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第6話

作者: 灯り
もともと、あの連中が陽菜に愛想よくしていたのも、ただ悠斗に気を遣っていただけだった。

裏では、誰が愛人から成り上がった女が産んだ隠し子なんて本気で相手にするものか。

陽菜がすっかり調子に乗っていて、しかも悠斗もああいう態度だったものだから、もう誰も容赦しなくなった。

そのまま一斉に陽菜へ襲いかかった。

一方、病院へ駆けつけた悠斗は、伊織の母の病室をどうしても見つけられなかった。

彼はひどく険しい顔のまま、病院の会議室に座っていた。

院長が自ら同席し、へつらうように茶を注ぐ。

「小林社長、ずいぶんご無沙汰でございます。今夜こんな時間にお越しになったのは、いったい……」

悠斗はコップをいきなり床へ叩きつけた。

「誰の許可で俺の義母さんの病室を変えた!」

その場にいた全員がきょとんとした。院長は眉を寄せ、不思議そうに聞き返した。

「病室を変えた、とは?」

悠斗は陰鬱な声で言った。

「山本伊織の母親だ。前は301号の特別病室にいたはずだろう」

院長はどこか奇妙なものを見るような目で悠斗を見た。

「奥様のお母様は……すでに亡くなられておりますが?」

そう言うと、院
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