夏期講習も慣れてきた。夏休みというのはある意味恐ろしいものなのかもしれない。自由な時間はできるのだが、自由とは責任を自分で負う事だと思う。スケジュールを遵守し、やったことを無いことをできたりするのも自由だし、堕落して自分を劣化させてしまうのも自由。今までの俺は劣化する側の人間だったのだが、意外と夏期講習を受け続けると体内時計もやることも同じだったのでどうにも満足度が高い。むしろ、何も無い時間が多い方が虚無感が溢れるってことあるよね。でも……一つだけ生産性が低いと思う時がある。「Good morning! Everybody!」まじかよ……またあの異様な教師が勉強教えてやがる。俺はちょっと頭を抱えていた。おいこら、母ちゃんが汗と水と愛液を垂らしながら働いた金を無駄にするんじゃねえと、少し怒りを感じていた。しかし、少し雰囲気が違った。「先生は思いました。先日の正答率が低かったです。」教師はキザな笑顔でみんなに聞いてみた。「ズバリ!先生の教え方が悪いと思う子はプチョヘンザ!」………………。「OK!全員手を下ろして!」いや、自覚しなさい!やばいだろ……ニーズとかわかる努力はいいんだよ。そこからの改善をしてくれ!コントなら100点だが夏期講習として0点なんだよ。なんで英語をそんなに多用して社会の先生やってんだマジで。「Hey,teacher.」「おー!君は留学生かな?」「The teacher's pronunciation is distorted and he doesn't understand grammar very well, so can he just give me a normal social studies lesson?」何言ってるか分からないと思うけど俺はわかった。TOEIC700点のバイリンガルの友達である川崎彩奈のネイティブ英語を聞いたので辛うじて日本語に訳そう。彼の主張はこうである。「先生は発音が歪であり文法もよく分かってないので普通に社会教えて貰っていいですか?」めちゃくちゃハッキリとした意見だった。すごい、外国では忖度とか無いんだなと感心してしまう。対して……教師は反応する。「いえーす!いぇすいぇす!いぇーいす!」お、分かってくれたか?めちゃくちゃ怒られてるんだけど。「
Last Updated : 2026-08-10 Read more