最近読んだ'魔入りました入間くん'のアメリとイリーナをめぐるファンフィクションで、特に印象的だったのは『Between Rivalry and Roses』という作品だ。最初はお互いをライバルとしか見ていなかった二人が、ある任務をきっかけに共に過ごすうちに、相手の意外な一面を知っていく過程が丁寧に描かれていた。アメリの強気な態度の裏にある孤独や、イリーナの優しさに秘められた強さが少しずつ明らかになる。特に、アメリがイリーナのためにわざわざ苦手な料理を作ろうとするシーンは胸を打つ。二人の関係が敵対から友情、そしてそれ以上へと自然に変化していく様子が、作者の繊細な筆致で表現されていて、何度も読み返してしまう。