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海外のブランドだと『LAGOON』のアゲートシリーズが個性的でいい。幾何学的なカットと大胆な色使いが特徴で、例えばマットな仕上げのブラックアゲートにゴールドの細い線をあしらったリングは、モダンな中にも温かみがある。
彼らは鉱物学者とデザイナーがタッグを組んでいて、石の特性を考慮した着け心地にもこだわっている。重ね付けしても邪魔にならない薄さで、スタイリッシュにまとめたい人向け。
『Stone & Twig』はアゲートをスライスした薄板を真鍮のワイヤーで包む独自の技法が魅力。特にドーム型に加工したペンダントは、光を通すと内部の模様が立体映画のように広がる。
彼らの作品はどれも軽量で、大きめの石を使っていても首もとに優しい。アウトドアブランドとのコラボも多く、カジュアルな装いにアクセントを加えたい時にぴったりだ。
日本の工房『瑠璃工房』では、伝統的な木目込み技法でアゲートを扱っている。特に縞模様を活かした櫛や帯留めは、和装にも洋装にも意外なほど合う。
淡いピンクアゲートを使った桜文様の簪など季節感のある作品も多く、石の持つ柔らかな光沢が上品。若い世代向けに、アゲートをあえて粗めに研磨したイヤリングなどもあり、伝統と現代のバランスが絶妙だ。
宝石の持つエネルギーに惹かれるなら、『Earth Tone Minerals』のアゲートコレクションがおすすめだ。彼らは原石の自然な形状を活かしたデザインが特徴で、特にブルーレースアゲートのネックレスは、繊細な層状模様がまるで風景画のよう。
職人が一つひとつ手作業で磨き上げるため、同じものは二つとない味わいがある。価格帯は手頃ながら、特別感のある仕上がりで、普段使いからちょっとしたお出かけまで幅広く使える。特に春先のパステルカラーと相性抜群だ。