リアンの魔法無数の 大きな風のかまいたちが敵である・・巨人な作者を次々と襲い斬り裂いていくゆく「うきゃあああ!!」いいのか、作者なのに・・?続けてリアンがまた魔法を唱える。「白の王国の幻獣よ! 我、白の王族が一人、リアンが命ずる、その姿を現せ!二つの顔を持つケルベロス!!」白い、透けてる半透明な姿.幻獣が空中に浮きあがる。二つの獅子の顔を持つ、ケルベロス大きさは、あの巨人な作者を上回る巨大な大きさであった!「行くがいい!!我、リアンが命じる!敵を嚙み砕いて、噛み殺せ!!」ケルベロスが飛び掛かり、炎び包まれてる巨人の肩の辺りに咬みつく。◇ ◇ ◇「ひいい!ぎやああ!!!」巨人な作者の悲鳴・・絶叫・・だから、本当にいいのか作者なのに…。◇ ◇ ◇片方の瞳は大きく開き、片方は半開きで にやりと笑うアーシュ燃えて輝く赤い焔の瞳「炎よ・・いでよ炎の竜!!我 黒の王 火竜王が命じる!敵を焼き尽くせ!」また空中から、先程のケルベロスよりも大きな炎竜が現れる!! 大きく口を開けて炎竜は巨大な炎を放つ!「うひゃあああ!ひいいい!」更なる炎に包まれ 無数のかまいたちに身体を斬り裂かれまだケルベロスは咬みついたまま今度は腕を咬む「ぎゃああ!」絶叫!◇ ◇ ◇「・・わん・・わん・・!」バックの中からわん子が呼び掛ける。アーシュにリアンの魔法が炸裂中な状況を眺めるワン子無数の大きな風のかまいたちが敵である巨人な作者を次々と襲い斬り裂いてゆく!「うきゃあああ!!」本当にいいのか・・作者なのに「ひいい!ぎやああ!!!」巨人な作者の悲鳴・・絶叫・・だから、だから、本当にいいのか作者なのに…「うひゃあああ!ひいいい!」更なる炎に包まれ 無数のかまいたちに身体を斬り裂かれまだケルベロスは咬みついたまま今度はまたも腕や手首を咬むのだった。「ワン?」二人の呪文の言葉に眉を寄せるワン子「黒の王?白の?わん、わん?」
二人の背中から、身体にしまってある翼を出現させる! アーシュは漆黒の翼、リアンは白い翼二人はジャンプして、バックの中から飛び立つ! 「あらら!」 バックから、羽のついた二人が飛び出して来た巨人こと作者は驚く!「あら~~羽付きなのね!びっくりいい!」 「あらら、上着がはだけて・・ぽっ」 ほんのり 少し赤くなる のんきに人食い巨人こと作者 二人は 巨人な作者の顔の前の空中で 羽を動かしなら、動きを一旦止めるのだった。 「俺のあの帽子、お気に入りだったんだぞ」 鬼瓦の目のアーシュ 赤い燃え上がるような焔の色の瞳が輝く「巨人な人食いさん、貴方にとどめを刺したら 頂いておきますね、バックの中の、あの巨大林檎私が風の魔法を使いますから、黒の王宮でお世話になっている方々のお土産にね」 リアン、顔は爽やか笑顔だが、目は笑ってない、淡く輝くうす青の瞳 「エイルも林檎は好きだから、喜ぶだろな」アーシュ「お前の好きにしろ、リアン、任せた炎よ!我は黒の王、火竜王サラマンデイア炎の柱よ! 敵を灰燼となすまで!燃やし尽くせ!」左手を、巨人な作者の顔に向けて 魔法を放つアーシュ 炎に包まれ、巨人な作者は絶叫する。 「ぎやああああ!」 今度はリアンが片腕を上に振り上げて 手首を曲げて手の平を上にかかげる そして、その腕を振り下ろしながら 「風よ! 風の嵐! かまいたち達よ!白のリアンが命じる!敵を斬り裂け!」
三人は巨人な女のバックの中に居たのだが…「さあ、もうすぐ、私の家ね、美味しそうな人肉ちゃん達(アーシュ達の事)も入手」雪道を行く・・巨人な作者こと人食い巨人「ふんふうん ふん♪」 ご機嫌な巨人こと作者「ミルクのシチューはもう用意したけど、パエリアもいいわねいい人肉の材料もあるし(勿論、人肉とは 三人の事!)「あら!大きなきのこ!頂きね…うふ」巨人こと作者は道の木の根元に生えてたきのこを手に取る「GETおお・・うふ」バックの中の異変に まだ気がついてない・巨人こと人食いな作者!ポイ!…と、その巨大きのこをバックに投げ込むドガ! 降ってきた巨大きのこ わん子の頭に直撃!「うきゅう~んワン!」どた!わん子 倒れて ダウン◇ ◇ ◇「・・丁度いい」アーシュ 「そうですね、わん子さんには悪いけど、起こさずに…気を失っておいてもらいましょうまだ、アーシュ殿の正体、素性はわん子さんには、秘密なんですよね」確認するリアン「では、ワン子さんは眠ってますから、風の浮遊の魔法でなく、私達の翼を使いましょう」リアン頷くアーシュ「あ、今、気がついた!俺のお気に入り帽子がないな、くそ」アーシュ「そう言えば私の買い物も.....せっかく手に入ったあの酒..なかなか手に入らないですよ.....」リアン「セルトの義妹、女官長のナーリンか 黒の王宮の召使たちにでも、今度から頼め」アーシュ「いえ、皆さん、忙しいのに、申し訳ないです 王都で飲む酒も格別ですし」リアン「一応、俺の方からナーリンには頼んでおく」◇ ◇ ◇反撃の準備を始めた。二人とも、纏っていたケープを脱ぐ 両手の手袋も外すしていたら、たまに、魔法で焼け焦げたり 破れる事があるから上着も少し脱ぐ、背中が見えるようにそして…。二人の背中から、身体にしまってある翼を出現させるのだった!
アーシュの肩が少々上がり、身体が怒りで 小刻みにふるふる。「今回は軽い押し置き程度で、すまさんとあれ程、言ったのに結局、エイルが涙を浮かべて…謝って丁度 傍にいたアル、アルティシアが心が狭いですね!ってエイルを庇って俺に抗議までして…!その後も小言の連続攻撃だった!…俺や俺のキッチンは被害を受けたのに」本当に悔しそうなアーシュ「だが、今度こそ、4度目はない!」口元を大きく伸ばし、その口元は端が歪んでいるアーシュ彼アーシュの鬼瓦な赤い赤い瞳は、半開きのやぶ睨み。「4度目もあると思いますよ、エイル・懲りないから」リアン「まあ、ここは素直に、あきらめて、もう1つ 専用のキッチンを作られたら」また、また爽やかに、にこりと笑うリアン「そうする!お前の言う通りだ!仕方ない、今のキッチンはエイルにやる!だが、あの恐ろく忌まわしい、最強のセルトを倒した(?)自爆覚悟で挑む・・あのエイルの料理あのエイルの恐ろしい料理は、命がけで、俺も食べるが・・付き合ってもらうぞ、リアン、わん子!良いな!」アーシュ、本当に目つきが怖い「・・・」リアン、静かにそっと、彼は、沈黙のまま冷や汗「・・・・」ワン子は天を見上げて、涙を流す。
フッと横を向き、わん子は思うこれまでな…巨人こと作者…わん!今度は確実にしっ~かり! 確実に最強な二人にとどめを刺される、ワン!アーシュさん、執念深いし…。リアンさんの淡い青の瞳も いつもより輝いている。もう、反撃魔法使う寸前だな、ワン「ええと…巨人が自分の家に帰る処ですワンワン!」「で、その荷物の中のバックの中です、ワン!」わん子「そうか・・」アーシュ、立ち上がるパラりとタコ糸が解けて落ちる。「魔法使っても、よかったが関節を外したが…しなくて良かったたいした事なかったな」まだ燃えているようなアーシュの赤い焔色の瞳鬼瓦の目のアーシュ・・ぽきっと音を立てて 肩の辺りと手首の関節を元に戻す「リアン!外して欲しいか? そのタコ糸 片腕でも・・」とアーシュが言いかけた時すっ・・と立ち上がるリアンさん タコ糸はパラりと解けて こちらも、そのまま落ちる。「お気つかいなく…有難うございます 片腕でも、楽々、外しましたよ」爽やか笑顔のリアンだが、目付きはまだ鋭い瞳もすでに戦闘モード「‥バックの中ですか、あ、巨大なじゃがいも とか 林檎とかあるね」リアンさんリアンはまだ平静、爽やか笑顔 でも、でも目つき鋭く、淡い青の瞳は輝いたまま…。「あの巨人倒してとどめを刺して、巨大林檎 頂かれたら? アーシュ殿・・林檎は好物でしょう」リアン「いらん!あんなデカ物ブツ! 運ぶのに風の魔法を使うのも、面倒だ!」「黒の王宮のコック達が喜びますよ」「エイルが壊した貴方のキッチン修理が遅れて、まだ直らなくて」 「アーシュ殿の趣味の料理作り…ですけどそれで、待ち切れずに、我慢出来ずに コック達のキッチンを借りていると、お聞きしましたが?」リアン「直らないじゃなくて…また、エイルの奴がキッチンを壊したこれで、三度目だ!」お怒りモードのアーシュ 腕を下にしたまま 両方 握り拳
ゆさゆさと揺れる巨人サイズのバックの中 ようやく目を覚ます三人であった。パチと目を覚ますアーシュ「アーシュさん、気がつかれましたかワン、ワン」「んっ、…もごもご」アーシュの口にはテープがしっかり貼りついている。「もごもご…もご」同じくリアンそうして、実は身体は三人とも、巨人サイズのタコ糸でぐるぐる巻きにされていたのだった。アーシュは舌を使い、テープの内側をグルグルと舐めて「ぺっ!」と吐き出す 「魔法防止みたいです、ワン、ワン!」わん子の一言 「そうか、やってくれるな、あの人食い巨人…!」アーシュの半開きの目、すでに鬼瓦の眼つき、赤い焔色の瞳、燃えている異様な輝き口元は歪み、右の方が少し開いているあ…牙のような八重歯が見えている。「・・・・」アーシュさんを完全に怒らせたなワン本当に命知らず巨人こと作者「で、わん子さん、ここは・・?」こんな状況でも爽やか笑顔のリアンさんアーシュさんと同じく舌を使って、テープを剥がしたワン、ワン・・まだ・・余裕・・あ、でも、ない・・あ、あ、あ〜!よくよく、リアンさんの顔を見るとリアンさんの目つきが、吊り上がっているワンさすがに、リアンさんは、あの鬼瓦のアーシュさん程ではないが…ワン。