ふと思い立って、ファンが作者に続編を尋ねるときの礼儀と実践を自分なりにまとめてみた。
まず第一に、敬意を最優先にすること。感想や応援の言葉を先に伝えてから、そのうえで丁寧に尋ねる。感情的な要求や「いつ出るの?」といった短絡的な
詰問は避けるべきだと感じる。具体例を挙げると、『ハンターハンター』のように制作事情が複雑な作品もあるので、創作のペースには理由があることを理解しておくと気持ちが落ち着く。
次に、問い合わせの場や方法を選ぶこと。公式サイトや出版社の窓口、作家が提示している連絡手段を使うのが基本で、SNSでのタグ付けやリプライは控えめに。メールや公式フォームなら履歴も残るし、丁寧な文章を送れば伝わりやすい。内容は短く、具体的に――どのエピソードが好きだったか、続編に期待している理由、そして「もし可能ならお知らせください」といった柔らかい締めにするだけで印象が違う。
最後に、応援の行動を示すことも大事だ。単に尋ねるだけでなく、単行本の購入や公式グッズの利用、クラウドファンディングへの参加などで支援を示すと、続編を後押しする実績にもなる。結びとしては、作者の健康と創作の自由を尊重する気持ちを忘れないほうがいいと、僕は思う。