「ただいま。」俺は瑞希と一緒に俺の家に行く。無意識にただいまと言うと自然と落ち着くものだ。まあ今は客人がいるから完全にオフモードにはならんし、これからこいつに英語を教えなきゃ行けないからなと思いながらいつもの玄関をあるく。「おかえり〜!あら、初めて見る子ね!」「あ〜えっと…この子上原瑞希っていう夏期講習で知り合った子だよ。たまに勉強見てるんだ!」「えー!めっちゃ可愛い子じゃん!どうも〜直輝の母親の遥香っていいます!」「ど…どうも…よろ…よろしく…。」それに対して瑞希は凄まじいほどの人見知りモードになっていた。まるでドッグランに入れられて知らない犬に絡まれてるチワワみたいだな。そうか、きっと学校でもこの人見知りも起因してるのかもしれない。まあ、あと母ちゃんも第一声でかわいいは確かに引く。あとで母ちゃんに注意をしておこう。「ぶる…ぶる…。」しかし、瑞希は普段とは明らかに挙動不審になっていた。「最近遅いと思ってたらこの子に勉強教えてたんだね!直輝もたまにはいいとこあんじゃん!」「たまには、ってなんだよ…いつもいい所しかないじゃん。」「やだ〜言うようになったじゃん。」少しボケて見るがあまり空気が和まなかった。どうしたんだろ?「まあ、いいわ!もう少しでシャルロットケーキ出来るから出来たら呼ぶわね!」「ん?あれってカスタードをゼラチンで固めてるんでしょ?結構時間かかるんじゃない?」「えへへ〜実はブラストチラーっていう急冷冷蔵庫に特注でしてあるのよ〜。」「いや!どんだけ料理に金かけたんだよ!」流石は元AV女優の女王と呼ばれた女だ。持ってる金が桁違い過ぎる。あ、でも瑞希にはAVの件は内密にしよう。きっと刺激が強いだろうし、一般的に話す内容でもない。「まあいいや、とりあえず俺たち部屋にいるな〜。」「はーい!」「いくぞ〜瑞希!」「う…うん!」俺たちは自室に場所を変える。友達5人は入れる部屋だし、あそこなら足を伸ばせられるだろう。さーて、母ちゃんのスイーツというご褒美もある事だし頑張るか!「…にしても、上原って…どっかで聞いたような…気のせいね。」☆☆「ほれ、これ客人用の座椅子だぞ〜。」フローリングにはローテーブルがあり、座椅子に腰かけてウォーターサーバーから紅茶を淹れる。個人的にはカモンミールのハーブティーが
Last Updated : 2026-08-10 Read more