ロスは役作りに深く入り込むタイプの俳優なので、どんなキャラクターを演じるのか今から楽しみです。過去の『レザボア・ドッグス』や『Lie to Me』のようなハードボイルドな役もあれば、『The Hateful Eight』のような複雑な悪役も可能性として考えられます。公開時期が近づけば、さらに具体的な情報が入ってくるでしょう。
先月参加した映画フォーラムで、プロデューサーの一人がティム・ロスの新作について少し触れていました。歴史ドラマ『The Last Portrait』でナチスから美術品を守った実在の人物を演じるとか。撮影はすでに終わっており、現在は編集段階だそうです。公開は早くて年末、遅くても来年のベルリン国際映画祭あたりではないでしょうか。ロスはこういった重厚な役柄を演じるのが本当に上手いので、期待が高まります。
『そらのおとしもの』のイカロスと桜井智樹の関係は、無垢な機械と人間の感情の狭間で揺れる複雑さが魅力です。ファンフィクションでは、イカロスの「空気読み」ができない性質が、逆に智樹の心の隙間を埋める過程がよく描かれます。AO3で人気の作品『Wings of Understanding』では、イカロスが夢を見るようになるシーンから、人工物が愛を理解する瞬間を詩的に表現。
特に興味深いのは、智樹が下心を超えて本気で彼女を守りたくなる心理的転換点です。ある作品では、イカロスが囁く「あなたの体温が不思議です」という台詞に、智樹が涙するシーンがありました。無自覚な依存関係が、作中で暗示された「天使型エンジェロイド」の設定と重なり、オリジナルストーリーを超える深みを生んでいます。