I Kissed A Badboy And He Was Mine

I Kissed A Badboy And He Was Mine

last updateLast Updated : 2026-01-25
By:  DeDollUpdated just now
Language: English
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Blurb “Admit it, you want me,” Frank said, staring deep into my eyes like I was the best thing he had ever seen. “I…don't.” “Real believable glasses.” He murmured, inching closer and closer. “Stop me if you truly believe your body isn't aching for me like mine is.” And then he claimed my lips in a searing hot kiss that left my body aching for him and my pussy dripping. Mimi Salvador has one rule: keep her fantasies on paper. The awkward, book-smart college writer has spent years hiding behind her laptop, secretly crafting spicy fanfiction about her stepbrother, Danny, the campus hockey golden boy. But when a mix-up at his game hands her smutty manuscript to his arrogant rival, Frank Santiago, her carefully built world combusts. Frank, cocky, tattooed, and maddeningly irresistible, should be her worst nightmare. Instead, he becomes her reluctant savior, claiming to be her boyfriend to save her from public humiliation. But pretending to date the campus bad boy comes with consequences… like stolen kisses that feel too real, late-night texts that make her heart race, and the terrifying realization that she might be writing her next fanfiction about him. Now Mimi’s torn between the boy she’s always loved and the one who’s making her rewrite every fantasy she’s ever had. In a campus where secrets spread faster than gossip, one mistake could cost her everything, including her heart. steamy, enemies-to-lovers, fake-dating hockey romance about love, lust, and learning that sometimes the best stories are the ones that write themselves.

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Chapter 1

1

葵(あおい)は想像もしていなかった。翻訳資格を取って最初に回ってきた仕事が、夫の加賀涼(かが りょう)がかつての初恋相手に送った、九十九通のラブレターを訳すことだなんて。

パソコンの画面には、感情があふれたフランス語が並んでいる。それを読んでいるだけで、胸の奥がじんじん痛くなる。

涙がキーボードに落ちるたび、あの言葉が胸の奥でもう一度、焼けるように突き刺さった。

【優衣、どれだけ遠くにいても、夜空の月みたいにずっとお前を見守っていたい。

パリに初雪が降る日は、お前と歩いたシャンゼリゼ通りを思い出す。それだけで胸が熱くなる。

三年経ったら、絶対に帰ってきて。ずっと待ってるから】

今日は本当なら、涼と葵の結婚三周年の記念日だった。

だけど今、彼の心にいるのは大学時代、留学のチャンスも大切な人も全部奪った、因縁の女、荒木優衣(あらき ゆい)。

……

葵は胸の奥がぎゅっと締めつけられて、しばらく動けなかった。そのとき、錦戸遥(にしきど はるか)からビデオ通話がかかってきた。

「ねえ葵、加賀社長、最近ちょっと変わったんじゃない?」

遥の声はいつもみたいに明るかった。「空港で偶然会ったんだ。あんたが好きなケーキまで持ってたよ。

あれ?しかも花束まで。あの冷たい男が、ついにロマンチックなことするなんて。

今日、結婚三周年でしょ?ついに幸せ掴んだって感じじゃん!」

葵はぎこちなく笑うしかなかった。

遥は違和感に気づいたみたいで、何か言いかけたけど、突然画面の向こうで声が跳ね上がる。

「葵、見て!」

画面の向こうで、涼が優衣をしっかりと抱きしめていた。

普段ならネクタイが少しでも曲がっていればすぐに直すあの男が、今は高級スーツが女性の手でしっかり握られて皺ができても、全く気にしていなかった。

優衣の頬は、まるでバラの花束よりも鮮やかに染まっていた。

二人が離れるまで、まるで時間が止まったみたいだった。

遥は元々短気な性格。そのまま突っ込んでいき、涼の背中をパシッと叩いた。

「あら、加賀社長、偶然だね。浮気相手をそんなに堂々と抱いてて、葵の気持ち考えたことある?」

涼はゆっくり振り向いて、冷たい目で遥を見たが、全く動じていない。

そのまま優衣をしっかり守るように腕を回してた。「俺と葵のことに、他人が口を出すな。

優衣はこれから加賀グループのチーフデザイナーになる。

昔のことははっきりしてないんだから、勝手に決めつけるな」

「はっきりしてない?」遥は呆れたように笑って、スマホを涼の目の前に突き出す。「じゃあ加賀社長は、新人とそんなにベタベタしてて大丈夫なの?周りから見たら……」

遥は優衣をチラッと見て、鼻で笑う。「どう見ても浮気相手じゃん」

その言葉に、涼の表情が一気に険しくなった。

周囲からもざわめきが起きる。

涼は泣きそうな優衣を強く抱いて、立ち去る前にきっぱり言い捨てた。

「遥さん、今日の暴言のツケをきっちり払ってもらう」

遥は追いかけようとしたけれど、葵が小さな声で「やめて、遥」と制した。

画面越しに葵の目が赤くなっているのを見て、遥は焦って足をバタバタさせた。「葵、加賀涼なんて最低!あんた、本当ならあの留学のチャンスだってもらえてたのに、あいつがプロポーズしたから…全部狂ったじゃん!優衣のことも『ちゃんと片付ける』って言ってたくせに、これが処分?笑わせるよね!」

その言葉に、葵の胸がまたズキンと痛んだ。でも、逆に優しい声で答える。「大丈夫だよ、遥。自分でなんとかするから、心配しないで」

遥はそんな葵の様子に、ますます怒りと心配が入り混じった声になる。「学生の時から思ってたけど、あの二人絶対なんかあるって!涼と結婚してからも冷たかったくせに、今さら優衣が戻ってきたら、ますます怪しいでしょ。あんたもちゃんと見張ってなきゃダメだよ!」

葵は小さく「うん」とだけ返し、何度も「大丈夫」と繰り返したあと、ようやく遥はしぶしぶ通話を切った。

ソファに座り込んだまま、テーブルに広げたラブレターが、胸にじんじんと刺さるようだった。

三年かけて守ってきた結婚生活は、全部自分だけの思い込みだったのかもしれない。

思い返せば、翻訳資格を取ったのも、涼が「フランスから新しいデザイナーが来る」と言ったからだ。

役に立ちたくて、半年もフランス語を勉強した。

でも、やってきたのは――優衣。

葵はソファで小さく丸くなって、もう結婚記念日を祝う気持ちなんてどこかに消えてしまっていた。

大学を卒業する時、優衣は葵のデザイン案を盗み、フランス留学の留学枠まで奪っていった。

本当は、正々堂々と戦って、自分を証明したかった。でも、ずっと片想いだった涼が突然プロポーズしてきて、彼女のデザインまで製品にして「ちゃんと取り返してやる。優衣のことは絶対に許さない」なんて約束してくれた。

そのときは、夢みたいに嬉しくて、もう優衣のことを深く追及しようなんて気持ちは消えてしまった。

だけど、涼の「罰」っていうのは、優衣を一流のデザイン学院に入れて、熱いラブレターを九十九通も送る「三年契約」だった。

それって、誰を罰してたんだろう。

この瞬間、葵はもう自分に嘘をつけなかった。涼は最初から自分を愛していなかった。

あの日のプロポーズは、ただ優衣の問題を先延ばしにするためのものだった。

涙で視界がにじむ中、玄関のチャイムが鳴る。

ぼんやり立ち上がると、そこには高級家具の配達員が立っていた。

「奥さま、加賀様のご依頼で、古い家具をすべて入れ替えに参りました」

道を開けると、結婚のときに自分で選んだベージュのソファが運び出され、代わりに優衣が好きなピンク色のソファが運び込まれてきた。

さらには、ピンク色の特注スタインウェイのピアノまで。

思い出した。ラブレターの中に【お前が戻ってきたら、リビングにスタインウェイを置いて「愛の夢」を弾く】って書かれていた。

胸の奥がギュッと痛くなる。

涼は家の中の家具を全部取り替えて、壁の絵まで新しくしていた。

葵は思わず苦笑いを漏らした。

きっと、涼が本当に一番取り替えたかったのは、この「妻」という存在なんでしょう。

配達員が会計を済ませようとしたとき、葵は涼からもらったブラックカードを差し出した。

けれど、配達員は困ったような顔でカードを返してきた。「奥さま、このカードはもう無効になっています。加賀様はすでに国内の戸籍を抜けて、新しい名義でカードを作られて、古い権限はすべて解除されているようですが……そのこと、お聞きになってませんでしたか?」

葵は、頭が真っ白になって、その場に立っているのもやっとだった。

どうして……涼は、わざわざ戸籍まで抜いてしまったんだろう。

直感的に、きっと優衣が関係していると思った。

今までにないほどの疲れが全身を覆う。

見慣れたはずの家が、急によそよそしく感じて、もう、これ以上こんな愛のない結婚を守るのは無理だと悟った。

記念日のために用意していた食材を配達員に渡して、震える手で先輩にメッセージを送る。

【先輩、星野グループの海外常駐翻訳の仕事、引き受けます】

そのあと、もう一人に電話をかけた。

「直人(なおと)、離婚協議書を作ってほしい。それと、人をひとり調べてほしい」
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