を見て、新とダニエルは「何この可愛い生き物」と心の中で呟き、2人して若葉をギューギューに抱きしめた。「ちょ、なになに?!どうしたの、2人共!」「あー...まぁ、気持ちは分からんでもないがな」「え?おじさん、なんなの?」「若葉は分からんでも良いぞ。男心ってヤツだ」「オレも男だよ?!」若葉はそう反論したが取り合ってもらえず、「さー、行くぞー!」と言う直道に続いて若葉達3人も空港を後にした。その道すがらも新とダニエルは若葉の手を離すことはなかった。そして4人はラーメンを食べて自宅へと帰った。ラーメンとギョーザを食べてホクホクの若葉はデザートにコンビニで買ったアイスを食べていた。「若葉......。その細い身体のどこにそんなに入ってるの」「え?これくらい普通でしょ?」「いや、そうなんだけど......。若葉は華奢だからさ。しかもラーメンも大盛りだったからさ......」「オレも育ち盛りの"男"って事だよ」そうのんびりとした時間を過ごしていると、玄関から"ピンポーン"とチャイムが鳴った。「はーい!今行きます!」若葉がアイスを置いて玄関へと向かい扉を開ける。「こんにち、若葉。久しぶり」そこにいたのは直道の息子で若葉の従兄弟である"浩史"であった。「あれ?!浩兄?!久しぶりー!どうしたの?ウチまで来て!」「父さんが帰ってきたから、僕も顔出そうと思って。来ちゃった(笑)」「ハイ、コレ京都土産の八ツ橋」と若葉に土産を
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