おすすめの具体例をいくつか挙げると、まず'進撃の巨人'のサウンドトラックから。ヒロイックさと悲壮感を同時に抱えた曲が多く、Vogel im KäfigやCall Your Nameは劇中の重苦しい空気をそのまま切り取ったような力強さがある。ミニマルな導入から一気に合唱やオーケストラで膨らむ構成は、真面目で切迫したシーンにぴったりだ。
ゲーム寄りだと'NieR:Automata'のWeight of the WorldやBipolar Nightmareは、儚さと絶望の混じった音像が秀逸。ボーカル入りのヴァージョンは特に感情の芯を抉るし、インストのアレンジは静かな重さを保ったまま集中力を高めてくれる。『NieR Replicant』のSong of the Ancientsも、古びた祈りのような質感があり、物語性のある真面目な響きを求めるときにおすすめだ。