こういうまとめ、口頭で誰かに説明するように書くのが好きなんです。ここでは『Fate/stay night』の主要キャラクターを中心に、(できるだけ)人間としての年齢とキャラ同士の関係を分かりやすくまとめます。英霊は“実年齢”が成立しないため外見年齢や役どころで補足しておきます。
・衛宮士郎(えみや しろう)/約17歳 — 高校生。物語の主人公で、争いに巻き込まれた“未熟な理想”を持つ青年。
召喚されたセイバーと主復関係になり、彼女を守ろうとする。桜や凛とは
クラスメイトで、桜とは幼なじみに近い関係。生みの親ではないが、故・衛宮切嗣の遺志や経緯が彼の人生に大きく影響している。
・セイバー(アルトリア・ペンドラゴン)/外見は十代半ば(約16歳前後) — 英霊(サーヴァント)。元は伝説の王で、人間としての寿命は短いが英霊として現在に召喚されている。士郎のサーヴァントとして行動を共にし、士郎とは主従を越えた信頼関係が物語の中心的テーマになる。
・遠坂凛(とおさか りん)/約17歳 — 凛家の令嬢で魔術師(マスター)。同級生の士郎とは最初は距離があるが、次第に協力関係へ。アーチャーは凛のサーヴァントで、アーチャーと士郎には過去と未来をめぐる特別な因縁がある。桜とは学校での付き合いがあり、やや複雑な感情を抱く場面もある。
・アーチャー(英霊)/外見は30代前半程度、実年齢は英霊ゆえ不明 — 凛のサーヴァント。士郎との関係性が物語の鍵になっており、“ある人物の未来の可能性”と強く結びつく存在。
・間桐桜(まとう さくら)/約17歳 — 士郎の幼なじみでクラスメイト。複雑な家庭事情(間桐/衛宮との関係や、間桐家での養育)を抱え、物語によっては士郎との関係が中心に置かれる。義兄的な立場の間桐慎二(しんじ)との確執も重要な要素。
・イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(イリヤ)/おおむね10歳前後(外見・設定上の子供) — アインツベルン家の“娘”として召喚側に立つ存在。バーサーカー(ヘラクレス)を召喚するマスターで、他の参加者とは敵対・対峙する場面が多い。外見年齢が低いため、他キャラとの年齢差や心理描写が強調される。
・ライダー(外見20代前半)/英霊(メドゥーサ) — 間桐慎二の関係や桜との接点など、個別の関係性が物語で描かれる。召喚マスターとの関係や桜との因縁が重要。
・ランサー(外見20〜30代)/英霊(クー・フーリン) — 英霊ゆえ実年齢不明。戦闘では独自の倫理観や職人気質を見せ、士郎たちと衝突する場面がある。
・バーサーカー(外見30代前後)/英霊(ヘラクレス) — イリヤのサーヴァントとして圧倒的な戦闘力を発揮する。英霊なので年齢は不可算だが、役割として“守護と暴走”の両面を持つ。
・衛宮切嗣(えみや きりつぐ)/故人(享年は30代ほどとされる) — 士郎の育ての親で、過去の聖杯戦争で重要な役を果たした人物。士郎の価値観形成に深く関わる存在。
・言峰綺礼(ことみね きれい)/30代後半から40代前半程度 — 教会の司祭で、聖杯戦争の監督者的立場と裏の思惑を併せ持つ。生者たちとは複雑な利害と因縁で結びつく。
ここでは主要な人物とその“年齢感”と核となる関係を優先して書きました。英霊は歴史上の存在を召喚したものなので厳密な年齢表示が難しく、作品ごとの描写(ルート差)で関係性や立ち位置が変わる点だけは念頭に置いておくと理解が深まります。