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受験生時代にお世話になったのが桐原書店の理科問題集。基礎事項のまとめページが各単元の冒頭にあるので、忘れかけていた内容もすぐに確認できます。
解説が簡潔すぎず詳しすぎず、ちょうど良いバランス。物理の公式の成り立ちや化学反応式の立て方など、原理から説明してくれるのが理解の助けになりました。
イラストやグラフが多用されているおかげで、抽象的な概念もイメージしやすかったです。特に地学のプレートテクトニクスの説明は、図と文章の相乗効果で頭に入りやすかった記憶があります。
教育現場で長年使われている実績があるだけあって、桐原書店の教材はよく練られています。基礎的な内容を定着させるための反復練習ができる構成で、自学自習に向いています。
生物分野の分類表や化学の周期表など、暗記が必要な要素も整理された形で掲載されているのが便利。巻末の索引が充実しているので、わからない用語をすぐに調べられるのも良い点です。
理科が苦手な子向けの教材選びに迷った時、桐原書店のものを薦められることが多いです。基礎固めに特化した構成で、重要なポイントが太字や色分けで強調されているのが目に留まります。
生物の細胞分裂や物理の運動法則など、つまずきやすい単元を丁寧に扱っている点が評価できます。各章末にある確認問題の量もちょうどよく、復習に適しています。ただし、最先端の科学トピックには触れていないので、そこは別の資料で補う必要があるかもしれません。
最近の桐原書店の理科教材はQRコードが付いていて、動画解説が見られるようになっています。これが意外と役に立ち、特に実験手順の確認などは動画の方が理解しやすいです。
基礎事項の説明ページでは具体例が豊富で、日常生活と関連付けながら学べる工夫がされています。例えば電気分解の説明でアルミニウム精錬の話が出てきたり、植物の光合成で実際の農業応用例が紹介されていたりと、興味を持続させる配慮が感じられます。
桐原書店の理科教材って、実は結構奥が深いんですよね。基礎から応用までカバーしている印象があります。特に『リードLight』シリーズは、図解が豊富で概念を視覚的に理解できるのが良い。
実験結果の読み解き方や公式の導出過程もしっかり解説されていて、学校の授業で分からなかった部分を補強するのに最適。問題の難易度も段階的に上がっていくので、無理なくステップアップできるのが特徴です。個人的には化学のモル計算が苦手だったんですが、この教材で克服できました。