Soul the Assistant

Soul the Assistant

last updateLast Updated : 2021-10-31
By:  Affad DaffaMageCompleted
Language: Bahasa_indonesia
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Synopsis

Ada satu hal yang katanya paling tidak disukai oleh para mahasiswa, baik yang baru maupun yang lama, di Fakultas Teknologi Elektro dan Informatika di akademik kuliah kampus ini: lab program. Berurusan dengan asisten-asisten yang tidak pernah ragu mengasih tugas, praktikum yang sulitnya seperti mencari tujuh bola sakti kecuali mereka diberkahi, dan juga lembaran demi lembaran tugas yang harus mereka kerjakan dari silabus praktikum sebelum asistensi. Tambahkan asisten baperan, maka jadilah satu semester yang tidak menyenangkan. Apakah sepenuhnya benar demikian? Ikuti perjalanan seorang perempuan bersama delapan rekannya dalam petualangan menghadapi asisten paling rumit di kampus FTEI.

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Chapter 1

1. The Lab

「母さん、なんだよその汚い格好は。今日は矢島家の人間も、会社の偉い人たちも来てんだぞ。こんなみっともない親がいるって知られたら、俺の立場はどうなると思ってるんだ!」

恭一は私の姿を見るなり、露骨に顔をしかめた。乗り継ぎバスで疲れた体に鞭打ちながら、私は精一杯の笑顔を作った。

息子の結婚のために、私は長年住み慣れた家を手放した。バブル前に買った家だったから、なんとか今の相場で恭一たちの新居のローンの頭金になった。ありがたいことに、藤原グループに入社した息子の将来を見込んで、不動産屋さんも融資を通してくれた。

家を売った後は、少しでも出費を抑えようと、駅裏の古いアパートの六畳一間で暮らすことにした。窮屈で不便だけれど、息子が幸せな家庭を築けるなら、それだけで私は満足だった。

けれど恭一は、「あんな場末のボロアパートに住んでるなんて恥ずかしい」と、婚約直後から新居に引っ越してしまった。

今朝も、遅刻しそうだから車で迎えに来てと頼んだのに、明日から新生活なんだ。余計な手間かけんな」と、突き放すように言い放った。

仕方なく、朝一番のバスに飛び乗って、なんとか人前式に間に合ったというのに。

ところが会場に着くなり、息子から浴びせられたのは容赦のない叱責だった。

恭一の声は周りにも聞こえていただろう。近くの参列者たちが、私の方をちらちらと見ている。

あからさまな軽蔑の視線に、私は顔を上げる勇気もなかった。

それでも、取り繕うように笑って、小さな声で言った。

「これね、恭一くんが大学生の時に買ってくれた服なの。大切な日まで取っておいて......」

「うっせえな。めぐみが来る時間だ。お前の姿なんか見せたくねえんだよ」

息子は私の言葉を遮り、いらだたしげに続けた。

「それと、親族紹介の時も、壇上になんか来んじゃねえぞ。矢島家の連中の前で恥かかせんな」

そう言い放つと、私の不自由な足を一瞥し、踵を返して豪華なホテルのエントランスへと消えていった。

息子の背中と、華やかな式場の装花を眺めながら、私の胸は締め付けられるように痛んだ。

「新郎様はお若いのに、有望な方だそうですわね。藤原グループのエリート社員で、幹部候補とか」

「新婦様とは大学時代からのお付き合いだとか。ご実家も、一人娘の結婚とあって、新居のマンションまでプレゼントなさったんですって」

新居のマンション?私は首を傾げたが、すぐに打ち消した。ただ、周りの賞賛の声を聞くたびに、ほんの少しだけ誇らしい気持ちになった。あの息子を育てたのは、この村瀬さくらなのだから。

「お色直しのお車が到着しました!」

歓声が上がり、会場の視線が純白のリムジンに集まる。

私は怪我をしていない方の足で背伸びをし、嫁の顔を一目見ようとした。

人々が一斉に押し寄せ、私はバランスを崩して転んでしまった。腕が火傷したように痛んだが、幸い近くにいた初老の紳士が支えてくれたおかげで、大事には至らなかった。

痛みをこらえながら、息子が車のドアに手をかける様子を見つめた。

「お色直しのお車代をいただかないと」

付添いの女性たちが、冗談めかして声を上げる。

「ご祝儀は、ちゃんと弾んでもらわないとね!」

私は古びた布の手提げを強く握りしめた。結婚式の費用と新居の頭金のために、私は家を売り、貯金も全て息子に渡してしまった。今の私の財布には、来月の家賃として残しておいた4千円しかない。

恭一が営業スマイルを浮かべながら、ご祝儀袋を差し出すのを見たが、めぐみは満足げな様子もなく、車から降りようとしない。

困り果てた恭一は、まっすぐ私の方へ向かってきた。

「おい、早くお車代出せよ。これは儀式なんだ。お前のせいで村瀬の恥さらすわけにはいかねえんだよ」
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