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第15話

Author: ミントソーダ
千尋は2人が誰なのか察し、心配そうに直樹を見た。

思わず一歩前に出て、間に立とうとした。

付き合い始めた日に、直樹は過去の結婚について、すべて話してくれた。妻と娘にどれほど傷つけられたのか、千尋も知っていた。

研究センターを出て街へ戻れば、いつか会うかもしれないとは思っていた。だが、こんなに早いとは。

直樹は小さく首を横に振った。自分で話すから大丈夫だと、千尋に目で伝えた。

千尋はそれを信じ、口を出さず隣で見守った。

6年ぶりに見る怜奈と芽依に、直樹の心は驚くほど静かだった。

見知らぬ人に向けるのと変わらない目で、2人を見た。

「どうしてここに?」

怜奈と芽依は戸惑った。

6年間、会いたくてたまらなかった相手を、ようやく見つけたのだ。それなのに、直樹はあまりにも平静だった。

6年前、怜奈は秘書に直樹の行き先を調べさせた。

だが返事は、足取りがまったくつかめないというものだった。まるで痕跡ごと消えてしまったようだ、と。

怜奈は信じず、あらゆるつてを使ったが、結果は変わらなかった。

最後には警察にも相談した。それでも、居場所は分からなかった。

当時、怜奈は気が
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