僕の場合、
眉目秀麗な顔立ちを目指すときは“輪郭の設計”から入ることが多い。まず自分の顔型を鏡で冷静に観察して、どこを削り、どこを立たせるかを決める。ベースは肌を均一にすることが最優先で、毛穴や色ムラを薄く見せる下地と薄付きのファンデーションで素肌感を残す。マットすぎると不自然になるので、Tゾーンは軽くマット、頬はほんのりツヤを残すとバランスがいい。
輪郭作りではクールトーンのシェーディングで影を入れ、ハイライトは鼻筋と頬骨上、顎先に狭めに入れて“面”ではなく“線”を強調する。鼻は中央を明るく、両側を暗めにして細く見せるけど、やりすぎると不自然になるのでブレンドを丁寧に。あごとフェイスラインには薄くシャドウを入れて立体感を出す。‘ジョジョの奇妙な冒険’のようなシャープなラインを参考にするなら、角を意識してエッジを作ると映える。
眉は顔の印象を決定づけるので、太さ・角度・濃さをデザインしてから描く。眉頭はやや柔らかく、眉山で高さを作り、眉尻は細く伸ばすことで整った顔立ちに見える。目元はアイラインで目幅を調整し、まつげは外側に向けてボリュームを出すと彫りの深さが強調される。二重テープやアイプチで目の形を整えるのも有効だが、自然なラインを模索して何度も練習すること。
最後にカラー選びと全体の調和。クール系のパレットでシャドウやリップを揃えると洗練された印象になりやすいが、肌色によってはウォームトーンの方が健康的に見えることもある。ウィッグや髪型も輪郭を補完する要素なので、前髪やサイドの長さで顔幅を調整する。撮影や遠目での見え方も考えつつ、何度も写真を撮って微調整するのが近道だ。自分も試行錯誤しながら覚えたことばかりだけど、細かい調整を重ねるほど理想に近づけるのが面白いよ。