さあ、料理戦争札幌予選、ついに最終戦。最後の戦いは、G.O.D.総帥オーディンの長男『ロキ』対、闇食倶楽部総帥暗黒食王の長女『影羅』。おそらくは料理戦争参加者でもトップクラスの実力を持つ両者の激突。本当に予選でやっていいのかと思うほどの勝負である。さあ、舞台の上の調理場に立った二人が、相変わらず挑発合戦を行う。「俺が優勝すれば闇食倶楽部の支配権も手に入る。どのみち解散させるつもりだが、お前は継続して雇ってやる。その時は、ヤツメウナギの飼育係にでもしてやるよ」「あら、意外と楽しそうね。じゃあ私が優勝したらあなたは烏骨鶏の飼育係ね。一匹一匹に名前をつけさせてあげるわ。当然、シメるのもあなたがやるのよ」…なんというか、本当に精神的に責める陰湿かつ強烈な挑発である。耐えきれなくなった審査員たちが、最終決戦のテーマを発表する。最後の戦い、そのテーマは…ついに出た『海鮮丼』である!「でっ、でたああ!ついに!ついに海鮮丼だ!」「札幌名物にして日本人の心に訴える海鮮と米…たまらん!」「この二人でこのテーマとは!審査員!わかってるじゃねえか!」これを聞いたロキと影羅も、まるですでにテーマを分かっていたかのように動き出す。「フン、この札幌予選では味噌ラーメンもスープカレーもすでに出た。残る大物はジンギスカンか海鮮丼だけだ。手抜かりはねえ!」「その二つのうち、どちらが最後を飾るかといえば…。やはり料理人の腕や食材チョイスが味を大きく左右する海鮮丼。とっくに準備はできているわ!」さあ…宿命の対決、調理タイム開始!――――――――――さあ、開始宣言後すぐに動く対決者両名。影羅がまず米を洗い、炊飯器に入れる。そこに昆布を一枚入れ…右手で銃を撃つ仕草を取った。「本当は自然に浸水させたいけど、今回はそういう時間はないか
Last Updated : 2026-08-20 Read more