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4:暗闇の襲撃【3】

Auteur: 琉斗六
last update Date de publication: 2026-04-28 10:40:43

『これっ、ジェラートはどうしたのじゃ!?』

 部屋に入ってきたマハトが、大きな黒いマントのような物を着た、背の高い人物を床に降ろしているところに、タクトがいた調子で訊ねる。

 が、マハトにはタクトの声は聞こえない。

「マハさん、あの子は?」

「羽ばたきと足音が聞こえたので、追える足音を追ったんだが。子供は一緒じゃなかった」

『追う相手が間違っておるではないかっ! 役に立たない残念サウルス野郎め!』

「いや、暗闇で飛んでる敵は追えないでしょ。片割れだけでも、捕まえられるのはすごいって」

「クロスさん、タクトと言う人は、まだこの部屋に居るのか?」

「うん。居るよ」

「いろいろ聞きたいことがあるんだが、タクトは俺の質問に答えてくれるだろうか?」

『おいヘタレ、そこなサウルスに短剣を渡すのじゃ!』

「え、コレ?」

『そうじゃ、早く渡せ!』

 クロスは少年がソファに置いた短剣を手に取ると、マハトに差し出した。

「なんか良くワカンナイけど、タクトさんが、コレをマハさんに持って貰えって」

「俺に?」

 訳が解らないながらも、マハトはクロスから短剣を受け取る。

『どうじゃ聞こえるか! この
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