ふと辞書を引いてみたら、『出立』の項目に「旅や仕事などで長期間家を
離れること」とあった。これって単なる移動じゃなくて、生活の場から離れる行為そのものを指してるんだな、と気付かされた。『千と千尋の神隠し』で千尋が家族と車で引っ越すシーンは、物理的な移動以上に日常からの断絶を感じさせる。
この言葉を使いこなすコツは、短い外出と区別すること。コンビニに行くのに「出立する」と言ったら大げさすぎるけど、転勤で海外へ向かう友人に「出立の日はいつ?」と聞けばしっくりくる。歴史小説なんか読んでると、武士が参勤交代で江戸へ向かう場面で頻出するから、なんとなく侍っぽい響きも覚えておくといいかも。