触手キャラクターのデザインは80年代のファンタジー作品から大きく進化してきた。初期は単なるモンスターとしての役割が多く、『デモンズブラッド』のようなゲームではグロテスクな威圧感が主流だった。
90年代後半に『エヴァンゲリオン』が登場すると、生物と機械の融合というコンセプトが加わり、触手の動きに流体力学を取り入れた緻密な作画が目立つようになった。特に戦闘シーンでのしなやかな動きは、従来の固いイメージを一変させた。
最近では『Made in Abyss』のような作品で、触手の美的要素と恐怖のバランスが洗練されている。透明感のあるテクスチャや光の反射処理が、不気味さと美しさを両立させている点が特徴的だ。