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10話

مؤلف: 東雲桃矢
last update تاريخ النشر: 2026-04-14 14:04:03

 2週間後、塚本から連絡が来たため、仕事帰りに探偵事務所に行く。事務所には彼ひとりしかおらず、電気も最低限しかつけていないため、薄暗い。きっと、最低限あればいいという性格なのだろう。

「旦那さんですが、他の女性とも不倫関係にありました」

 差し出されたA4サイズの封筒を開けると、報告書と数枚の写真が入っていた。写真に写る女の顔を見て、思わず失笑する。

「知り合いでしたか?」

「えぇ、高校時代の同級生です」

「そうでしたか。報告書にも書いてありますが、女性の方から旦那さんに声をかけていました。いわゆる逆ナンってやつですね」

「あの子がしそうなことね……」

 写真を眺めながら返事をする。写真には、星羅とホテルに入ったり、腕を組んで歩いたり、路地裏でキスや性行為をしている和人が写っていた。

 もちろん、和子との写真もあり、年齢にそぐわない若い格好で、和人とデートをしたり、ホテルに入ったりしている。家の前でキスをしている写真もあった。

「それと、音声データも入手しました。あなたのことを貶しているので、気分が悪くなったらすぐに言ってください。止めますので」

「分かりました」

 沙綾が返事をする
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