この諺を英語で表現する時、状況に応じていくつかのバリエーションがあるみたい。料理がまずい場合なら"It's dog food at best"って言う人もいるし、品質の悪い物に対しては"Not even a starving dog would eat that"なんて強めの表現もある。
面白いのは、英語圏では犬関連の表現よりもネズミを使うことが多いこと。"Wouldn't touch it with a ten-foot pole"とか、直接的に触れたくないというニュアンスが強い。日本語の「犬も食わない」が持つ、あの軽い諦めと呆れの混ざった感じを出すには、"I wouldn't wish it on my worst enemy"なんて言い方が近いかもしれない。
「犬も食わない」って面白い表現だよね。英語だと直訳すると"Not even dogs would eat it"だけど、ニュアンス的には"It's so bad even dogs wouldn't touch it"って感じかな。
この表現の面白さは、日本語の独特な誇張表現にあると思う。英語圏でも似たような概念はあって、例えば"Not fit for a dog"とか"Wouldn't feed it to my dog"って言ったりする。でも文化的背景が違うから、日本の「犬も食わない」の持つユーモアや皮肉を完全に再現するのは難しい。
個人的に気に入ってる英語表現は"It's not worth a hill of beans"。豆の山ほども価値がないってところが、日本語の「犬も食わない」と似たようなインパクトがある。言語って本当に文化的な違いが出て興味深い。
英語圏には「It's a lovers' quarrel」という表現がありますが、日本の「夫婦喧嘩 犬も食わない」のようなユニークなニュアンスを完全に伝えるのは難しいかもしれません。
このことわざの本質は、夫婦間の些細な争いが第三者から見ると取るに足らないものだという点です。英語では「No one intervenes in a marital spat」や「Even dogs won't bother with a married couple's fight」といった直訳的な表現も考えられますが、文化的背景を理解しないとピンと来ないかもしれません。
面白いことに、『フレンズ』のような海外ドラマでは、カップルの些細な口論を「Don't mind them, they're just being married」と軽く流す描写が見られます。これが英語圏における最も近い感覚かもしれません。