パシャスタイルの魅力は、何よりもその型破りな自由さにあるよね。従来のアニメや漫画の表現手法とは一線を画していて、キャラクターの感情を爆発的に表現するのに最適だと思う。
例えば『ピンポン THE ANIMATION』の湯浅政明監督の作画を見ると、パシャスタイルがどうやって瞬間的な感情の高まりを視覚化しているかがわかる。キャラクターの顔が歪み、背景が抽象化されても、むしろそれが心情をリアルに伝える。練習としては、まずデフォルメの極限を追求してみるのがいい。普段のスケッチをあえて崩すことで、パシャスタイル独特のエネルギッシュな線が生まれてくる。
重要なのは『正確さ』より『勢い』を重視すること。ためらわずに一気に描き上げることで、パシャスタイルの生命線である躍動感が生まれる。最初はバランスが崩れても気にしない。むしろそれが個性になることもあるんだ。