同じベッドの上で、後ろから晴翔が理玖を抱いている。
熱い手が理玖の腹に回って、それ以上に熱い舌が背中を舐め上げた。
「ひゃぁ……」
力が抜けて、間抜けな声が漏れた。
「理玖さんの背中、綺麗。噛み跡とキスマーク、いっぱい付けたい」
理玖の肩を晴翔が甘噛みする。
ビリビリと甘く痺れて、股間が疼く。
「んっ……」
強く吸い付かれて、やっぱり声が漏れた。
晴翔が、また硬くなった股間を理玖の尻に押し付けた。
「もう一回、したいけど、流石に職場だからね……」
晴翔が残念そうに呟く。
就業時間を過ぎているとはいえ、職場のベッドでシてしまったのは、反省する。
晴翔が理玖の肩に顔を埋めてスリスリした。
「うわぁ、俺、理玖さんとエッチしちゃった。夢みたい」
それは、むしろ理玖の方が思う。
憧れで、手が届かないと思っていた大好きな人が、自分を抱いている。
理玖は自分の左胸に指を滑らせた。
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