「おはよう。」ザワザワ……。クラスが大いにざわつく、そりゃあそうである。クラスの異端である佐倉……もとい舞衣さんと俺が同じ時間に遅刻して登校している、こんなに不自然なことはない。恐らく全員が大きく勘違いをしているのだが、それを弁明する気にもならなかった。そして、一人の男がこちらへ駆けつける……飯田だ。汗を流し明らかに同様と困惑をしていた。「なあ!本当に何があったんだよ……もしかしてお前ら……ヤッたのか?」「そんなことはしてないよ、佐倉さん昨日は体調を崩しちゃったし家には誰もいなかったから看病してたんだ。」「あ、そうなの?」嘘は言ってない、むしろ表現としてはこちらの方が僕としてのニュアンスは近いのである。あの日僕らはなにもしていない。ただ過去を語ったり……パニック状態のさく……舞衣さんの看病をしていたのだ。「お前の目を見りゃあ大体の表情は読み取れるんだけど……嘘は言ってないな。まあいいや、ごめんな……大変そうだったのに一緒にいてやれなくて。」疑いはしたがこれも友人としてごく普通の行動である。飯田は本当に良い奴だった。きっと僕らが過ちを犯していたとしてもきっと受け入れてくれたのだろう。俺は心から彼を信頼しているのだ。「いやいや、昨日は飯田も忙しかったんだろ?」「あ、そうそう!なんかな〜最近不登校だったヤツらがトラブル起こしたら大変なことになってたんだよ。」「大変なこと?」「ああ、アイツらどこで手に入れたのかわからないけど薬に手を出していてな。それで家でもしていてお金が無いからってことで怪しいバイトもしてたんだよ。」「まじかよ、いわゆる闇バイトみたいなやつかな?」「まあ、その通りだ。あいつらそれで年配の家に入ってはものを盗んだり暴力をしていたところを捕まっちまったみたいだ。」ものすごい話である。フィクションであればありそうな話だけれどこうして身近な人間がそういったものに加担しているなんて恐ろしいものである。「ねえ、なんで彼らはそういったものに手を出してしまうんだろうね。」「あれだろ、金がなかったりすると人って恐ろしいほどIQがさがってしまうもんだ。」言われてみれば過激な犯罪をするものはあっさり掴まっていたりする。昔女児殺害事件なんかもあったが診察券とタバコを置いていったらしいし。「まあいいや、お互い大変だったな。おつかれさ
آخر تحديث : 2026-08-04 اقرأ المزيد