جميع فصول : الفصل -الفصل 20

28 فصول

僕のお母さんはAV女優 11話

俺は朝急いで始発より少しあとの電車に乗る。学校は一限目は遅刻確定である。幸い、教科書などのものは1式揃えてはあるしシャワーも浴びることが出来たので登校するには十分な状態であった。さて、この辺境から新宿まで56分ほどの時間がかかるようであった。これを毎日通勤するサラリーマンはすごいと思う、きっと俺には一生できないであろう。少し……目を瞑って俺は残りの睡眠時間を補うことにした。なーに、いつも3時間しか寝てないからこれくらいは平気である。☆☆俺は少し夢を見ていた。寒いところで西と東に巨大な山脈をつらなる盆地の高台に俺はいた、後ろを見ると母ちゃんが笑っていた。景色は薄暗い夜の景色であった。自然と声は聞こえない、きっと眠りが浅いのと脳が整理されてないからだろう。母ちゃんは北の方向に指を指すと、そこには虹色のオーロラが見えた。とても雄大だけれど、見たことがないはずなのに夢で見るものかと驚いてしまった。「次はー、登戸ー登戸ー」まだ45分くらいなのに電話がかかってきた。相手は……やべぇ、飯田じゃん。そういえば彼の連絡の通知が6件ほど溜まっていたのを忘れていた。俺は彼とのLINEを確認する。「おつかれー!今日無事に話し終わったら教えてくれよ!遥香さんと分かり合えたって報告……楽しみにしてるぜ!」「なあ、大丈夫か……?なんかあったのか?」「不在着信」「おい、本当に大丈夫か?」「おはよう、今日学校に来るか?出来れば朝までに連絡くれると嬉しいな。」このようなLINEが来ていた……やべえ、めっちゃ心配かけてるじゃん。せめて謝罪の文章は入れないと今後に支障が出てしまうレベルだ。「マジでごめん、なんかはあったけど……またゆっくり話したい。」すぐに返事は来た。「そうか、無事で何よりだよ。学校で待ってるな︎!」やはり、飯田はどこまでも良い奴である。こういう友人をきっと生涯をかけて大切にしないとバチが当たるのだろう。俺は何も無いようで色々と恵まれていた。俺は無意識にさっき見た夢を検索して夢占いをする。オーロラの夢はどうやら転機、良い方向へ進む、再生などの意味を持ち鮮やかな色であるほど運気が良いとの事……そして、誰とみたかでも効果があるみたいだった。つまり、これからの俺と母ちゃんは良い方向へと進む……という意味なのだろうか。どちらにせよ、ま
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のお母さんはAV女優 12話

キーンコーンカーンコーン……俺は1限目に遅刻をして数学の前半があまり頭に入らなかったが、無事に昼までを乗り切ることが出来た。朝は近い学校に徒歩から行けるので満員電車に揺られるのはとても心地の悪いものだった。昼飯はないのだけれど……そこは購買で買おうとしよう。すると、俺の机の上に誰かがポンっと焼きそばパンを置いた。「飯田か……。」「おう、おつかれさん!元気な顔が見れて安心したぜ!」飯田はいつもの無邪気な笑顔でにっこりと笑う。きっと朝ごはんがないところまでお見通しだったのだろう。俺たちは、屋上へと足を運ぶことにした。そして、いつものところで腰をかける。いつもより少し無言の時間があるのは連絡を無視した気まずさを俺が出しているのと、飯田が自分のせいで家族が揉めたという罪悪感から来るものだと気がつくのにはほとんど時間はかからなかった。「あのさ、飯田。」「大丈夫だ……お前の目を見ればわかる。」その一言で少し安堵をする、やはり飯田は良い奴だった。そして、飯田は続ける。「もし、事が落ち着いたらまたゆっくり話してくれよ!そんなことより……お前昨日どこ行ってたんだよ〜!家はここからそんなに遠くないから1限目に遅刻なんて有り得ねえぜ!」「本厚木ってとこ行ってた。」「どこだぁ?そこ。」「んー、小田急線のとこなんだけど新宿から小田原のちょうど真ん中辺りにいたよ。」「いやめちゃくちゃ遠くじゃねえか……。」飯田はツッコミを入れる。あ、やっぱり遠すぎたよね?「つか、お金大丈夫だったのかよ?お前まさか食い逃げかホームレスのような生活を……。」「いや、そこも大丈夫だったよ。」西出さんには本当に世話になった。次はあの人を探しに本厚木を探してみよう。そういえば、新学期が始まってから佐倉さんも俺たちに混ざっているのが日課だったのに今日は珍しく居なかった。「ねえ、飯田……そういえば佐倉さんはどこに行ったのかな?」「佐倉?あー、あいつ今日はバイト先の英会話研修入れちまったから参加することにしたんだって。」「なんだそりゃ?」学校よりバイトを優先してるとは……また今度彼女にあった時には注意してあげないといけないな。俺たちは簡素な購買のパンをあっさり食切ると……飯田はすぐに立ち上がった。「どうしたの?」「ああ、今日は水泳部のトレーニングメニューの改定
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 1話

母ちゃんの1件が終わって…あれからだいたい1週間がたった。最初はやはりぎこちなかったのだが俺の家族は元々の関係の良好さが功を成したのか、俺たちの生活は元通りになっていた。母ちゃんも資格があったので次の仕事も決まりそうな感じだったので我が家の生活に平穏が戻りつつあった。ちなみに我が家に少しいい変化があった。「おはよう、母さん。」「直輝!最近自分で起きられるようになったじゃん!」「まあ、少しでも前に向くって言ったし。」俺が母ちゃんに起こしてもらうのが日課だったが、最近俺は夜遅くまでのゲームを辞めることにした。そして、まだ将来の夢はぼんやりしているのだが俺は就職ではなく進学を考えるようにした。母ちゃんはいわゆる学歴コンプレックスなのだが、母ちゃんが諦めた道を俺が歩むこともひとつの恩返しになると考えたのだ。まずは生活習慣の見直し、そこがマストなのでたまに昼まで寝る日もあるが頑張っている。「今日も飯田くんが迎えに来る日でしょー!荷物とか準備大丈夫?」「ああ、昨日の夜にまとめたよ。」なんかいい方向に進んでいた、雨降って地固まるとはこのことを指すのだろう。そして、今日も母ちゃんの朝ごはんを口にする。白く炊いた白米と味噌汁、メインはベーコンエッグと栄養満点である。ピンポーンいつも通りにインターホンが流れた。きっと俺の生活を誰かが覗いてるのであれば既視感を感じるほど、ここまでの流れは一定であった。しかし、少しこの日は違和感があった。「おっす!おはようさん!」「おー…飯田と佐倉さん?なんで?」「おはよ、天野くん!たまたま飯田くんと鉢合わせになったんだけど…天野くん近所だったんだね!」何故か佐倉さんがいた、はて…どうして来たのだろうか。「えー、直輝〜こんな可愛い子と知り合いだったの?私にも教えてよ〜!」「うっさい。」「ひどい!」母ちゃんも玄関に顔を出し、佐倉さんを見てはにたぁと見つめる、う…うぜぇ…、ちょっと思春期の感情がイラッとするのをかんじた。「えー!天野君のお母さん美人だし若い!いいなぁ〜こんなお姉さんになりたいです!」「えー!可愛いのに性格もいい子じゃない!うちあがってく?」「やめてくれよ、ほら飯田さっさと出るぞ!」俺は遮るように飯田を引っ張り予定よりも少し早く家を出ることにした。しかし、思春期で感情が昂ってもいって
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 2話

キーンコーンカーンコーン…「予鈴だ、そろそろ戻らないとだね。」「ありがとう佐倉さん。お陰で今日の数学の基礎が分かったよ。」「うん!天野くんは多分参考書とか自分で見た方が覚えやすいと思うから、まずはそこで基礎を固めてみて!」2人で教科書を閉じる。なんて、充実した昼休みなのだろう。佐倉さんはやはり優しい…きっと周りは佐倉さんの良さが分からず誤解をしているだけなのだ。もしくは、美人が嫌われるのは同性と振られた男と聞くがそこもあるのだろうか。「どうしたの?まじまじと見て。」「あ、いや…佐倉さん普段から優しいから学校のみんなもそういうとこを見れればいいのになって思ったんだよ。」「何それー!」バンバン、と背中を叩く佐倉さん。結構力が強いのだが、表情はどこか嬉しそうな表情をしていた。すると、半歩佐倉さんは前に出て後ろを振り返る。「私はぼっちでいいよ!だって友達が多いと八方美人でいなきゃ行けないし、疲れるからね。それを都庁で天野くんに気付かされたんだよね。」「あれ、そうだったっけ?」確かに彼女はあの日人間関係で悩んでいたみたいだったけど、そこが大幅に改善をしたのだろうか?どちらにせよ、彼女は何に対しても努力家な所が垣間見えてるそこもいい発見であった。「そんなことより、午後は体育からでしょ!早く着替えなくて大丈夫?」「やべ、そうじゃん!急ご!」俺たちは急いで午後の授業へと向かった。☆☆キーンコーンカーンコーン…授業が終わった。おかしい、勉強少しはやったつもりだったけど…やはり頭に入ってこない。俺はどうやら先生の授業を集団で聞く授業とやらが根本的に向いてないようだった。むしろ、教科書を眺める方が理解が早いので佐倉さんの言う通りであった。今後は少し予習も視野に入れておこう。あまりにも効率が悪いな…今度模試とかもやって実力をみてみるとするか。「直輝ー!かえろーぜ!」すると、バンッと飯田が机の上にカバンを置いてにんまりと笑っていた。こいつは人懐っこい犬のようだった。犬種はそう…イケメンだけど少しバカっぽいし、強そうなのでシベリアンハスキーといったところか。「いいよ、昼間はゴメンな…ちょっと忙しくてさ。」「良いってことよ!予定が合えばでいいんだ!今日少し散歩でもしに行こうぜ!」都内の散歩か…確かにインドアの俺にとっては必要な
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 3話

ここは俺にとって道の世界。秋葉原という所である。アニメでは定番ではあるし、オタクの街とも言われた世界であった。恐らくサブカルにあふれ、グッズが至る所にあり、パソコンを使うものにとってもオールブルーのように全て揃った聖地である。改札を出ると、アニメの広告が至る所にあり今でもアニメと根付いている土地だと思う。そして、電化製品も溢れるほどある。そう、この土地は過去に治安も良くない地域だったが先人によってここまて発展された土地になったのだ。それから、萌グッズなども経て日本有数のオタク街へと変貌を遂げていてメイド喫茶も溢れている。道を歩くと様々なコスプレをしている子も溢れていて一層賑やかにさせていた。「メイドカフェ&バーいかがですか〜!」「飲み放題ですー!」このようにある通りだと、そういったキャッチの女の子が…ずらりと並んでいた。なんだっけ…これ、ポケモンとかで見た事あるんだけどこいつらNPCなんか?とおもうくらいズラっと並んでいた。「なあ、凄いな飯田…なんというか数がよ。」「いいか直輝、あいつらとは決して目を合わせるなよ。」「え、なんで?お前もこの街はじめてだろ?」「いいから!」飯田はいつもより表情がすこし敵意むき出しの表情だった。え、急にどうしたのよ?めちゃくちゃ怖いんやけど?すると、すかさず女の子が話しかけてきた。「あのー!私たちメイド喫茶やってるんだけどお兄さんいかがですか?」女の子は少しギャルな雰囲気をしていて、髪色は栗色をしており少しスカートの丈も短いメイド服を着ていた。「今なら飲み放題2000円ですよー!」「2000円ならそこそこ安いんじゃないか?どうする?」「ああ、別にいいっすわ。」飯田はこんなに冷たい時あるんだと思うくらい冷淡に突き放していた。え、酷くない?そんなに冷たくしていいもんなの?「女の子ドリンクだいたい8000円って所かな?あとは他にも隠れたオプションとかあって3万くらいはかかりそうだな〜。」「ぐっ。」女の子が嫌な表情を浮かべると後ろのチンピラみたいな男とアイコンタクトを取ったあと2歩下がり…。「お兄さん!メイドカフェ&バーいかがー!」別の男に何事も無かったように話しかけてたのだ。え、何この反応…飯田も怖いし女の子も怖いんだけど。「飯田…今のは…?助けてくれたんだろ?」「良いってことよ
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 4話

なんということだろう、メイド喫茶というのはわずか25畳近くのスペースには満席でお客が座っていた。カウンター席とテーブル席があるのだがどちらも満席である。壁はピンクに染まっていて謎のBGMだって聞こえてくる。何から何まで未知の空間であった。俺達は佐倉さんにテーブルの席を案内された。「こちらがお席になりますよ!」俺たちは椅子に腰をかけてから上着を脱ぐと佐倉さんは何やらカードを俺たちに渡してきた。「これは?」「これはご主人様認定カードです!」「なんだこりゃ…。」「これはご来店毎にカードのランクが上がってくるんだよ!ブロンズからシルバー、シルバーからゴールド、ゴールドから…。」「わかった、もういいよ。」そんなにランクあるの?このオタクたちのこの空間に対する執念が理解はむずかしかったみたいだ。「ち…ちなみに1番上のランクは?」「スーパーブラックの5000回来店だねー!」お…おいおい、5000回っていうのはその最高ランクのためのやつだったのかよ。なんというか…付き合い方を正しければお手ごろな店だが一歩間違えたらお金が尽きてしまいそうな恐怖感があった。佐倉さんが突如、何枚かの固めの察しをテーブルに置く。「こちらがメニューとなります!」メニューを見るとフードセットやらドリンクセットなどがあったり、単品メニューも丁寧に添えてあった。フードはカレーやオムライスがコンセプトに染まった作りになっていて美味しそうな感じだった。「このチェキとゲームってやつは?」「あー!これね、チェキはメイドさんと写真をステージで撮ることができるの!ゲームはワニワニパニックとかのゲームを一定時間お話しながらできるのよ!」なるほど、だいたいシステムは理解出来た。しかしまあ、これもひとつの経験として良いだろう。「じゃあ、俺はオムライスとみっくすじゅーちゅってやつと…チェキでお願いしようかな。」「かしこまりました!メイドさんはご指名ある?」「はて…どうしようか、じゃあ佐倉さんでお願いします!」まあ、ほかの女の子だと喋れないし…佐倉さんでお願いしようかな。すると、佐倉さんは目をキラキラとさせて嬉しそうな顔をしていた。「わたしで…いいの?」「君がいいんだよ、お願いできる?」「うん!」すると、隣で飯田がにやにやしていた。おい、なんだその目はムカつくな。顎
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 5話

「それにしても、佐倉すごいよな〜!」「確かに、僕にはできなさそうだ。」実際、佐倉さんの仕事ぶりは凄かった。外国人相手には英語で接客をして、チェキをとる時には英語で読んでいたが発言がとてもネイティブに感じた。それにお客さん、もといご主人様に対しても接客の態度を変えないのだ。基本的に僕は1人でラーメンは行く位なので外食は行くのだが、接客まではほとんど見ない。あまりにも極端であれば覚える程度なのでやはり料理の質にしか興味を示さないのだ。しかし、接客での笑顔や活気、そしてその業界での洗練さを感じると下手にメイド喫茶もバカにできないクオリティなのだ。確かにこれは5000は行く価値はあるのかもしれない。僕はもう、あそこに行くことは無いのだけれど。「いやいや〜そんな事ないよ!最初は女の子がかわいいからこんな子達と一緒に仕事が出来ればな〜なんておもったんだよね。あそこ面接も何回もやるし。」「え、そうなの?」「そうよ、接客業だしコンセプトも重んじてるからそういう所もしっかりしてるのよ!」通りで接客や教養などがとても通っているわけである。こういうところもリピートに繋がっているのだろう。すると、突如誰かのケータイから着信が聞こえる。僕は着信をかける相手なんてかあちゃんくらいだから俺以外の2人のどちらかである。「あ、俺だわ。」着信したのは飯田であった。しばらく話すと、どうやらただ事では無いみたいだったので少し様子が急変する。「なにぃ?守谷と堀田がトー横の近くでトラブってる?…うーん、しょうがないな…、わかったわかった。」しばらく相槌を飯田が打つと電話が終わる。どうしたんだろう…飯田は時折このようなトラブルの仲裁に行かされることが多いのでもしかしたらまたその話だったんだろうか。「すまん、俺行くわ。どうやら水泳部の後輩がさ〜なんかやらかしてるみたいだから…2人で帰ってくれないか?」「ほんと、お前も苦労人だよな…大丈夫だよ、佐倉さんはちゃんと家の近くまで送るから。」飯田は少しダッシュするのか足を解しながら会話をする。こいつはつくづく良い奴なんだなと少し不憫にも感じていた。☆☆俺と佐倉は、一先ずファミレスへと足を運んだ。イタリアンで緑色の看板が特徴のあのファミレスである。俺はメイド喫茶で一通りの食事は終えたのだが佐倉さんはかなりお腹が空いてる
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 6話

俺は佐倉に連れていかれ、我が家から15分くらい離れたマンションに着いた。おそらく建ってからそこまでの年月がかかっておらず、オートロックも丁寧に着いていたのでそれだけで家賃が高めの住宅だと一目でわかる。入口には管理人さんもいるのでそれがさらにこの物件の視覚的価値をあげていた。「すごいマンションだね〜なかなか綺麗じゃん。」佐倉は…うんと簡単な相槌を打つだけでそこまで会話として成り立っておらず、それがさらに居心地の悪さを強めた。一体…どうしたのだろう。いつもの勉強を教えてくれる佐倉さんはどこに行ったのだろう。さっきまで明るく振る舞ってた佐倉さんはいついなくなったのだろうか。いつ、どこで、どのように、なぜと5W1Hの疑問形を浮かべるものの、それが直結する答えを導き出すことは俺の脳みそではできなかった。そして、沈黙のエレベーターを登り最上階から1階下の角部屋に到着をすると、彼女はそこでカードキーを付けて扉が空いた。い…行きたくない。佐倉さんは入って、と笑顔で一言添えるけど何か目が笑っていない。俺は佐倉家のソファーで座っていた。部屋はあまり片付いてはいなかった。選択した服は床に落ちていて、ペットボトルも飲みっぱなしで置いてあるし想像していた女子の部屋とは程遠い光景だった。家に入ると佐倉さんはグラスに氷とシュワシュワとする飲み物を入れるとそれを俺に差し入れて同じソファーに同じ向きで座った。「ねえ、佐倉さん一体どうしたの?いつもと様子が違うみたいだけど。」「…。」佐倉さんは何も喋らず隣に座り、身体を寄せる。佐倉さんからは少しバニラの混じったような香りがすると俺の頭もとくんとした。佐倉さんはなにも喋らず、手に持った俺と同じ飲み物を飲み干す。俺も、ミラーリングという同じ行動をすると他人と同調するということを思い出し同じように飲み物を飲んだ。少し、苦い味がした。「天野くん、天野くんにとって…私って何?」突如佐倉さんが初めて言葉を話し出した。どこか、声が弱々しかったのを強く感じた。いきなりどうしたのだろう、確かに佐倉さんとは仲良くしてもらってるけど特に深い意味は見いだせなかった。「何って…頼りになる友達だよ。」「それだけ?」「それだけって…、プライベートで会うのも今日が初めてだったし…。」「ねえ、天野くん…私たち付き合わない?」「え、
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 7話

私、佐倉舞衣は東京生まれ東京育ちの普通の女子だった。私の人生は、いつから間違えたのだろう。いつから、歪んで見えてしまう世界になってしまったのだろうかと思い返すと、色んな要因があるように思えた。私の家族は不動産により財を成していた幸せな家庭だった。美味しいものを食べて、綺麗な景色を見て、父さんと母さんと手を繋いで歩いてかえる……そんな小さな幸せが私にとってかけがえの無いものだった。「お母さん!みてみて、すごく綺麗な貝殻みつけた!」「まあ、とても綺麗な色ね〜!舞衣は綺麗なものが好きなのね!」「うん!」家族で旅行に行くことも多かった。1番最後の幸せな思い出は、そんな他愛もない会話であった。ある日のことだ、母親は父親との口論が増えた。物心がついて間もない私にとっては、理解をすることも出来なかった。ただ、父親が母親に対して怒り出し暴力を振っていたのは覚えている。今だからこそわかる、母親は……私が産まれる前から父親を裏切っていたのだ。母親は別の男と浮気をしていた。おそらく父親にも原因があったのだがその現実逃避のために浮気をしていたのだ。両親の仲が険悪してから、母親はまるで最初からいなかったかのように居なくなっていた。私は母親の姿を鮮明に覚えられなくなっていた。しかし、それでもまだ私は幸せだった。父親が私を愛してくれていたのだ。欲しいものは買ってくれたし、父親と一緒に野球観戦も言ったこともあった。「お父さん……この服は?」「舞衣はお姫様だからな〜、父さんがフリルのついたかわいいものを選んでやったぞ!」「ありがとう!お父さん大好き!」誕生日にはブランドの服もくれた。私がロリータファッションが好きなのは……父親がくれた服が何よりのきっかけだった。今でも私はそのロリータの服が好きでそれ以外のオシャレをすることはあまりなかった。私にとっては母さんが居なくても、父さんが居てくれればそれだけで幸せだった。小さな幸せかもしれないけど、私にとってはそれだけで満たされていた毎日だった。しかし、ある日……小さなきっかけだった。ほんの小さなきっかけであった。私はある日自転車での衝突で怪我をしてしまったことがあった。私は血を流しすぎたのだ。その時も、父親は私の為に救急車を呼びそばにいてくれた。「お願いです!娘を助けてください!」「出血が酷いですね
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد

僕のクラスメイトは托卵女子 8話

佐倉さんは赤裸々に過去を俺に打ち明けてくれた。謎のドリンクを飲んで判断力を失った俺たちは、その後も家で何かを話していた。俺は、朝の10時くらいに目が覚めた。チュンチュンと小鳥のさえずりが心地が良い。俺の朝は妙に睡眠をよくとれたのかいつもよりも具合が良かった。時計はまだ見ていない、目の前には佐倉さんも一緒のベッドに寝ていた。俺は一瞬焦ったのだが、どうやらシーツも綺麗だし何かを致した形跡がなかったので話をしたあとの俺たちは多少の理性が残っていたみたいで安心した。それにしても、佐倉さんの寝顔はなんというか顔が整っていて、何も無いと美少女そのものだった。そう、彼女は周りに誤解をされているだけのただの女の子なのだ。おっと、寝顔ばっかみてるとキモイやつだと思われる……。すると、突如俺の携帯は着信の音を出した。「もしもし。」「直輝……大丈夫か?佐倉さんと2人が朝のホームルームにいないってことで連絡も特に来てないから諏訪先生心配してたぞ!」俺はスマホの時計を見る。短く太い針は、10時の方向を示していて明らかに俺たちが遅刻をしたのを悟った。「すまん、佐倉さんと寝坊しちまったみたいだ。」「あ!?え、どういうこと……もしかしてお前らヤッ……。」「その心配はご無用だ。」「ゴム用?いや、そこはエチケットとして遵守してくれ。」「そっちじゃねえよ、まあいいや……みんなには適当に誤魔化してくれ。後で細かく話す。」飯田は嘘が上手である。しかし他人を攻撃する嘘ではなく……優しい嘘が得意なのでそこは信頼していた。俺は電話を着ると……恐る恐る佐倉さんの方に歩き出す。佐倉さんは……起きていた。「ふあ〜。おはよう、直輝くん。」「おはよう、佐倉さん。」何か少し違和感は感じたが……普通に挨拶をした。なんだっけ、この違和感。「あれ、いつもは天野くんじゃなかったっけ?」「今日から私……直輝くんって呼ぶことにしました!」「唐突だね……でもいいよ、名前の方が好きだし。」「じゃあ私は舞衣って呼んでもいいわよ、等価交換ね!」「だが断る。」「なんでよ!」俺には女子を下の名前で呼ぶのはハードルがある。この場において俺はチェリーボーイ特有のつまらないポリシーに囚われていた。「じゃあ、呼んでくれないと私は直輝くんと一夜を共にして直輝くんが乱暴に私の中に直輝くん
last updateآخر تحديث : 2026-08-04
اقرأ المزيد
السابق
123
امسح الكود للقراءة على التطبيق
DMCA.com Protection Status