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先生でいるの、やめてもいい?

Auteur: Amy
last update Date de publication: 2026-10-23 22:42:56

午後9時50分。

金曜の夜。

私はダーツラウンジのカウンターで、細いグラスの炭酸水を飲んでいた。

友達と来る予定だった。

でも友達は残業で来られなくなった。

〈本当にごめん。先やってて〉

先やってて、と言われても。

1人でダーツ。

できなくはない。

でも、ちょっと勇気がいる。

私はとりあえず1ゲームだけやることにした。

矢を3本持つ。

構える。

投げる。

1本目。

外側。

2本目。

さらに外。

3本目。

壁には当たらなかった。

それだけで偉い。

「狙ってそれですか?」

横から声。

振り向く。

30代前半くらいの男性。

黒いシャツ。

袖は肘まで。

手にはダーツ3本。

「失礼ですね」

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