フィルター条件
ステータスを更新中
全て進行中完了
並べ替え
全て人気のあるおすすめ評価更新
婚約者の初恋が帰国した日、私は彼の親友に嫁いだ

婚約者の初恋が帰国した日、私は彼の親友に嫁いだ

万葉ドロドロ展開ひいき/自己中不倫
結婚式を1週間後に控えたある日、池田慎吾(いけだ しんご)に言われた。彼の親友・三浦暁(みうら あきら)の相手をしてくれないかって。 「1ヶ月でいいんだ。1ヶ月経ったら、すぐに迎えに行くから。 お前は昔から、誰かの『代わりの女』を演じるのが得意だっただろ。俺のためだと思って、暁が初恋の人を早くに亡くした、その心残りを少しだけ埋めてやってくれ」 私・斎藤梨花(さいとう りか)は何も答えず、迷うことなく頷いた。 だが、それは慎吾のためじゃない。 慎吾と付き合う前、私は東都で、誰かの「代わりの女」を演じることで知られていた。 だから慎吾に言い寄られたときも信じられなくて、ただの御曹司の新しい遊びだと思っていた。 99回目の告白を断った時までは。 「私はそんな良い子じゃない。お金が好きだし、今まで何人もの相手にとっての『代わりの女』を演じてきた。 もしあなたも、私を誰かの代わりにしたいなら、きっちり値段をつけましょう」 強気にそう言った私だったが、慎吾は力なく握りしめていた私の拳を解き、ブラックカードを握らせた。 その瞳には、切ないまでの愛おしさが宿っていた。 「金ならいくらでもある。お前はただ、お前らしくいればいい。俺の恋人として、いつか俺の妻として、そばにいればいい。 二度と、誰かの『代わりの女』になんてさせない」 私は慎吾を信じた。 数日前、慎吾と友人たちのメッセージ画面を見てしまうまでは。 【本命が帰国したら、代わりの女なんていらなくなるだろ?他の男に預けて、本当に寝取られるのが怖くないのか?】 慎吾の返信はこうだった。【ありえない。梨花は俺に惚れ込んでいる】 【それに、梨花と結婚しないなんて一言も言ってない。ただ、真由(まゆ)が帰国した今、昔の未練を少し埋めたいだけだ】 【暁は俺の大事な親友だ。わきまえてるはずさ。梨花には指一本触れない】 けれど、慎吾は知らない。 暁が、私に対してとっくに一線を越えていることを。
7.5K ビュー完了禁断 としてライブラリに 164 回追加されました
読む
+本棚
結婚式に未来の息子が現れ、他人をママと呼んだ

結婚式に未来の息子が現れ、他人をママと呼んだ

ころころおなか転生偽善クズ男後悔妻を取り戻す修羅場不倫
ふと目を覚ますと、和田彰人(わだ あきと)との結婚式の真っ最中だった。 死に戻った私、中島蛍(なかじま ほたる)は一瞬で現状を把握し、身につけていたベールを引きはがして、式を中止させようとした。しかしその瞬間、5歳の息子・和田学(わだ まなぶ)が突然、何もなかったはずの空間から現れた。 学は辺りをきょろきょろと見渡すと、彰人の胸に飛び込み、「パパ、やっと会えた」と言った。 学は彰人に、自分が未来から来た彼の息子だと告げた。 彰人はおかしそうに笑って、学を抱き上げると、私のほうを指差した。「じゃあさ、どうして一目で俺をパパだと言うのに、蛍のことをママと呼ばないんだ?」 学は私を一瞥もせず、冷たく言い放った。「この女はママじゃないよ。僕のママは『緋奈』っていうもん」 その言葉で、会場は静まり返った。 出席者の誰もが知っている。松本緋奈(まつもと ひな)は、彰人のかつての初恋の人だということを。 言葉を失った彰人に向かって、学は続けて言った。 「ママが昔パパの告白を断ったのはね、当時ガンだと誤診されたからだよ。迷惑をかけたくなかったからパパから離れたんだ。誤診だとわかってからやり直そうと思ったときには、パパが結婚するって聞いて…… ママはすごく悲しんでるの。このあと道路を渡るときにボーッとしてて、車にぶつかって右手が動かなくなるんだ。二度と絵筆も持てなくなるの。パパ、結婚式なんてどうでもいいから、早くママを助けてあげて!」 それを聞いて、彰人は思わず私を見て、「蛍、すまない」と言った。 私はただ手を振った。「行ってあげて。人命に関わることでしょ」 彼はほっとして笑い、去り際に念押しするように言った。「わかってくれてありがとう。彼女を助けたらすぐに戻る。式は別日に変更するだけで、取り消すわけじゃないからな」 私は返事をしなかった。彰人が足早に遠ざかる背中を見つめ、静かに視線を下ろした。 ねえ、彰人。この結婚を取り消したいのは、私のほうなのよ。
8.5K ビュー完了禁断 としてライブラリに 177 回追加されました
読む
+本棚
母の愛から逃げた日

母の愛から逃げた日

刀野楽ひいき/自己中家族もの
私・山口陽菜(やまぐち ひな)の記憶にある限り、母が私を「大事に思っている」と口にしたのは、たった三度だけだった。 1回目は、私が文系に進もうとした時だ。平手打ちされたあと、母は私を強く抱きしめ、こう言った。 「お母さんの言う通り、理系に行きなさい。お母さんは陽菜のことを誰より大事に思ってるの」 私は母に従い、理系を志望した。 2回目は、7浪目でも首都の医学部に落ちた時だ。 別の好きな教育系に進みたいと話したら、母は泣き崩れ、気を失いそうになり、こう言った。 「医者ほど安定した仕事はないの。陽菜を大事に思っているから言っているのよ、どうして分かってくれないの?」 私は母に従い、さらに2浪してやっと医学部に入学した。 3回目は、10歳年上の男との結婚を拒んだ時だ。会ったばかりの男が、私のお尻を触ってきたからだ。 そして母は、その男がどれほど条件のいい相手かを、一晩中言い聞かせた。 「これだけ歳が離れていれば、きっとあなたを可愛がってくれるわよ。お母さんがこんなにもあなたを大事に思っているのに、悪い相手を紹介するわけないでしょう?」 私は結局、母に従い翌日には役所の婚姻届の窓口でその男と並ぶことになった。 事実、母の言った通りだった。その男は、私を痛いほど可愛がってくれた。殴られ続けた私は、最後には息絶え、体は人の形をとどめていなかった。 私の死亡診断書が渡された時、母は反射的にそれを払いのけた。 「ありえない。あの子は私の期待通りに生きてきたんだから、幸せでいるはずでしょう。死ぬなんてあるわけないでしょ?」 結局、理系に進ませること、医学部へ入らせること、そして10歳年上の男と結婚させることは、母にとっての長年の未練だったのだ。 母が愛していたのは私ではなく、自分が思い描いた未来の姿だったのだ。 私はその偽りの愛のために、自分自身の人生を母の代役として過ごしてしまった。 目を開けると、母の手が今まさに私の頬へ振り下ろされようとしていた。机の上には理系クラスへの変更申請書があった。 私は身をかわし、その紙をビリビリに破り捨てた。 「お母さん。もう、そんな愛なんていらない」
6.9K ビュー完了禁断 としてライブラリに 159 回追加されました
読む
+本棚
生まれ変わった妻の華麗なる復讐

生まれ変わった妻の華麗なる復讐

花輪香逆転ドロドロ展開ひいき/自己中妻を取り戻す修羅場不倫
結婚五周年の記念日。 白石琴音(しらいし ことね)は、凄惨な交通事故に巻き込まれた。 大型トラックに、両足を何度も、何度も――実に九回も轢き潰されたのだ。 幼馴染でもあった夫の一条蒼真(いちじょう そうま)は、瀕死の妻を救いたい一心で自らの血を半分以上も提供し、医者に「どうか助けてくれ」と泣きすがった。 奇跡的に一命を取り留めた琴音。朦朧とする意識の中、我が身を削ってくれた夫へ感謝を伝えようとした彼女の耳に、病室の外から蒼真と秘書との会話が飛び込んできた。 「社長、今からでも緊急手術をすれば奥様の足は助かるかもしれません。本当に……このまま治療を放棄して、奥様を一生車椅子にするおつもりですか?」 蒼真は顔色一つ変えず、背筋が凍るほど平坦な声で答えた。 「そうだ。俺がわざわざ人を雇って轢かせたんだぞ、あいつを一生歩けなくするためにな」 「俺が愛しているのは、昔から真白悠里(ましろ ゆうり)だけだ。あの時、一条家が彼女との結婚を猛反対し、あいつの命まで狙わなければ……俺が自分の心を殺してまで、家柄だけが取り柄の琴音に近づき、結婚して子供まで作る必要なんてなかった。愛する女に、俺の妻という『立場』を与えてやれなかったことだけが、俺の生涯最大の悔いだ。だからこそ、せめて『結婚式』だけは悠里に挙げさせてやらなきゃならない」 「だが、もし琴音がそのことを知れば、絶対に式に乗り込んで狂ったように喚き散らすだろう。だから、足を奪ったんだ。一生家に閉じ込めて、何一つ真実を知らないまま生かしておけばいい」 秘書は耐えきれずにため息を漏らした。 「……社長が真白様を愛しておられるのは存じております。ですが、奥様はそこまでされるような罪を犯したのでしょうか?奥様は何も悪くありません。あなたが別の女性を愛していることも、あの日、奥様が痛みに耐えて産み落とした我が子が、直後にあなた自身の手で息の根を止められたことも……。今、奥様が我が子として愛し育てているのが、あなたと真白様の間にできた子供だということも、奥様は何もご存知ないんです。それだけでも十分にむごい仕打ちだというのに、さらに両足まで奪うなんて……」 だが、その言葉は冷酷な声によって無残に断ち切られた。 「あいつがどれだけ苦しもうが、俺の知ったことか。俺が守りたいのは悠里、ただ一人だ。 あいつが両足を失おうが、腹を痛めた子供が死のうが――悠里が流す一滴の涙には、到底及ばない」
7.6K ビュー完了禁断 としてライブラリに 243 回追加されました
読む
+本棚
ドン・ファルコーネへ、四つの贈り物を

ドン・ファルコーネへ、四つの贈り物を

ピーチー逆転ドロドロ展開ひいき/自己中不倫妻を取り戻す修羅場
私はファルコーネ家の最高顧問。一族の頭脳として、表の事業をすべて裏から支え続けてきた。 そして今日、そのすべてに自ら幕を下ろす。手塩にかけて育て上げた合法ビジネスの帳簿を引き渡し、この家との最後の糸を断ち切るのだ。 「オーレリアさん、あなたこそがこの一族の未来なんです。こんなふうに去ってしまうなんて――」 悲痛な愛弟子の引き止めが背中に突き刺さる。けれど私は苦く笑い、ただ静かに首を振った。 誰も知らないのだ。私がドンであるヴィットリオ・ファルコーネと、この三年間、ひそかに夫婦であったことなど。 この顔も、この頭脳も、この身のすべてを彼に捧げ尽くせば、いつか必ず彼の心を丸ごと手に入れられる。そう、愚かにも信じていた。 その儚い夢は、三ヶ月前、港での抗争によって無残に打ち砕かれた。 十三発もの銃弾を受けた。一刻を争う致命傷だった。一族の専任外科医を動かすには、ドンであるヴィットリオ直々の命令が必要で、私は薄れゆく意識の中、十数回も彼に電話をかけ続けた。 ようやく繋がったとき――電話の向こうから流れてきたのは、ひどく甘く、柔らかな女の声だった。 「ヴィットリオ、まだケーキ切ってないよ。ねえ、一緒に切って?」 息が、止まった。 聞き覚えのある声。私の親友であり、かつてヴィットリオが恋心を抱いていた女――カリナだった。 大量出血で意識が朦朧とする中、私はセーフハウスで自ら弾丸を抉り出し、部下に命じてファルコーネ家の診療所へと運び込ませた。 しかし、手術室へ運び込まれるその直前、ヴィットリオが血相を変えて駆け込んできたのだ。 その腕に大切に抱かれていたのは、カリナだった。「足首を捻った、すぐ診てくれ」と叫ぶ彼によって、私を救うはずだった外科医は容赦なく連れ去られた。 抗生物質の投与は手遅れとなり、傷口は無残に膿んだ。私は一週間もの間、死の淵をあてもなく漂い続けた。 ようやく目を覚ましたとき、私はスマホの暗い画面をただ見つめていた。 通知は、何ひとつなかった。 とめどなく涙がこぼれ落ちたのは、そのときが初めてだった。 本当は、わかっていたのだ。私はただ、薬を盛られたあの夜の過ちを隠すために結婚しただけの女なのだと。 醜聞を封じ込めるための、かりそめの結婚。彼にとっての私の価値は、使い勝手のいい「頭脳」と、汚れのない「体裁」でしかなかったのだ。 それでも私は――誇り高きロッシ家の隠し姫として生まれながら、その確固たる地位のすべてを手放して、彼のために帝国を築き上げたというのに。 すべては、無駄だった。 だから私は、四つの餞別を用意した。 彼ら二人が、共に地獄で朽ち果てるための、私からの最後の贈り物として。 これを置いて、私は去る。そして二度と、彼らの前にこの姿を見せることはない。
2.7K ビュー完了禁断 としてライブラリに 67 回追加されました
読む
+本棚
前へ
1
...
414243444546
コードをスキャンしてアプリで読む
DMCA.com Protection Status