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第8話

작가: 夏霞み
悠真が入院していた週、莉央が一度見舞いに来たらしい。

それは後になって、瑶子から聞いた。

瑶子が送ってきたのは、莉央のSNS投稿のスクリーンショットだった。

写真の中で、悠真は病院のベッドにもたれ、左腕に包帯を巻いたまま、うつむいてスマホを見ている。

添えられていた文章は、こうだった。

【悠真先輩が私を手伝ってけがをしてしまいました。本当に申し訳ないです。でも先輩は、気にしなくていい、力になれてうれしいって言ってくれました】

コメント欄は、彼女を慰める言葉で埋まっていた。

【悠真先輩は優しい、気にしなくていい、こんなにいい先輩がいて幸せだね】

みんな、そんなことばかり言っていた。

瑶子から音声メッセージが届いた。

「杏奈、怒ってない?」

「何に怒るの?」

私はスマホをテーブルに置いた。

「莉央が言っていることは事実だもの。悠真が彼女に優しいのは、本当でしょう」

「じゃあ、あなたは?あなたたちの五年間は何だったの?」

私は答えなかった。

何だったのだろう。

私の独りよがりだったのだ。

我慢すれば大切にしてもらえると思っていた。

物分かりよくしていれば
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