取材の実務面では時間管理と方向付けが重要だ。限られた時間で核心に迫るには、導入→深堀り→まとめ、という流れを意識する。導入では軽めの技術的質問を投げ、反応を見てから感情的・個人的な背景に移る。例えば『The Last of Us』の映像化過程のように権利や俳優の事情が絡む話題は、慎重にかつ敬意を持って聞くことが求められる。
日本語の『訊ねる』には、単なる質問以上の深みがあるよね。英語で言うなら『inquire』が近い気がする。事務的な『ask』とは違って、真実を探ろうとする意志が感じられる言葉だ。
『尋ねる』との違いを考えると面白くて、『訊ねる』には相手の本心を引き出そうとする積極性がある。『The detective inquired into the suspect's alibi』なんて使うと、刑事が執拗に聞き込む様子が浮かぶ。『質問する』の無色透明さとは対照的で、英語圏の友人はこのニュアンスの違いに最初戸惑っていた。