『捩る』のようなコンセプトを追求するなら、『アルファポリス』の怪奇・ホラー部門が充実している。特に『身体の捩れ』をテーマにしたアンソロジーが定期的に公開され、従来のホラーとは一線を画す作品が多い。ある短編では、主人公の鏡像が徐々に逆向きに回転していく描写に背筋が凍った。
特徴的なのは、多くの作品が『ねじれ』を物理的な現象だけでなく、人間関係や社会構造の
比喩として用いている点。例えば『歪んだ教室』という作品では、いじめの加害者と被害者の立場が日替わりで入れ替わるという設定で、読むほどに考えさせられる。短いながらも強いメッセージ性を持つ作品が見つかる宝庫だ。