細かい比較表を頭の中で作るタイプなので、グッズの種類ごとに見方を変えている。フィギュア、ぬいぐるみ、アパレル、カード類、アートプリントといったカテゴリーで、公式と非公式の差は出方が異なる。例えば『風の谷のナウシカ』の版権物だと、版元の厳しい管理が入るためアートプリントの色再現や額装の品質が高い傾向にある。
私がまず確認するのは製造素材の表記と付属の証明。公式は材質(PVC、ABS、ポリエステル等)を明記し、特定の工場やメーカー名、シリアルナンバー、証明書が付くことが多い。ぬいぐるみなら縫製の目の細かさや中綿の偏り、タグ裏の問い合わせ先が判断材料になる。非公式は写真での見た目は似せられても、触感や細部の再現度で差が出る。
また、限定イベント商品と量産の一般販売品では品質管理の方法が異なるので、イベント限定の方が雑に見えて高価というケースもある。私は購入履歴を後で見直して、『どの販売経路で何が得られたか』を蓄積しているが、結局は公式販売を優先するのが心の
平穏につながると感じている。