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第7話

Autor: べつに
「もう、あなたの言葉は何ひとつ信じない。警察に証拠を渡して、あなたにも、大切なあの人にも……」

航平の告白に驚き、言い逃れるすべを失った美緒を指さして、私は続けた。

「犯した罪の報いを受けてもらう」

「警察はだめ!」

美緒は航平の腕をつかみ、激しく揺さぶった。

「証拠を警察に渡されたら、私たち2人とも実刑は免れないのよ!航平、しっかりして!死ぬならひとりで死になさいよ、私を巻き込まないで!」

私が証拠をまとめ、玄関へ向かって歩き出すと、航平は美緒の手を冷たく振り払い、私の手首を強く掴み止めた。

「紗和、俺が悪かった。お前にも、息子にも……」

すがるような声が途切れると同時に、サイレンが響き、玄関から警察官が入ってきた。航平がとっさに手を離すと、私は足早に警察官の背後へと身を隠し、警察官たちは瞬く間に航平と美緒を包囲した。

「一ノ瀬さん、葉山さん。殺人と違法な臓器移植に関わった疑いで通報がありました。署までご同行ください」

「ち、違うんです!」

美緒は叫んで私を指さした。

「何かの間違いです!この女です、この女を逮捕してください!私の息子を誘拐したんです!捕まえる
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