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第5話

Author: みどりお茶
南崎に来て3日目、俺は教育関連の会社に入社した。

上司は俺の履歴書に目を通すと、その場で頷いた。

「小林さん、成績は悪くないな。まずは1か月、試用期間で働いてもらおう」

俺は社員証を受け取った。

「ありがとうございます。精一杯頑張ります」

祖母が亡くなってから、初めて聞いた優しい言葉だった。

俺は小さな部屋を借り、祖母の遺骨を納めた骨壺をベッドのそばに置いた。

「ばあちゃん、俺がここでちゃんとやっていけるようになったら、一緒に海を見に行こうな」

だが、仕事を始めてわずか2日目、上司に呼び出され、オフィスへ向かった。

上司は俺の目の前に退職届を押し出した。

「明日から、もう来なくていい」

俺は呆然とした。

「……どうしてですか?」

「会社は面倒事に巻き込まれたくないんだ」

そう言って、上司はスマホを机の上に置いた。

「自分で見てみろ」

画面には、10万件を超える「いいね」がついた投稿が表示されていた。

タイトルにはこう書かれていた。

【名門大学卒の男が略奪愛、恋人を取り戻すため実の祖母をわざと死なせる】

投稿には俺の写真だけでなく、大学名や本名まで載
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